コラム

SNSを活用した販促方法とは?
漫画を活用した販促活動についても解説

SNSの利用は幅広い年代に広がっており、インターネットを活用した販促活動においては欠かせないものとなっています。さまざまな販促手法がある中で、漫画を活用したSNS販促は特に注目度が上がってきています。そこで今回は、SNSを活用した販促手法の実施方法やメリット、成功事例をご紹介します。


SNSの販促手法とは?

現在、主に使用されているSNSと、その販促手法について解説します。

X(旧Twitter)

Xは一言つぶやく形式の短い文章と画像や動画投稿が可能で、手軽に利用できることから人気を博しているSNSです。
その拡散性の高さから、プレゼントキャンペーンやユニークなネタ、時事ネタに絡めた投稿など拡散されやすそうな情報を投稿してフォロワーを増やすという方法が、X上での王道の販促手法となっています。

Instagram

Instagramは、写真や動画投稿がメインとなるSNSで、インパクトがあって訴求力が期待できます。

販促手法としては、投稿の際、企業やブランド独自のハッシュタグを付ける方法が一般的です。ハッシュタグとは、そのキーワードを含む投稿を簡単に検索できるようにするもので、ハッシュタグを付けることで、特定のテーマに興味関心のあるユーザーから投稿を見てもらいやすくなります。

また、旅行会社が旅に関する写真投稿を募集し、ユーザーに投稿してもらうことでキャンペーンを実施するといった、参入ハードルの低い参加型キャンペーンの方法もあります。

LINE

LINEは、チャット形式のトーク機能が特徴のSNSで、幅広い年代のユーザーに利用されています。

販促手法としては、自社アカウントの友だち登録を促して集客したり、チャットを通して直接ユーザーへ情報提供したりする方法が一般的です。

また手軽にキャンペーンに参加してもらえる方法として、LINE上で特定の商品を購入したレシートをユーザーが自ら写真撮影し、指定された方法でレシート写真を投稿することによって応募が完了する、レシート応募キャンペーンなどがあります。

Threads

Threads(スレッズ)は、InstagramやFacebookを手掛けるMeta社が、2023年7月6日にリリースしたSNSです。X(旧Twitter)に似た文章投稿をメインとしており、一度に最大500文字まで投稿できるほか、画像や動画も投稿できます。

またThreadsはInstagramと異なり、投稿にURLのリンクを貼ることができるため、自社サイトやECサイトへの誘導が可能です。

さらに再投稿や引用投稿ができるので、フォロワーとのコミュニケーションそのものが販促活動になるというメリットがあります。


SNS販促の効果を出すためには漫画の活用がおすすめ!

これまでと異なる新しいやり方でSNS販促の効果を出したいとお考えの場合は、漫画を活用する方法がおすすめです。

SNS販促の効果を出すためには漫画の活用がおすすめ!

漫画を活用したSNSの販促方法とは?

漫画を活用したSNSの販促手法とは、SNSで漫画を投稿することによって集客を図るマーケティング施策のことを指します。

近年は、個人ユーザーもしくはSNSを専門として活動する漫画家などが、漫画作品をSNSに投稿してインフルエンサーとして活躍することが増えてきました。そうしたインフルエンサー漫画家が企業とコラボレーションし、企業の商品・サービスや取り組みを題材にした内容の漫画を制作して発信することが一般的になっています。

漫画を活用したSNS販促のやり方

漫画を活用したSNS販促で用いられる漫画のキャラクターには、インフルエンサー漫画家のオリジナルキャラクターを起用したり、自社オリジナルキャラクターを作成してそれを漫画に登場させたりする方法があります。それらのキャラクターが自社商品やサービスを説明したり、体験談を述べたりするストーリーが一般的です。また各SNSで提供されている広告においても、コンテンツとして漫画を活用して集客する手法もあります。


漫画を活用したSNS販促のメリット

漫画を活用したSNS販促には、次のようなメリットがあります。

広告色を減らせるため投稿を見てもらいやすい

企業がSNSで販促を行う際には、あからさまな宣伝広告はユーザーに見てもらいにくい懸念があるため、広告色をできるだけ減らすよう心がけていることも多いのではないでしょうか。漫画投稿であれば、たとえ商品の説明であっても抵抗感が少なく、「面白そう」と興味を持ってもらいやすいことから、広告色が薄まり、投稿を見てもらいやすくなるメリットが期待できます。

