【導入事例】
言葉の壁を越え、笑顔が透けるおもてなし
志賀高原プリンスホテルが描く
「翻訳のその先」のコミュニケーション
長野県・志賀高原の大自然に抱かれた志賀高原プリンスホテル様。日本最大級のスノーリゾートとして、冬シーズンには世界中からスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。多種多様な言語が飛び交うこの場所で、今、新しい形の「おもてなし」が始まっています。
今回は、志賀高原プリンスホテル様に、透明通訳ディスプレイ「VoiceBiz® UCDisplay®」導入の背景とその効果についてお話を伺いました。
導入前の課題:スマートフォンや小型翻訳機では越えられなかった「電波」と「心の壁」
志賀高原プリンスホテル様はインバウンドのお客さまが非常に多いですが、導入前はどのように対応されていたのでしょうか。
「以前は、スタッフ個人のスマートフォンや、手のひらサイズの小型翻訳機を活用していました。フロントやレストランなど、あらゆる場面で駆使していましたが、いくつか課題があったんです。」
具体的にはどのような点に苦労されていましたか?
「一番は通信環境ですね。広い館内ではWi-Fiが繋がりにくい場所もあり、翻訳が止まってしまうことがありました。お客さまをお待たせしてしまうのは、私たちにとっても大きなストレスでした。また、小さな画面を覗き込むスタイルだと、どうしても視線が下を向いてしまい、お客さまの表情を見ながら会話することが非常に難しかったです。」
「表情が見える」ことが、スタッフの安心感に繋がる
透明ディスプレイを介して会話する良さをご評価いただきました。
「最大の決め手は、やはり『透明な画面』であることです。翻訳テキストが表示されつつも、相手の表情がしっかり見える。これは『おもてなし』を大切にするホテルにとって非常に大きなポイントでした。」
また、操作性についてもスタッフの皆さまから大変好評です。
「操作がシンプルなので、機械が苦手なスタッフもすぐに使いこなせました。多言語対応できるスタッフが常に全ての場所にいるわけではないので、『これがあれば言葉の不安なく対応できる』という安心感が、従業員の心理的な負担を大きく軽減してくれたと感じています。」
活用シーン:レストランの複雑なご案内から、思わぬ「撮影会」まで
現在は、フロントやレストランなど計4か所でご活用いただいています。
「はい、西館のレストラン『ウエストサイド』などに設置しています。特にブッフェスタイルのレストランでは、『メインディッシュを1品選ぶ』といった少し複雑なシステムの説明や、お部屋付けのご案内などに非常に役立っています。」
また、宿泊されているお客さまからの反応も非常に印象的だといいます。
「翻訳が『吹き出し』のように表示されるのが面白いようで、『漫画みたいだ!』と喜んで写真を撮っていかれるお客さまが多いんです。英語や中国語のお客さまはもちろんですが、先日も英語があまり得意ではない韓国のお客さまがいらした際、このディスプレイで韓国語でのやり取りをしたら、とても驚き、楽しんでくださいました。」
さらに、日本人のお客さまにも興味を持っていただくことが多く、会話が弾むきっかけになっているそうです。
「『これ、本当に翻訳できるの?』と話しかけてくださることもあります。単なるツールではなく、会話を生むきっかけになっていますね。」
今後の展望:よりスムーズで、よりパーソナルな対応を目指して
実際に運用される中で、今後の改善点なども見えてきましたでしょうか。
「カウンターのスペースに合わせて、もう少しコンパクトなラインナップもあれば嬉しいですね」
ありがとうございました。 世界各国のゲストを迎える志賀高原プリンスホテル様。そこでは、単に「意味を伝える」だけでなく、相手の表情を見ながら「心を通わせる」コミュニケーションが大切にされていました。「VoiceBiz® UCDisplay®」が、その架け橋となっていることを改めて実感したインタビューでした。
TOPPANでは上記のような課題を受け、さらなる製品改良を進めてまいります。今回紹介したような外国人対応に関して同じような課題をお持ちの方は、ぜひともTOPPANへお気軽にお問い合わせください。
2026.03.04