温度ロガー 薄型カードサイズのICラベル
輸送・保管中の温度情報のデジタル化と
製品トレーサビリティを低コストで実現

TOPPANの温度ロガーは、輸送・保管中の温度を見える化する薄型カードサイズのICラベルです。
温度を一定時間ごとに記録、無線通信によりデータ取得。簡単・確実な温度管理を実現します。

温度ロガー 薄型カードサイズのICラベル
輸送・保管中の温度情報のデジタル化と
製品トレーサビリティを低コストで実現

TOPPANの温度ロガーは、輸送・保管中の温度を見える化する薄型カードサイズのICラベルです。
温度を一定時間ごとに記録、無線通信によりデータ取得。簡単・確実な温度管理を実現します。

温度管理に課題を抱える
物流・食品メーカー・化学品メーカー・流通業界 ご担当の方へ

輸送・保管中の温度を簡単に見える化したい

既存の温度ロガーはコストが高く、導入が難しい

データの回収に手間がかかり、作業負担が大きい

手軽に温度を見える化
低価格・ICラベルタイプの温度ロガー

TOPPANの温度ロガーは、輸送・保管中の温度管理を簡便にするICラベルです。本製品は、温度を一定時間ごとに自動記録し、
その情報をICチップ内に蓄積して、スマートフォンの専用アプリ(TEMPLOG®)で読み取ることができます。

出荷から経由地、最終目的地までの「ログデータ(日時・温度等)」と、読み取り場所などの「トレーサビリティ情報」を専用の
クラウド型管理システムに転送することもでき(クラウド版のみ対応)、輸送中の温度変化を時系列で追跡・管理が可能になります。
さらに、バッテリーは取り扱いやすい使い切りタイプのマンガン電池を採用。筐体や表示ディスプレイを省くことで、
シンプルで低価格な温度管理ソリューションを実現しています。

   ・汎用ロガー機器の1/10の価格を実現(当社比) 
   ・薄型カードサイズ、ラベルとして貼付可能
   ・専用のスマホアプリ(TEMPLOG®)で簡単操作
   ・測定間隔は30秒から60分(選択式)
   ・タイマー搭載(測定開始を40日後まで延長可能)
   ・データ管理方法は2種から選択
    クラウド版(専用サーバーにデータ保存)またはメール版(メールでデータ転送)
   ・使い切りのマンガン系電池を採用
   ・航空輸送(RTCA/D016G)に対応

温度ロガーラベル(TOPPAN TEMPLOG®) 製品概要
    

       温度ロガーラベル製品仕様(TP-3L489-2)

測定温度範囲

-30℃~+50℃

IC内蔵温度センサ測定精度

+35℃以上+50℃以下:代表値 ±0.5℃
     0℃以上+35℃未満:代表値 ±1.0℃
-20℃以上     0℃未満:代表値 ±1.5℃
-30℃以上-20℃未満:代表値 ±2.0℃

IC内蔵時計精度

代表値 ±2%

温度記録可能回数

通常モード:4,864回

温度記録時間(例)

記録間隔10分の場合:33日
記録間隔30分の場合:101日
記録間隔60分の場合:202日 

RFID通信規格

13.56MHz ISO/IEC 14443 Type A NFC Type-2規格

外形寸法(幅×高さ×厚さ)

88.5×54×約1mm

電池寿命目安

製品出荷後半年(使用環境・保管環境による)

                          *改善のため予告なく仕様を変更する場合があります 

温度管理ソリューションの総合提案が可能

TOPPANは保管時・輸送時の温度管理だけでなく、商品の真贋判定やトレーサビリティ、顧客接点の強化など、
サプライチェーン全体を最適化する包括的なサービスをご提案ができます。

スマートフォンを利用したシンプルな管理

温度ロガーの操作には、スマートフォンアプリを使用します。スマートフォンのNFC通信を使用して温度ロガーラベルの読み取り
をすることで、測定開始・終了・データ確認などが可能です。

専用アプリでデータ確認も分かりやすい

温度管理に必要な各種ロギング機能を完備。温度データはアプリ上でグラフ形式で確認が可能です。

便利な使い方

ラベル型で低価格のため、多くの荷物に貼付して、よりきめ細やかな温度管理を実現できます。
また、使い切りにすることで温度ロガーを回収する手間がかからず、運用もスムーズです。

温度ロガーラベル(TOPPAN TEMPLOG®)の紹介映像

TOPPANデジタルのソリューションのご紹介

お客さまのビジネス変革と持続的な発展をサポートするため、
さまざまなデジタルソリューションを提供しています。
下記画像をクリックし、その他のソリューションもご覧ください。







