コラム

非住宅でも「木目調の外壁」がトレンド|種類、メリット・デメリット、デザインのコツ、施工事例を解説

住宅・非住宅を問わず、木目の仕上げ材を外壁に取り入れるデザインが人気です。しかし、木目調の外壁に用いられる外装材は木質と非木質に分かれ、それぞれメリットとデメリットに違いがあります。

そこで今回は、1900年創業の“TOPPAN”が「木目調の外壁」について、仕上げ材別の特徴とデザインのポイント、おしゃれな採用事例を詳しく解説します。最新トレンドなど、多くのお客様からいただく質問も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


◎◎

<目次>

■ 木目調の外壁に用いられる外装材|特徴とメリット・デメリット
■ 木目調外壁「デザイン&外装材選び」のポイント
■ 木目調外壁のおしゃれな施工事例
■ 「木目調の外壁」に関するよくある質問
■ TOPPANの高意匠な不燃内外装意匠材「FORTINA」
■ まとめ


■ 木目調の外壁に用いられる外装材|特徴とメリット・デメリット

木目調の外壁に用いられる外装材には、いくつかの種類があります。

無垢材

羽目板(はめいた)とも呼ばれ、天然木を板状に加工し防腐・防虫処理したもの

木質系サイディング

木材繊維を圧縮成型したタイプや、木材チップにセメントを混ぜて固めたタイプなど

窯業系サイディング

セメント質原料・繊維質原料・混和材の混合原料を成形し、木目をプリントしたもの

金属系サイディング

木目シートを貼ったガルバリウム鋼板・ステンレスなどを押出成形したもの

木目調タイル

木目の凹凸や質感を表現した窯業系タイル材

アルミスパンドレル

JIS H 8602(アルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜)やJIS H 4100(アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材)の規定を満たした外装材

※JIS規格:日本産業規格を指し、日本国内で生産される製品の品質・性能・安全性・試験方法を定めるもの

  • ・無垢材
  • ・木質系サイディング

「木質系外装材」

天然木を加工して作られ、木そのものの見た目や質感を活かせる

  • ・窯業系サイディング
  • ・金属系サイディング
  • ・木目調タイル
  • ・アルミスパンドレル

「非木質系外装材」

表面に木目を印刷したり、木目の化粧シートを貼ったりする仕上げ材で、コスト・耐久性などにおいて利点がある

【ポイント】
木目調の外壁には、木質系外装材と非木質系外装材が用いられ、一般的には劣化を見つけやすくメンテナンスしやすい住宅分野・小規模建築物には「木質系」、法令の制限が多く、メンテナンスの手間や費用が多い非住宅分野・中大規模建築物には「非木質建材」が選定されます。

無垢材(羽目板)

外装材として施工される無垢材は、一般的に羽目板(はめいた)と呼ばれ、フローリング材のように長い板材の端部に凹凸加工されていて、連結しながら施工できる木材を指します。

耐用年数

  • ・適切なメンテナンスを行えば20〜40年程度の耐用年数
  • ・維持保全の状態によっては、50~100年以上長持ちする可能性がある
  • ・温度・湿度環境や日当たり、メンテナンス状況などによっては、10年経たずに劣化する場合も多い

メリット

  • ・天然木の質感と見た目
  • ・多孔質による高い断熱性
  • ・その他の材料よりも軽く柔らかい(※1)ため加工や運搬効率が良い
  • ・他の材料よりも材料コストを抑えられる(※2)

デメリット

  • ・温度や湿度の変化によって変形しやすい(反り・ねじれ・割れ)
  • ・羽目板は、広い面積を施工すると工事手間がかかる(施工コストアップ)
  • ・樹種(色味・木目)のレパートリーが限定的
  • ・自然素材であるため、色・品質にムラがある
  • ・屋外へ施工する場合は、防腐・防虫処理が必須(注入薬剤は、15〜20年で無効になる可能性あり)
  • ・無塗装では耐水性が低く、表面塗装が必須
  • ・再塗装などのメンテナンスが必要
  • ・メンテナンスを怠ると、木材腐朽菌・シロアリ・苔・藻が繁殖する(意匠性・耐久性が低下)
  • ・特殊建築物(※3)や中規模以上の建物、防火・準防火地域内の建物などは、建築基準法の防火規定をクリアするために設計の工夫が必要

