製造業・物流業の方、工場や倉庫の運営でこんなお悩みありませんか?
工場内、倉庫内の導線や作業員の行動を可視化し、作業の効率化を図りたい
従業員の労務管理を可視化し、労働管理・安全管理を行いたい
危険エリアへの入退を管理し、事故・トラブル時に状況を可視化したい
搬送ロボット(AGV)や工場内運搬車の動きを把握したい
工場のIoT化、スマート工場化を実現したい
高精度センサーによる工場内の作業員や運搬車などの行動可視化サービス
「ID-Watchy® UWB」は、高精度センサーによる工場内の作業員や搬送ロボット(AGV)、工場内運搬車にID-Watchy® UWBタグを搭載させ、アンカー(受信機)内の位置情報を取得し、現場の状況を把握できるサービスです。
ID-Watchy® UWBは、従来版のID-Watchy®(BLE)でのアンカー(受信機)設置場所の範囲検知では無く、TOF方式による座標検知を
行うため、より精度の高い位置情報の把握が可能です。

現場管理の精度向上
誰が、何が、いつ、どこで、どのような状態にあるのかを可視化。監督者・責任者は、遠隔地からでも現場の状況を確実・簡単に把握することで、労務管理、安全管理、トラブル発生時の証跡など幅広く活用できます。