伝えられる情報量が多い・わかりやすく伝えられる

漫画投稿は、一度の投稿で伝えられる情報が多いことも大きなメリットの一つです。投稿の制限文字数が少ないSNSもあり、文章では伝えきれないこともあります。漫画であれば1枚から3枚程度の作品を投稿すれば、それだけで多くの情報を伝えられます。また文章では説明がむずかしい場合も、漫画であればユーザーにわかりやすく伝えられるというメリットもあります。

ファンやフォロワーを増やしやすくなる

漫画はわかりやすく伝えられることもあり、文章などの一般的な投稿よりも惹きつける力に長けています。そのため、ファンやフォロワーを増やしやすくなるメリットがあります。また、インフルエンサー漫画家が描いた漫画であれば、その漫画家のファンにも見てもらえるため、より多くの人に注目されるでしょう。

安定的な拡散を見込むことができる

漫画投稿を定期的に行うことで興味関心を呼び、ファンが付くなどして安定的な拡散が見込めます。毎度新たに投稿ネタを作るよりも、容易に運用効果を出していくことができるでしょう。


漫画を活用したSNS販促事例

漫画を活用したSNS販促の成功事例を3つご紹介します。

漫画を活用したSNS販促事例

商品体験談の漫画活用事例

ある日用雑貨メーカーは、SNSを中心に活躍する女性漫画家に商品を試用してもらい、その体験談をPR漫画として制作してもらった上でSNSへ投稿しました。この漫画家は、日頃からさまざまなコスメをレポートする漫画を投稿していたため、広告色や違和感を出すことなく配信することができました。

また商品の詳しい説明がありながらも、いつも通りのトーンで女性たちの共感を得られる投稿となり、女性たちの興味と共感を呼び起こしました。

イメージ刷新をねらった漫画活用事例

ある男性用育毛剤で知られるメーカーは女性用コスメを販売することになったため、SNS広告を打つ際に女性に好まれる漫画手法を選び、イメージの刷新を行うことにしました。

漫画ではコスメを利用した女性が恋愛でうまくいく兆しが見える物語が描かれ、少女漫画のようなタッチやストーリーを採用することで、従来の男性用の育毛剤ブランドの先入観を崩すことに成功しました。

また同時に漫画家に似顔絵を描いてもらえるキャンペーンを行ったことで、さらに注目と関心を集めることに成功したようです。

新たな顧客層の認知拡大のための漫画活用事例

ある中古車情報誌を手がける会社には、2つの課題がありました。一つは、インターネット上で展開している媒体そのもののファンが少なかったこと、もう一つは、40~50代の利用者が多く、若年層のユーザーが確保できていないことでした。

そこで、新たな顧客層となる若年層への認知拡大を目指し、ファンを増やすべく、公式X(旧Twitter)アカウントで漫画を活用したプロモーションを実施しました。内容は、車に関係するラブコメディです。3ヶ月かけて施策を実施した後、若年層ユーザーの関心が高まり、好感度の高い口コミが多く生まれました。


まとめ

SNSに漫画を活用して販促を行うことで、今回ご紹介したような有意義なメリットが得られます。

漫画施策をSNS販促で実施される際には、漫画家の選定や起用、ストーリー考案などに不安が生じることでしょう。TOPPANではSNSマンガプロモーションというサービスをご提供しており、ターゲットに合わせた人気SNS漫画家を複数の中からご選定いただけます。漫画の中で伝えたいことをヒアリングさせていただき、ストーリーを作家が作成しますので、手軽にご利用いただけます。

またTOPPANには、ソーシャルリスニング、ソーシャルキャンペーン、ソーシャルメディア運用代行、運用監視サービスをご提供しているソーシャルメディアマーケティングサービスもございます。SNSプロモーション全般でお困りの場合にも、ぜひご相談ください。

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2023.07.27

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