※1主に外壁仕上げ材に用いられる杉などのソフトウッドの場合

※2希少樹種は除く

※3特殊建築物:建築基準法第2条の2で定める公共性が高い建築物や周囲環境への影響が大きいと想定される建物。学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵場、と畜場、火葬場、汚物処理場、その他これらに類する用途に供する建築物が該当する。

木質系サイディング

木質系サイディングとは、木質繊維を圧縮成形したものや、木材チップとセメントを混ぜて固めたものを指します。

耐用年数

  • ・サイディング本体は20〜40年程度の耐用年数が期待できるが、10〜15年程度で表面塗装が必要
  • ・サイディングの継ぎ目や窓などとの取り合い部分(※1)に施工するシーリング(コーキング)材は、5〜15年で増し打ち(※2)もしくは打ち替えが必要

メリット

  • ・天然木の質感と見た目
  • ・多孔質による高い断熱性
  • ・柔らかいため加工しやすい
  • ・工業製品なので、見た目・品質の均一性が高くムラがない

デメリット

  • ・サイディングの継ぎ目や取り合い部分にシーリング目地が必要(サイディングより耐用年数が短く、雨漏りを防ぐためにはこまめなメンテナンスが必須)
  • ・表面が風化するため、保護塗装が必要(一度塗装すると、定期的な再塗装も必須)
  • ・製品(メーカー・木目・カラー)の選択肢が少ない
  • ・材料コストが高い

※1取り合い部分:建築においては、異なる部材が接合する部分を指す(例:外壁と窓サッシや換気口など)
※2増し打ち:既存シーリング(コーキング)目地の上から、重ねてシーリング処理する工法

窯業系サイディング

窯業系サイディングとは、JIS A 5422でその基準が規定されており、セメント質原料・繊維質原料と混和材からなる混合原料を成型した外壁材です。

耐用年数

  • ・サイディング本体は20〜40年程度の耐用年数が期待できるが、10〜15年程度で表面塗装が必要
  • ・サイディングの継ぎ目や窓などとの取り合い部分に施工するシーリング(コーキング)材は、5〜15年で増し打ちもしくは打ち替えが必要

メリット

  • ・カラーバリエーションが豊富
  • ・多孔質による高い断熱性
  • ・住宅用は材料コストが安い
  • ・大判パネル材なので、施工効率が高い
  • ・工業製品なので、見た目・品質の均一性が高くムラがない
  • ・防火・耐火性能が高い

デメリット

  • ・木目のリアリティが低い
  • ・サイディングの継ぎ目や取り合い部分にシーリング目地が必要(サイディングより耐用年数が短く、雨漏りを防ぐためにはこまめなメンテナンスが必須)
  • ・表面が風化するため、保護塗装が必要(一度塗装すると、定期的な再塗装も必須)
  • ・蓄熱する(日射熱の影響が大きい)
  • ・重量があり、建物に荷重負荷がかかる

金属系サイディング

金属系サイディングとは、JIS A 6711において定められるガルバリウム鋼板やステンレスなどで作られた板状の外壁材を指します。

耐用年数

  • ・サイディング本体は20〜40年程度の耐用年数(表面塗装できないものもあるので要注意)
  • ・キズやもらいサビなどによって短期間で劣化する可能性がある
  • ・サイディングの継ぎ目や窓などとの取り合い部分に施工するシーリング(コーキング)材は、5〜15年で増し打ちもしくは打ち替えが必要

メリット

  • ・カラーバリエーションが豊富
  • ・住宅用は材料コストが安い
  • ・大判パネル材なので、施工効率が高い
  • ・工業製品なので、見た目・品質の均一性が高くムラがない
  • ・防火・耐火性能が高い
  • ・軽量で、建物にかかる荷重負荷が少ない
  • ・継ぎ目のシーリング目地が木質系・窯業系より少ない

