物流・運送業者、製造現場の資材管理部門によくある課題
資材の動きが不透明
トラックに積載中の資材の状態が不透明
資材管理作業の手間がかかる
人手不足や従業員の高齢化
資材管理にかかるコストの削減
資材の所在管理に手間がかかる
電波が遠くまで届くアクティブタグ ZETag®(ゼタグ)
物流業界を取り巻く環境はコロナ以後、大きな変化がありました。テレワークや巣ごもりなどの影響で宅配便の個数が急増。一方で日本国内の労働人口は年々減少し、物流現場の作業効率化・労働負担の解消が課題となっています。
ZETag®は、LPWA(Low Power Wide Area)の長距離伝送を活用し、低消費電力でID情報を一定間隔おきに発信するアクティブタグ※1です。管理したい物品にZETag®を取り付ければ、ZETag®が一定時間ごとに自ら発信するID情報を物流倉庫などの拠点に設置したアクセス
ポイント(以下、AP)が自動的にキャッチ。一定時間ごとに管理対象物の所在を把握することが可能になります。
パッシブタグ※2では現地にてリーダーで読み取り作業が必要ですが、アクティブ型のZETag®ならAPでタグ情報受信が可能になるため、離れた場所から検知できます。製品・モノの細かい管理に適しているRFID(ICタグ)ソリューションに対し、ZETag®は倉庫全体といった広範囲での物流管理が可能です。
TOPPANのRFIDソリューションやTOPPANの製造DXソリューション「NAVINECT」と組み合わせてご活用いただくことでより高い効果を発揮します。
※1…電池を内蔵し、自ら電波を発信するタグ
※2…電池を内蔵せず、リーダーからの信号を電力に変換して発信するタグ
ZETag®の活用で物流業務を効率化
用途にあわせて選べるZETag®ラインナップ
ZETag® ID情報のみ発信するアクティブタグの標準版、パッシブタイプのRFID(NFC/UHF)・温度センサを連携したZETagRFID版、
GPS・温度センサを連携したZETagGPS版など用途に合わせて複数のラインナップを開発しました。
データの収集、管理から見える化までを一貫してサポート
高セキュリティのクラウドベースの管理システム「ZETagDRIVE®」
ZETagDRIVE®はZETag®通信に必要なサーバーと、ZETag®で収集したデータを可視化できるアプリを兼ね備えたプラットフォームサービスです。強固なセキュリティを担保しつつ、分散アーキテクチャで大規模なZETag®のアクセスを実現しました。
API連携で、既存の物流システムとの連携も可能です。
ご活用事例
実証実験にZETag®が採用されました。
保有する光ケーブルドラムがどの資材置き場に保管されているかの判別に成功
【これまでの課題】
・保管場所の管理方法が人的
・正確な保管場所の把握が難しい
・従来のRFIDでは短距離通信のため現地にてリーダー読み取り作業が必要
【検証結果】
・2箇所の資材置場にAPを設置
・資材を移動させ、それぞれのAPが検知する受信感度の変化を観察
・どちらかの資材置き場にある場合、受信感度の分布が明確に分かれた
*本事例紹介はZETA Alliance資料から一部引用しました。
倉庫内で、ZETag®をつけた中量棚の所在をエリア毎に自動検知することに成功
【これまでの課題】
・倉庫の1Fと2Fを中量棚が往復するため所在・台数管理が難しい
・現状、各フロアに常時人を配置しトランシーバーでの連絡でエリア毎の稼働状況を把握している
【検証結果】
・各フロアの両端、計4箇所にAPを設置
・中量棚を移動させ、それぞれのAPが検知する受信感度の変化を観察
・各エリアのAPの受信感度分布が分かれた
ZETag®の特徴
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- 小型・薄型、最長で約4,000mの長距離通信 アクティブタグ(通信距離が少し長い)・パッシブタグ(小型・低コスト)の両方の利点を兼ね備えています。ZETAの次世代規格「Advanced M-FSK変調方式」に対応することによって、高い通信感度を実現し、4,000mの長距離通信(通信環境や使用条件により増減)や、倉庫・工場の奥など電波が届きにくかったエリアでの通信が可能になり、少ないAP設置数で効率的に管理することができます。
アクティブタグ(通信距離が少し長い)・パッシブタグ(小型・低コスト)の両方の利点を兼ね備えています。ZETAの次世代規格「Advanced M-FSK変調方式」に対応することによって、高い通信感度を実現し、4,000mの長距離通信(通信環境や使用条件により増減)や、倉庫・工場の奥など電波が届きにくかったエリアでの通信が可能になり、少ないAP設置数で効率的に管理することができます。
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- リーダーでの読み取り不要!自動検知で所在管理・輸配送の管理の効率化 ZETA APのネットワーク圏内に、ZETag®があるかないかを自動検知できます。タグ単体が小型・軽量のため、簡単に物流資材に取り付けられます。資材がどこからどこへ持ち運びされたかを測定するため、物流循環資材の管理や輸配送の効率化をお約束します。
ZETA APのネットワーク圏内に、ZETag®があるかないかを自動検知できます。タグ単体が小型・軽量のため、簡単に物流資材に取り付けられます。資材がどこからどこへ持ち運びされたかを測定するため、物流循環資材の管理や輸配送の効率化をお約束します。
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- 超低消費電力で稼働
IoT向けLPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格 ZETA(ゼタ)のメリットを生かし、低消費電力で広域をカバーできます。
・単方向通信、ユーザデータを最大50バイト送信可能なプロトコル
・ボタン電池で30,000回以上の通信が可能(※620mAhの電池の場合)
IoT向けLPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格 ZETA(ゼタ)のメリットを生かし、低消費電力で広域をカバーできます。
・単方向通信、ユーザデータを最大50バイト送信可能なプロトコル
・ボタン電池で30,000回以上の通信が可能(※620mAhの電池の場合)
資産管理「ZETag®(ゼタグ)」と組み合わせて導入いただけます
TOPPANの製造DXソリューションのご紹介