工場の導線行動可視化サービス「ID-Watchy® UWB」
導入事例

-人工知能未来農業創造プロジェクト-
「AIを活用した栽培・労務管理の最適化技術の開発」として実証実験を実施
昨今増加する大規模な太陽光植物工場において、作業者の労務を見える化し、効率的な作業指示をおこなうことは、大きな課題になっています。
そこで、2018年にBluetooth技術を用いた「ID-Watchy®」を使用し、株式会社福井和郷様の植物工場にてテスト実証を実施しました。しかし、Bluetoothは、植物工場の中を移動しながら作業する作業者の動態把握をおこなうには多数のセンサーが必要となり、導入コストが課題に。そこで今回は、その動態把握の位置測位に「ID-Watchy® UWB」を用いて実証実験を行いました。
「ID-Watchy® UWB」を用いることで大幅に導入コストを削減することが可能になり、今年度の実証では、福井和郷様において「ID-Watchy® UWB」を用いたプロトタイプシステムにより、実際の作業管理をおこない、システムの有効性を確認できました。
■実証期間
2021年7月1日~2021年10月31日
■実証場所
太陽光植物工場(ミニトマト、3.6ha)
■実証内容
・約20人/日の作業者の作業管理
・50mの作業通路を1/4に区切り、12.5mごとに作業時間を記録
・農業現場における活用を目指し、植物体の水分による電波減衰なども考慮
ID-Watchy® UWBの特徴
- 1
- 精度の高い位置情報の把握
ID-Watchy® UWBの技術は、ID-Watchy®(BLE)でのアンカー(受信機)設置場所の範囲検知では無く、TOF方式による座標検知を行うため、より精度の高い位置情報の把握が可能です。
また、障害物による影響も少ないため、作業員や搬送ロボット(AGV)の移動状況をリアルタイムで監視できます。
※TOF(Time Of Flight)方式とは、光(電波)の飛行時間(到達時間)を計測して、距離を計測する技術です
ID-Watchy® UWBの技術は、ID-Watchy®(BLE)でのアンカー(受信機)設置場所の範囲検知では無く、TOF方式による座標検知を行うため、より精度の高い位置情報の把握が可能です。
また、障害物による影響も少ないため、作業員や搬送ロボット(AGV)の移動状況をリアルタイムで監視できます。
※TOF(Time Of Flight)方式とは、光(電波)の飛行時間(到達時間)を計測して、距離を計測する技術です
- 2
- 幅広い設置環境に対応可能
電源口の増強の必要はなく、電源口が無い環境でも、電池式のアンカー(受信機)を3個以上で設置する事で、どのような環境でも位置情報の特定が可能です。電波遮蔽物がなければ、特に設置する高さを気にする必要がないため、今ある環境にそのまま設置ができます。
電源口の増強の必要はなく、電源口が無い環境でも、電池式のアンカー(受信機)を3個以上で設置する事で、どのような環境でも位置情報の特定が可能です。電波遮蔽物がなければ、特に設置する高さを気にする必要がないため、今ある環境にそのまま設置ができます。
- 3
- 運用管理やコストを削減
詳細な位置精度を計測したい場合、ID-Watchy®(BLE)では計測場所単位にアンカー(受信機)を設置する必要がありましたが、UWBは、TOF方式のため一定間隔でアンカー(受信機)を設置します。そのため、BLEよりもアンカー(受信機)の数を約1/5程度に減らすことが可能です。また、設置工事もBLEに比べて簡易に設置が可能のため、工事費も削減できます。
詳細な位置精度を計測したい場合、ID-Watchy®(BLE)では計測場所単位にアンカー(受信機)を設置する必要がありましたが、UWBは、TOF方式のため一定間隔でアンカー(受信機)を設置します。そのため、BLEよりもアンカー(受信機)の数を約1/5程度に減らすことが可能です。また、設置工事もBLEに比べて簡易に設置が可能のため、工事費も削減できます。
価格
初期費用 | 60,000円~ |
---|---|
月額費用 | 45,000円~ |
- ※設置費用は上記金額に含まれておりません。
- ※価格は、登録するタグのID数や対象エリアの規模で変動するため、詳細をお伺いした上でお見積りいたします。
ID-Watchy® UWB導入に向けたステップ
お客さまのニーズ・利用用途に応じて、基幹システムとの連携や導入後の運用を意識し、
実証実験から本格展開までをワンストップでサポートします。
-
STEP 1
概要説明・デモ
ID-Watchy® UWBについて説明させて頂き、貴社の課題や目的をヒアリングさせていただきます
-
STEP 2
トライアルキットでの実証試験検証
トライアルキットにて、ID-Watchy® UWBの位置精度、移動可視化の検証を行います
-
STEP 3
機器構成、見積ご提示
トライアル時の課題を考慮のうえ、システム運用ノウハウを活かして、本格導入への調整。
確定要件に基づきお見積りを提出後、正式にご発注 -
STEP 4
現地導入設定
機器設置工事、ID-Watchy® UWBの検知範囲調査、操作説明・運用トレーニングを支援
-
STEP 5
運用開始
サービス定着化へ向けた教育コンテンツの提供および継続サポートの提供
よくある質問
お客さまからよくお寄せいただく質問をご紹介します。
-
ID-Watchy®とID-Watchy® UWBの違いについて教えてください。
ID-Watchy®(BLE)は、アンカー(受信機)の設置場所での範囲検知を行うのに対し、ID-Watchy® UWBは、TOF方式による座標検知を行っているため、検知エリアの精度・範囲は異なります。
-
ID-Watchy®とID-Watchy® UWBでは電波の距離に違いが出てくるのでしょうか?
電波距離は概ねどちらも20m程度です。
-
ID-Watchy® UWBタグの電池の持ちはどのくらいでしょうか。
最大6ヶ月ご利用いただけます。
※使用環境や使用用途によって異なります。 -
1か月間だけのトライアルやデモ体験は可能でしょうか。
別途ご相談になりますので、問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
-
イベントなど短期での利用は可能でしょうか。
はい。ご利用可能です。詳細については、問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
-
登録できる人数に制限はございますか。
人数制限はございません。
-
屋外でも利用できますか?
はい。ご利用可能です。電池式のアンカー(受信機)を3個以上で設置する事で、どのような環境化でも波遮蔽物がなければ、特に設置する高さを気にする必要がないため、今ある環境にそのまま設置ができます。
-
導入まではどのくらいかかりますか。
3~7週間程度で導入可能です。
-
個人の識別は可能ですか?
はい。管理画面から事前にUWBタグと対象者の紐づけを行うことにより、識別することが可能です。