販促物の管理業務を
クラウドシステムで効率化する方法とは
- TOPPAN株式会社
- 情報コミュニケーション事業本部 情報メディア事業部
クリエイティブ本部 - 福田 大
本コラムでは、商品やサービスの売り上げアップに欠かせない販促物をクラウドで効率よく管理する方法をご紹介いたします。
この記事は以下のような課題を持った方向けの内容です
✓営業先に合わせた販促資料・提案書を作成したい
✓販促資料や店頭POPなどのデザインの管理を簡単にしたい
✓販促資材の欠品や廃棄ロスを削減したい
✓販促物をクラウドシステムで管理したいが、操作環境の具体例やメリットが知りたい
販促物の管理とは?
商品やサービスの売り上げアップに欠かせない販促物は、売り場の動向や顧客の属性など、その時々の市場の状態に応じて運用する必要があります。そのためには、販促物を効果的に管理できる仕組みが必要です。
販促物の管理とは?
販促物の管理とは、販促物の注文集約から、制作・カスタマイズ編集、印刷、配送指示、実績管理など、販促資材を管理するための一連の作業を意味します。
販促関連の管理・運用業務はとにかく煩雑で、販促物の管理方法やフローが社内で統一されておらず、バラバラに行った関連業務をまとめるのに苦労したことのある担当者の方も少なくないのではないでしょうか。
販促物管理のDX化
煩雑になりがちな販促物の管理を効率化するためには、データの一元管理が効果的です。販促物の企画・編集や制作工程の管理、店舗・営業所への搬送調整、在庫管理、支払い管理など、販促物に対する一連の工程をデータにして統合し、一括管理することにより、各工程で個別に突き合わせる必要があった作業時間を大幅に削減できるのです。
このような販促物管理のDX化のメリットは、販促物に直接かかる時間の効率化やコスト削減にとどまりません。販促物の運用と商品・サービスの売上実績のデータを統合させることにより、販促物がどのような効果を上げているのかを店舗ごとに可視化できます。また顧客の属性ごとに分析すれば、新しい商品・サービスの開発や、新規ターゲット獲得に向けたプロモーションのアイデアなども掘り起こせます。
販促物管理システムの効果的な運用により、新たな事業戦略を呼び起こすきっかけにもなるでしょう。
販促物管理クラウドシステムとは?
販促物管理クラウドシステムは、いつでもどの場所からでも、どんなデバイスでもアクセスできるため、本社、各店舗、各営業担当者などの情報を、リアルタイムで共有することが可能です。これにより、確認・調整などの事務作業にかかる時間が短縮され、制作も販売も営業も本来の業務に集中して生産性の向上を図ることができるでしょう。
クラウドシステムの利用はリスク管理にもつながります。感染症や大規模災害といった不測の事態により突然出社できなくなった場合でも、クラウドシステムがあれば自宅から安全にアクセスして業務を継続できるのです。
また、平時でもクラウドシステムを活用することで、テレワークをはじめとした多様な働き方を推進する環境整備にもつながります。
販促物の管理業務をクラウドシステムで効率化する方法
販促業務の効率化に成功している企業は、山積みの課題を一体どうやってクリアしているのでしょう?答えは「販促物管理クラウドシステム」にあります。
「販促物管理クラウドシステム」は、チラシやポップといった販促物のカスタマイズ制作から運用・管理までに必要な環境が全てクラウドでまとめられ、これだけで販促業務が一気に効率化できる“優れもの”なのです。
販促物管理クラウドシステムを導入すれば、編集が必要な販促物も、すぐ使いたい販促物の在庫も、クラウド上で注文から実績管理までがワンフローになることにより、本社も管理が簡単になり、支社・店舗・事業所などを含めたすべての営業・販促担当者の業務負荷を軽減することができます。
また、販促物クラウドシステムは、それぞれの営業先に合わせた販促物をかんたんに作成することができるため、営業力の向上も期待できます。
TOPPANの販促物管理クラウドシステム「販速部長」で 販促関連業務の一括管理が可能に
TOPPANの販促物管理クラウドシステム「販速部長」では、販促物の在庫見える化や資材のデザイン編集、発注実績の集計などで販促業務を効率化することができます。
導入のメリットのひとつ目は、「販速部長」の導入により販促業務の一括管理ができるようになる点です。営業担当者の視点で見ると、クラウド上で販促物の発注・制作申請・カスタマイズ編集・配送などがワンフローになり、業務スピードが格段に上がります。一方管理部門の視点では、各担当者からの申請承認や発注とコストの集計など、運用と実績の管理が簡単にできるようになり、本社・支社・事業所・店舗・倉庫や印刷拠点など販促に関わる全ての方の業務効率がグッと改善されます。
販促物のカスタマイズ編集が誰でも簡単に
2つ目のメリットは、販促物のカスタマイズ編集ができる点です。各営業先に合わせてチラシやパンフレットを効果的に作り変えたい場合、そのつどデザイナーや制作会社に発注していたら時間もコストもかさむもの。
でも「販速部長」なら、クラウド上で編集部分を設定し、担当者自らがステップに沿うだけで簡単にカスタマイズ編集を行うことがが可能です。カスタマイズ編集したデザインはそのままオンデマンド印刷したり、PDFやJPGデータをダウンロードすることもできます。
ベースとなるテンプレートが固定されるので、ブランドルールやレギュレーションをキープしつつ誰でも簡単に効果的な販促物が制作できるのです。
販促物管理クラウドシステム「販速部長」のメリットまとめ
メリット1:タイムリーな販促物が最速で作成できる!(マーケティング強化)
カスタマイズ編集機能により、営業先に合わせて販促物を最適化。小ロットでも大量印刷でも、納品まで最速で完結できるのもうれしい点です。結果、マーケティングや営業力の強化につながります。
メリット2:クラウドでテレワークにも最適!(働き方改革)
ブラウザでアクセスできるので、テレワークでの対応も可能に。業務のDX化が進みます。クラウド上で作業が完結できるので。タブレットからも販促物の発注作業ができます。
メリット3:最適な在庫管理で経費削減・省資源化を実現!(コスト適正化)
販促物の在庫がひと目で分かるので、常に最適な発注量をキープできます。コスト削減はもちろん、SDGsや環境への配慮にもつながります。
メリット 番外編:SDGsに向けた取り組みにも活用可能
「販速部長」は以下に代表される機能・メリットにより、SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)の目標 1 2 [ 持続可能な消費と生産 ]に向けての施策としても活用可能です。
①在庫数・必要数を的確に把握できます
②廃棄数を削減できます
③少ロット・デジタル印刷(POD)を組入れ、最適生産に取り組みます
【さらに詳しく知りたい方に】販促物管理クラウドシステム「販速部長」のサービス資料
TOPPANの販促物管理クラウドシステム「販速部長」の詳しい仕様や料金については、以下の2種類のサービス資料でご確認頂けます。
以下より無料でダウンロード可能でございますので、是非ご覧ください。
「販促物管理クラウドシステム」のメリット、実感いただけましたか?
弊社の「販速部長」を例に「販促物管理クラウドシステム」の特徴や導入メリットをご紹介しました。
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詳細な運用方法や費用感、納期などはオーダーにより変わりますので、少しでもご興味がある、もっと詳しく知りたいという方はぜひ以下のリンクからお気軽にお問合せください。
2024.07.17