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NAVINECTで実現する 製造デジタルトランスフォーメーション NAVINECTはTOPPANが提供する製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するサービスです。 なぜ、製造DXなのか? 企業の社会的責任とDXや未来志向の製造DXについて詳しく解説しています。
くわしくはこちら
ZETag導入のメリット
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作業負荷をかけずに
自動で入出庫検知可能製品を載せた資材や高価な資産にZETagを取り付けつけ、出荷元・中継拠点・納品先にそれぞれAP(基地局)を設置することで、各拠点で着荷・出荷を自動で検知できます。 これにより対象物の移動履歴が自動で記録されるため、トレーサビリティが向上します。
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循環資材や資産の状況を
一元管理循環資材や製品・機械等の資産にZETagを取り付け、関連拠点にAP(基地局)を設置することで、各拠点における対象物の有無/保管状態をリアルタイムで監視できます。 これにより在庫把握の手間削減や資材・資産の効率的な采配が可能です。
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ZETagGPS版を用いて
広域で所在確認屋外に保管してある循環資材や製品・機械等の資産にZETagGPS版を取り付けることで、広範囲にわたるエリアで緯度経度による所在確認が可能になります。 これにより屋外まで行き資産を確認する手間が削減可能です。
導入までのステップ
導入までのステップをご紹介します。
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STEP 1
ヒアリング
概要のご説明および、貴社の課題をヒアリングさせていただきます。
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STEP 2
ご提案
現場確認とともに、実証試験などのシミュレーションをいたします。
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STEP 3
実証試験
シミュレーションをご確認いただいたのち、実証試験を行い、結果をご報告します。
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STEP 4
お見積もり
シミュレーションと実証実験をもとに、必要機器なども含めたお見積もりをご提示します。
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STEP 5
ご契約
費用面をご検討いただき、ご承認いただいたのち、正式なご契約になります。
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STEP 6
現地導入設定
導入に向けた設定をおこないます。
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STEP 7
運用開始
運用を開始します。
よくある質問
お客さまからよくお寄せいただく質問をご紹介します。
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これまでのアクティブタグとは何が違うのですか?
条件次第では4,000m程度の通信が可能で、従来のものより通信距離が長いです。また、タグの価格も安価にご提供できる予定です。
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どのような用途に使われることを想定しているのでしょうか?
物流、製造などの現場での資材管理、社有車管理など、モノがどのエリアにあるのかを把握するのに適しています。
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国家間の輸配送をトレースすることはできますでしょうか?
現状、周波数変更機能などが実装されていないため、各国ごとの電波法への対応ができません。
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ユーザーのサーバーやシステムと連携することは可能でしょうか?
APIで連携することが可能です。
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「見える化」などのアプリケーションは付いていますでしょうか?
マップへの位置表示、移動経路表示、ジオフェンス等の見える化アプリケーションをご提供します。
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ZETag®の導入金額を教えてください。
お客さまごとに要件定義が異なりますので、お問い合わせフォームよりご相談ください。
関連サービス
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IoT 向けLPWA通信「ZETA」
低消費電力・長距離通信・低コストを兼ね備えたIoT向け通信インフラ。
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自治体DX 遠隔獣害対策「リモワーナ®」
遠隔獣害対策「リモワーナ®」
獣害対策となる「罠」の遠隔監視で見回り負荷を軽減! -
リモート水位監視ソリューション「スイミール®」ー自治体DX
水位センサー/冠水検知センサーから得られる情報をZETAの通信を介して見える化します。
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物流データ可視化サービス「LOGINECT®データ可視化」
データの一元管理で物流業務を見える化し、効率的な意思決定をご支援するデータ可視化サービスです。
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RFIDタグソリューション
RFIDタグ媒体の設計・開発はもちろん、最適なリーダライタの選定や運用設計、システム開発、導入支援までワンストップでご提案します。