【山梨中央銀行×TOPPAN対談】
伝統と革新を「富士山」に込めてー
山梨中央銀行が挑んだ、チャネル改革の基盤となる新しい公式ホームページの構築
山梨県に本店を置く唯一の地方銀行である山梨中央銀行様は、2026年3月に公式ホームページをリニューアルしました。大幅な刷新となった今回の改訂で、TOPPANは多様なWEBサイトを構築した経験・知見をもとに、自社の理念やサービスを分かりやすく伝える公式ホームページづくりを支援しました。
本コラムでは、プロジェクトの舞台裏を座談会形式でお伝えいたします。
◆スピーカー&モデレーター紹介
| (上段左から) 株式会社山梨中央銀行 赤池 加奈子 氏|経営企画部 広報・サステナビリティ推進室 室長代理 飯塚 陽一 氏 |システム統括部 システム企画課 DX推進チーム 主任調査役 數野 里奈 氏 |営業統括部 営業戦略室 室長代理 一瀬 竜馬 氏 |営業統括部 営業戦略室 主任 (下段左から) TOPPAN株式会社 山本 太郎 |マーケティングDX事業 ビジネストランスフォーメーション本部 第二部 4T 加藤 歩 |マーケティングDX事業部 エンゲージメントデザイン本部 第四部 3T ( プロジェクトマネージャー) 日埜 あかり|マーケティングDX事業部 エンゲージメントデザイン本部 第四部 2T (メインディレクター) ※所属企業名・部署名は2026年6月時点 |
株式会社山梨中央銀行
1941(昭和16)年創立の山梨県に本店を置く唯一の地方銀行。山梨中央銀行グループは、銀行業を中心にリース業、クレジットカード業などの金融サービスのほか、地域課題解決に貢献する業務などさまざまな事業を行っている。
「地域密着と健全経営」を経営理念に掲げ、地域のリーディングバンクとして、地域社会の繁栄と経済発展への貢献を目指している。
取り組みの背景
銀行の経営課題解決につながるコンセプトを設定
山本:今回、公式ホームページのリニューアルに取り組まれることになった背景についてお聞かせいただけますか。
赤池氏:サーバーのサポート期限を迎えたのがきっかけの一つです。前回7年前にリニューアルしてから時間がかなり経ったので、インフラ面から見直す必要があること、デザインが古くなってきたことに課題を感じていました。また、掲載情報が分かりにくく、整理したいという思いもありました。
山本:TOPPANとしては、どのような点を意識してご提案させていただいたのでしょうか。
加藤:銀行が提供しているのは契約型サービスなので、食品メーカーのような商品写真を見せるサイトではありません。ですから、銀行のホームページであるという基本をしっかりと意識してご提案させていただきました。
また、プロジェクトがスタートした当時の山梨中央銀行様の中期経営計画の中で「次世代チャネル改革」を挙げられていたので、その中枢となる役割を果たせる公式ホームページを目指そうと考え、「寄り添う、導く」をコンセプトとさせていただきました。
取り組み内容
使いやすさを意識した設計とアイデンティティが伝わるデザイン
山本:制作社側としてのこだわりのポイントはどこだったのでしょうか。
加藤:まず、キービジュアルですね。富士山は山梨県のアイデンティティだから外せませんが、写真だと多用されているため埋もれてしまいます。そこで、ロゴとのバランスも踏まえた上で、浮世絵風イラストをご提案しました。四季で変わる仕様になっています。地域を支えている金融機関を表現するために、実際の縮尺にとらわれず、それぞれの地域の特徴をピックアップしてイラストに反映しました。
赤池氏:最初にキービジュアルを拝見した際、伝統と新しさを感じるデザインに山梨中央銀行らしさが出ていると感じましたし、行内の反応も良かったです。
山本:他に、TOPPAN側からお勧めしたリニューアルポイントの一例を教えてください。
日埜:特に、…
2026.07.30