デメリット

  • ・木目のリアリティが低い
  • ・サイディング自体には断熱性がない(裏に断熱材が貼ってあるものも)
  • ・サイディングの継ぎ目や取り合い部分にシーリング目地が必要(サイディングより耐用年数が短く、雨漏りを防ぐためにはこまめなメンテナンスが必須)
  • ・衝撃に弱い(凹みやすい)
  • ・紫外線や雨風の影響で、表面の化粧シートがひび割れたり退色(褪色)したりする
  • ・深いキズがつくと、サビ(※1)が発生する

※1ガルバリウム鋼板やステンレスはサビ(腐食)に強いが、全くサビない訳ではない

木目調タイル

木目調タイルとは、土や粘土などの主原料を高温で焼き固め、表面仕上げで木の木目や質感を再現したものを指します。

耐用年数

  • ・タイル本体は30年以上劣化・色褪せしないものもある
  • ・タイル目地は、モルタル・シリコンのどちらも10〜15年で増し打ちもしくは打ち替えが必要

メリット

  • ・高いレベルの印刷技術により、リアルな木目の製品が多い
  • ・1つずつのサイズが小さいため、狭い面積でも材料ロスが少ない
  • ・現場加工しやすい
  • ・工業製品なので、見た目・品質の均一性が高くムラがない
  • ・防火・耐火性能が高い

デメリット

  • ・カラーバリエーションは限定的
  • ・材料・施工のどちらもコストが高い
  • ・目地が痩せたり割れたりするとメンテナンスが必要(放置するとタイルの浮き・剥がれや雨漏りの原因に)
  • ・施工面積が広いと建物への荷重負荷が大きい

アルミスパンドレル

アルミスパンドレルとは、連結できるように折り加工されたアルミ製外装材で、表面の化粧シートによって多彩なデザイン・カラーを表現できます。

耐用年数

  • ・2030年はメンテナンスフリー

メリット

  • ・パネルの継ぎ目にシーリング目地が必要ない(取り合い部分を除く)=メンテナンスの手間やコストが少ない
  • ・木目の中でもカラーバリエーションが豊富
  • ・高いレベルの印刷技術により、リアルな木目の製品が多い
  • ・サイディングよりもさらに施工効率が良い(ビルなど大規模建築物におすすめ)
  • ・現場加工しやすい
  • ・工業製品なので、見た目・品質の均一性が高くムラがない
  • ・防火・耐火性能が高い
  • ・軽量で、建物にかかる荷重負荷が少ない

デメリット

  • ・材料コストが高い(ただし、長寿命でメンテナンスが少ないため、長期的なコストを抑えられる)
  • ・衝撃に弱い(凹みやすい)
  • ・紫外線や雨風の影響で、表面の化粧シートがひび割れたり退色(褪色)したりする
  • ・深いキズがつくと、サビ(※1)が発生する

※1アルミニウムはサビ(腐食)に強いが、全くサビない訳ではない

【ポイント】
TOPPANのアルミスパンドレル「FORTINA(フォルティナ)」は、化粧シートとアルミニウムを組み合わせた不燃意匠材で、トレンドであるマット表現を採用し、紫外線や雨風による化粧シートのクラックや絵柄の退色・変色を抑えた高い耐候性を持ち合わせています。

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■ 木目調外壁「デザイン&外装材選び」のポイント

木目調の外壁を設計プランに取り入れる際には、デザインと外装材選びのポイントを押さえましょう。

全面・アクセントのどちらにするか検討

まずは、木目調の部分を全面にするのか一部分にしてデザインのアクセントにするのか検討しましょう。デザインのバランスに加えて、予算計画やメンテナンスを考慮し、木目調にする面積を決めることが重要です。

部分的に採用する場合は、周囲の外壁材やエクステリア部材(アルミ手すり・ルーバーなど)との調和性もポイントになります。

デザインのトレンドをチェック

最近のトレンドは、コンクリートや金属など無機質な素材と、木目調・石目調などナチュラルな印象の素材を合わせる「異素材ミックス」です。

住宅・非住宅を問わず、外観デザインにグレー系・ベージュ(グレージュ)系・ホワイト系の木目と、コンクリート・メタル調の素材を組み合わせ、シンプルかつクールモダンな雰囲気に仕上げる事例が増えています。