温度ロガーラベル(TOPPAN TEMPLOG®)採用事例

最新の採用事例についてご紹介いたします。

農林水産省様
令和2年度実証実験で採用
「日本酒輸送実証実験」

2021年10月から2022年3月にかけて実施された、「日本酒輸送実証実験」(令和2年度農林水産省実証実験)に参画した「日本酒コールドチェーンコンソーシアム」により温度記録ツールとして採用されました。製品を日本各地からトラックで出荷し、都市部への配送拠点まで日本酒を5℃以下で管理し、温度を30分間隔で計測しました。温度記録データは倉庫や配送拠点で読み取られ、クラウド型管理システムに転送、その履歴情報を酒造メーカーや商社、販売会社などの担当者はPCやスマートフォンで閲覧することができ、日本の酒蔵から中国国内の配送拠点まで、日本酒が適切な保存状態を保ったまま輸送されたことが確認できました。

ニュースリリースはこちら

化学メーカー様
化学品の品質管理に対応
国内外輸送中の温度変化を見える化

温度変化に敏感な化学品を扱うメーカー様では、日本の工場からの出荷時に本製品を貼付し、国内外への輸送中の温度履歴を確認されています。既存のロガー製品と同等の精度であることをご検証いただいたうえで、低コストかつ手軽に導入・運用できる点が、本製品への切り替え採用の決め手となりました。

医薬品メーカー様
医薬品倉庫の温度管理
倉庫内の温度マッピングに活用可能

倉庫内の複数ポイントに設置し、温度差の有無をチェック。1台あたりの価格が低いため、測定ポイントを無理なく増やせ、よりきめ細やかな管理を実現しました。コストを抑えつつ、精度の高い温度管理を可能にしました。

食品メーカー様
食品の品質向上に貢献
輸送中の温度変化による品質リスクを低減

輸出入時に本製品を貼付することで、輸送中に温度変化の影響を受けていないことを確認できます。万が一品質に問題が生じた場合も、原因の特定や工程の分析に役立ちます。さらに、温度変化の発生ポイントを可視化することで無駄をなくし、フードロスの削減にも貢献できます。

TOPPANの温度ロガーの特徴

1
薄型カードサイズのICラベルタイプ ・温度センシング機能付きICチップと使い切りタイプの薄型バッテリーを採用。
・個々の荷物に貼付することが可能で、きめ細かな温度管理を実現

・温度センシング機能付きICチップと使い切りタイプの薄型バッテリーを採用。
・個々の荷物に貼付することが可能で、きめ細かな温度管理を実現

2
シンプルな構造で低コストを実現、機能は充実 温度ロガー本体は操作パネルを省いたシンプル設計で、コストを抑えつつ十分な機能を提供します。
・最大4,864回(60分間隔の場合:202日)の連続ロギングが可能
・温度測定間隔は30秒から60分まで選択可能
・設定回数上限に達すると測定が自動停止
・設定時間経過後に測定が自動開始

温度ロガー本体は操作パネルを省いたシンプル設計で、コストを抑えつつ十分な機能を提供します。
・最大4,864回(60分間隔の場合:202日)の連続ロギングが可能
・温度測定間隔は30秒から60分まで選択可能
・設定回数上限に達すると測定が自動停止
・設定時間経過後に測定が自動開始

3
スマートフォンで手軽に運用可能 ・アプリを使って測定データをクラウドにアップロード、またはメール添付で送信。
・PC接続不要でデータ取得が可能。

・アプリを使って測定データをクラウドにアップロード、またはメール添付で送信。
・PC接続不要でデータ取得が可能。

価格

価格 お客さまの課題をヒアリングしたうえでお見積りを提示します。
  • *最低発注数量(梱包単位) 1,000枚(200枚/箱)
  • *1,000枚以下については別途ご相談ください

運用開始までのながれ

温度ロガーラベル(TOPPAN TEMPLOG®)や機器手配、システムを含めてワンストップでの導入を支援サポートいたします。
現在、開発パッケージを提供中です。詳細についてはお問い合わせください。

  • STEP 1 ヒアリング

    お客さまの課題、目的を確認します。

  • STEP 2 トライアル

    お客さまに温度ロガーラベル(TOPPAN TEMPLOG®)の運用面・機能面をご確認いただきます。

  • STEP 3 運用提案

    お客さまに最適なソリューションをご提案します。

  • STEP 4 お見積り・ご発注

    確定要件に基づきお見積りを提出後、正式にご発注いただきます。

  • STEP 5 導入・運用開始

    お客さまに温度ロガーラベル(TOPPAN TEMPLOG®)などを納入して運用開始となります。

よくある質問

お客さまからよくお寄せいただく質問をご紹介します。

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