コラム

企業カレンダーはどの種類を選ぶ?
選び方のポイントも解説

  • TOPPAN CREATIVE編集部

カレンダーには、日めくりや月めくり、壁掛け、卓上など、さまざまな種類があります。
企業カレンダーを制作する際には、どのような種類のカレンダーを選べば良いのでしょうか?
本コラムでは、カレンダーの種類を解説するとともに、企業カレンダーとして活用する場合の選び方を紹介していきます。


企業カレンダーの種類

はじめに、カレンダーの種類にはどのようなものがあるのか、企業カレンダーとしての使い方とともにみていきましょう。


壁掛けカレンダー

壁掛けカレンダーは、離れたところからでも見やすく、同じ部屋にいる人達がカレンダー内の情報を簡単に共有できます。
このタイプのカレンダーは視認性を高めるため、大判で見やすい文字サイズや色使いが好まれます。また、ビジュアル部分は写真やアート性の高いものが喜ばれます。
各ページは、月単位の暦を入れた12枚(表紙を入れて13枚)や2か月分を入れた6枚(表紙を入れて7枚)のものが主流です。

卓上カレンダー

卓上カレンダーは、電話やパソコンモニターの周辺に収まるコンパクトなタイプのものです。リング式でめくって使うものや、カードのようにホルダーに入れて使うものがあります。

はがきサイズやCDジャケット程度のサイズのものは、暦部分に書き込みもしやすく、使い勝手が良いです。また、暦の裏面をデザイン性の高いビジュアル面にしておくと、カレンダーとしての役目が終わった後もホルダーに飾っておくことができます。

ポスターカレンダー

ポスターカレンダーは、大判の1枚の用紙に12か月分が入ったカレンダーで、年間の予定を一目で確認できるのが利点です。また、1枚の印刷で済むため、コストパフォーマンスが良い、大量製造しやすい、軽くて持ち運びしやすいという特長があります。

大判であることから、遠くからでも目立ち、ビジュアル部分の写真やイラストなども迫力あるものになるため、効果的な自社PRが可能です。

日めくりカレンダー

日めくりカレンダーは、1日1枚の暦が記載され、毎日めくって使うタイプのカレンダーです。
このため、1枚あたりの紙は薄くなり、カレンダー1点のかさは高くなります。印刷・製本のコストも上がるため、大量生産・大量配布には向きませんが、一方で、1日に1枚を使えるため、日付や曜日だけでなく、月齢、六曜、二十四節気、季節の行事のほか、ことわざや格言、占星術といった情報も日替わりで盛り込め、根強い人気があります。

万年カレンダー

万年カレンダーは、日付部分をスライドさせることによって、半永久的に使用できる卓上カレンダーです。机周りの他の文具との相性が良いスタイリッシュで機能的なデザインだと、年月を経ても手元に置いて使い続けたいステーショナリーとなるでしょう。

さりげなく企業ロゴやブランドを入れておくことにより、好印象をもってもらえれば、広告塔としての効果の高いノベルティとなります。

ダイアリー・手帳

カレンダーを手帳形式にしたものも人気があります。年間表示、月間表示、週間表示のほか、タスク管理や日記、メモなどさまざまなページを設け、多様な使い方に対応できます。

また、業界で重宝する用語や換算表などの豆知識や、問い合わせの連絡先、サポート情報などをまとめた付録のページをつけることにより、手帳のオリジナリティが高まります。

社内の行動規範や業務ガイドライン、防災マニュアルなどを記載すれば、社員にもたせる手帳としても活用できます。

目的・用途別企業カレンダーの種類選びのポイント

企業カレンダーを制作する際には、どのような種類のカレンダーを採用すればよいのでしょうか。重視したいポイントごとにみていきましょう。


使いやすさ重視:書き込みスペースの広さ

1年を通して使用してもらうためには、実用品としての使いやすさが重要です。西暦・和暦・旧暦の併記や、六曜、二十四節気、業界ならではの季節行事などスケジュール管理に便利な情報の多いものや、予定を書き込める余白のたっぷりあるものが重宝されます。
職場内でスケジュールを共有する場合は、壁掛けタイプが好まれます。1枚に1か月分が掲載されたものは書き込みスペースが広く、2か月または3か月を重ねて掲載したものは月をまたいだ予定を確認する際に便利です。

認知度アップ:視認性の高さ

カレンダーを、企業イメージや商品・ブランドの認知度を高めるためのツールとして活用したい場合は、離れた場所からでもよく見える壁掛けタイプやポスタータイプにすると良いでしょう。部屋を訪れる多くの人が長く目にすることになり、知らず知らずのうちに印象が深まっていきます。
このとき重要なのはビジュアル部分の視認性の高さ、デザインセンスです。一枚物のポスタータイプであれば、年間を通してインパクトを残せるもの、月替わりの壁掛けタイプであれば、次の1枚をめくるのが楽しみになるようなデザイン性の高いものが良いでしょう。


個人利用:省スペースなもの

個人使いで手元に置いて活用してもらう場合は、卓上タイプなど場所をとらないものが好まれます。企業ロゴなどの主張があまり強くないシンプルなものや、絵葉書ホルダータイプや万年カレンダーのように年が変わっても使えるもの、ダイアリー・手帳タイプのように書き込みスペースの種類が豊富で情報量も多いものなどが重宝されます。

その他、日めくりカレンダーのように、毎日紙をめくって新しい情報を見る楽しさがあるものは、自宅に持って帰って家族と使ってもらえる可能性もあります。

カレンダーの種類まとめ

企業カレンダーは、配った先に掲示されることで、顧客や取引先の日常に溶け込み、自社のサービスやブランドをアピールしてくれるツールです。

オリジナリティを出す場合は暦部分には限界があるため、ビジュアル部分を中心としたデザイン性が勝負になってきます。
TOPPANでは、国内トップクラスの印刷技術、デザイン力を駆使し、カレンダーの専門部隊が高品位・高品質なオリジナル企業カレンダーをご提案いたします。企業価値のアップにぜひご活用ください。

2023.02.02

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