コスパをチェック(価格とメンテナンス)

ずっと使い続けられる建物を建てる場合は、住宅・非住宅のどちらも、コストパフォーマンスが高い材料を選びましょう。

外装材は、「安価だが耐用年数が短くメンテナンスが必要」な素材と、「高価だが耐用年数とメンテナンスを必要とする期間が長い」素材があります。

外装材の種類

価格(材料費)目安

メンテナンス周期

耐用年数(通常仕様の場合)

無垢材

0.7〜1.5万円/㎡

  • 一般的な耐用年数は20〜40年
  • ・1015年程度に一度、表面の保護塗装が必要

木質サイディング

1〜1.2万円/㎡

  • ・一般的な耐用年数は20〜40年
  • ・10〜15年程度に一度、表面の保護塗装が必要
  • ・シーリングは5〜15年で増し打ちか打ち替え

窯業系サイディング

0.5〜0.8万円/㎡

  • ・一般的な耐用年数は20〜40年
  • ・10〜15年程度に一度、表面の保護塗装が必要
  • ・シーリングは5〜15年で増し打ちか打ち替え

金属系サイディング

0.3〜1万円/㎡

  • ・一般的な耐用年数は20〜40年
  • ・10〜15年程度に一度、表面の保護塗装が必要
  • ・シーリングは5〜15年で増し打ちか打ち替え

木目調タイル

0.8〜1.2万円/㎡

  • ・タイルは30年以上劣化・色褪せしない
  • ・目地は10〜15年で増し打ちか打ち替え

アルミスパンドレル

1.5〜3万円/㎡

  • ・20〜30年はメンテナンスフリー
  • ・シーリング目地が少ないため、メンテナンスの手間がかからない(取り合い部分を除く)

大規模建築物は、外壁のメンテナンスだけではなく定期点検だけでも大掛かりな足場を架ける場合が多く、コストがかかります。

また、公共建築物を点検・メンテナンスする際には、建物の利用を制限するなどの段取りが必要です。そのため、非住宅分野の建物には、アルミスパンドレルなど長期間メンテナンスフリーの外装材が多く採用されています。

アルミスパンドレルは他の外壁仕上げ材よりも高価ですが、維持保全にかかる費用を大幅に削減することが可能です。

防火規定への適合性をチェック

防火地域・準防火地域においては、周囲からの飛び火を防止することを目的に「延焼の恐れのある部分(外壁・軒裏など)」を防火構造とすることが義務付けられています。

「延焼の恐れのある部分」とは、建築基準法第2条第1項の6で定める範囲を指し、隣地境界線・道路中心線または、隣家外壁間の中心線から、1階3m以下、2階以上5m以下の距離にある部分を指します。

防火地域

  • 建築基準法第61条で定める「駅前など建物が密集し、延焼の危険性が高いエリア」を指す
  • ・市街地火災や市街地火災から延焼を遮断するため、小規模な建物を除いて全ての建築物を耐火建築物(※1)とすることが義務付けられている

準防火地域

  • 建築基準法第62条で定める「住宅などの建物が密集し、隣家との距離が近いエリア」を指す
  • ・市街地火災が発生した場合に広域避難を速やかにできて耐火構造もしくは準耐火建築物(※2)とすることが義務付けられている(2階建以下の戸建て住宅等は許容)

※1耐火建築物:建築基準法第2条第9項の2で定められ、主要構造部(壁、柱、床、はり、屋根、階段)を耐火構造(加熱開始後1〜3時間の加熱に対して非損傷性・遮熱性・遮炎性が確保される構造)とした建物

※2準耐火建築物:建築基準法第2条第9項の3で定められ、主要構造部(壁、柱、床、はり、屋根、階段)を準耐火構造(加熱開始後45〜60分間の加熱に対して非損傷性・遮熱性・遮炎性が確保されている構造)とした建物

