生産性が約1.5~2.0倍に向上!
デジタルピッキング表示器を棚につけて
取り間違い、誤出荷を削減
児童書と生活全般の趣味・雑学・資格・心理学等の実用書を主にした出版業務を担う株式会社永岡書店様では、各書籍ごとに1台のデジタルピッキング表示器を導入いただき、全国の書店へ書籍の品出しを行なっています。
デジタルピッキングシステムを導入頂いた背景や導入効果をご紹介いたします。
課題背景
■ 約1,600アイテムの中から、「書店出荷先別」に紙の注文書を見ながら手作業でピッキングしていたが、取り間違いや、梱包漏れが多くなってしまった。
■ 物量が増えるにつれ、現場レイアウトの把握など経験値が必要なため、熟練作業者に属人化してしまっていた。それにより作業者が定着しなかった。
■ 人手不足が深刻化する中、作業者を増員している状況が続いていたため、どの作業者であっても一定の生産性が上げられる庫内作業の仕組み構築が必要だった。
ソリューション内容
デジタルピッキング表示器約1,600台で一斉に行うピッキング作業
1オーダーを約10名の作業者で一斉にピッキングを行います。デジタルピッキング表示器(MWU2040PR)は、46ブロック分に対し約1,600台を導入。日に約180オーダー、10,000冊の出荷を行っています。
属人的な業務を標準化し、現場作業の負担軽減と作業品質の向上をもたらすデジタルピッキングシステム(DPS)です。
▲ デジタルピッキング表示器がついた棚
導入効果
■ ピッキング作業効率化で生産性が約1.5~2.0倍に向上。作業時間約8時間から約5時間へ削減。
■ 取り間違いによる手戻り作業時間が大幅に削減。物流コスト(人件費含む)の抑制に繋がった。
■ 誰でも簡単にできるデジタルピッキングシステムが実現でき、書籍を運ぶ際はコンベアを利用することで作業者の負担を軽減。一定水準の生産性が上げられる庫内作業の仕組みを構築できた。
■ 定期的に保管アイテムが変更されてもランプで知らせることにより、レイアウトを記憶せずに済んだ。
デジタルピッキングシステムによる物流・製造DXソリューションは配送センター内で最も人手と時間のかかる「ピッキングおよび仕分けの効率化・ミスの撲滅」という価値を提供します。
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2022.07.06