「延焼の恐れのある部分」に含まれる外壁や軒裏には、防火材料(主に不燃材料)の使用が求められるため、仕上げ材を選ぶ際には注意が必要です。

また、建築基準法第27条では、特殊建築物で床面積が一定規模を超える場合も、耐火建築物とすることが義務付けられています。

耐火構造は、国土交通省の告示に明記されている構造であれば、仕上げ材を必ずしも防火材料にしなくても良いですが、下地によっては不燃材料での仕上げが必須の場合もあるため、外装仕上げを検討する際は、事前に行政所管に確認しましょう。

耐候性をチェック

耐候性は、外壁材など屋外で使われる製品の寿命と品質を左右する重要なチェックポイントで、製品が以下の環境変化によって変色・劣化・強度低下に耐えられる性質を指します。

日射(紫外線)

変色・退色やチョーキング(※1)

温度変化

素材の膨張・収縮によるひび割れ

雨(湿度変化)

加水分解(※2)・侵食・腐朽など

空気・風

塩害(※3)・酸化など

※1チョーキング:白亜化現象とも呼び、塗料に含まれる合成樹脂が紫外線によって分解されて顔料が粉状になり表面に現れる現象。退色(色あせ)の原因となり、防水性・撥水性も低下する

※2加水分解:水が反応物と結合し、分解される化学反応で、表面のベタつき・劣化をもたらす

※塩害:海風や融雪剤に含まれる塩分によって、金属の腐食やコンクリートの劣化が起きる現象で沿岸地域にて起こりやすい

同じ外装材でもメーカーや製品によって耐候性に差があるので、材料を選ぶ際には違いをチェックしましょう。

施工性

木目調の外壁を全面に採用する場合や、中規模以上の建物に採用する場合など、面積が広いと施工効率がコストや工期に直結します。

また、無垢材のように変形リスクが高い材料は、それを見越した施工が必要で、施工者の技術によって仕上がりにムラが出る可能性がある点も注意すべきポイントです。

そのため、施工面積が広い場合は、品質ムラが少なく効率的に仕上げ工事できる材料を選びましょう。

環境配慮性

公共的な建築物や大規模なプロジェクトにおいて、いまや、材料の環境配慮性は重要なポイントです。
環境に配慮した建物は、SDGsへの取り組みやCSR(企業の社会的責任)の実現、企業イメージの向上をもたらします。


【ポイント】
TOPPANのアルミスパンドレル「FORTINA(フォルティナ)」は、製造時におけるCO2排出量(※1)が少なく、VOC(※2)の発生原因となる可塑剤を含まず、さらに燃焼時にも有毒な塩化水素が発生しないオレフィンシートを使用し、環境に配慮しています。

※1塩ビ素材の材料と比べた場合
※2VOC:揮発性有機化合物を指し、大気汚染やシックハウス症候群の原因物質

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■ 木目調外壁のおしゃれな施工事例

TOPPANのアルミスパンドレル「FORTINA(フォルティナ)」は、様々な規模・用途の建物で木目調外装材として採用されています。その中から特徴的な事例を抜粋して紹介します。

個性的なアクセントウォール

こちらはホテルの外観ファサード中央に装飾的な木目調のアクセントウォールを採用した事例です。

遠目で見ると色の異なる板材を並べたように見えますが、近くに寄ると奥行き・長さ・カラーが異なる多様なルーバー材を組み上げていることが分かります。

この手法によって、平坦でのっぺりとした印象にならず、一目見たら忘れないシンボリックな外観デザインに仕上がりました。

無機質なテナントファサードにナチュラル感をプラス

こちらはテナントビルの1階エントランスに木目調の外壁を採用した事例です。

テナントビルのファサードは無機質な印象になりがちで個性を出すのが難しいですが、木目調の仕上げで統一することにより、ビルが建ち並ぶエリアでもナチュラルなデザインによって行き交う人の視線を惹きつけます。

こちらはテナントビルの1階エントランスに木目調の外壁を採用した事例です。

テナントビルのファサードは無機質な印象になりがちで個性を出すのが難しいですが、木目調の仕上げで統一することにより、ビルが建ち並ぶエリアでもナチュラルなデザインによって行き交う人の視線を惹きつけます。

ルーバーによってシンプルモダンな印象に

こちらは建物の外壁3面を木目のルーバーで統一した事例です。

アルミと化粧シートを合わせたルーバー材は、交通量の多い場所でも汚れがつきにくく、紫外線や雨の影響をほとんど受けません。

また、窓や塔屋などをルーバーで覆い隠すことにより、すっきりとシンプルモダンな印象に仕上がる点もポイントです。

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■ 「木目調の外壁」に関するよくある質問

ここでは、多くのお客様からいただく「木目調の外壁」に関するご質問を紹介します。

Q.「木目調でやめた方がいい色はある?」

A.「どの材質でも、ダークブラウンなどの濃い色は紫外線による退色やチョーキングが目立ち、数年経つと日当たりが良い面と悪い面でかなり色の差が出る可能性があります。」

ただし、TOPPANのアルミスパンドレル「FORTINA(フォルティナ)」(外装R仕様)は、特殊コーティング層によって長期間紫外線にさらされても、絵柄の退色や変色、シート表面のクラックが発生しづらい仕様です。

Q.「木目調と合う色・素材は?」

A.「メタル調・石目調など素材感が全く異なる外装材と組み合わせるデザインか、木目調の同じ素材でコントラストがあるカラーを組み合わせるデザインが人気です。」

TOPPANのアルミスパンドレル「FORTINA(フォルティナ)」は、同じ素材・サイズ展開で、以下の色柄をお選びいただけます。

・濃淡様々な木目
・タイル調(テラコッタなど)
・石目調(マーブル・サンドストーンなど)※
※内装・準外装仕様のみ

Q.「プリントの木目は安っぽい見た目になるって本当?」

A.「印刷された化粧シート貼りの外装材は“安っぽい”印象になると思われがちですが、印刷技術の進歩によって近くで見ても無垢材と比べて遜色のない意匠性を持つ外装材もあります。」

ただし、メーカーや製品の種類によって木目のリアルさやツヤ感に差があるため、カタログなどの写真だけではなく、実物サンプルで質感を確認することが重要です。

Q.「2025年にトレンドの木目は?」

A.「2025年は明るい色やグレー系の木目がトレンドですが、アクセントで引き締め効果のあるダークブラウンを取り入れるデザインも人気です。」

グレー系は“定番”とも言える人気色で、ホワイト・ブラック・ダークブラウンなど多様な色と調和するため、木目調の外壁でも多く採用されています。

ちなみに、毎年の建築におけるトレンドカラーを決めるミラノサローネ2025では、かすみがかった赤系の色が人気で、濃淡のある茶色を組み合わせるデザインも多く見られました。

■ TOPPANの高意匠な不燃内外装意匠材「FORTINA」

TOPPANは、環境配慮と高意匠を実現できるレパートリー豊富な内外装不燃アルミ意匠材「FORTINA(フォルティナ)」を製造しております。

【特長】
・最新の印刷技術によって再現したリアルな木目と質感
・内装・準外装・外装仕様の全てが不燃材料認定番号取得済み
・豊富な形状レパートリーによる様々な納まり・デザインを実現できる多様性(ルーバー・スパンドレル・フラットパネル・リブパネル(フォルティナレッジ))
・20種類以上の色柄ラインナップ(内装用は80種類以上)※リブパネルは3種類
・低汚染なオレフィンシートによる環境配慮

フォルティナとのコーディネートが可能な内外装不燃化粧パネル「LOVAL(ローバル)」も取り揃えておりますので、ぜひ設計デザインへご採用ください。

■ まとめ

木目調の外壁に使用される仕上げ材には木質系と非木質系があり、それぞれ耐用年数やメンテナンス、メリット・デメリットに違いがあります。外装材を選ぶ際には、デザイン性に加えて、コストパフォーマンスや不燃性、施工性、環境配慮性など幅広い視点が必要です。

TOPPANでは、高耐久かつデザイン性に富んだ国土交通大臣認定の不燃意匠材を製造しております。「環境に優しい建築」や「人に長く愛される建物」、「街のシンボルになる建築」の材料選定でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

2026.03.25

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