コラム

第16回オートモーティブワールド    調光フィルム LC MAGICを出展

目次

 ・LC MAGICは 6 回目の出展! 
 ・展示コーナーのポイント
 ・お客さまの声
 ・調光フィルム「LC MAGIC」について


◎◎

LC MAGICは 6 回目の出展!

2024年1月24日(水)~26日(金)、東京ビッグサイトにて「第16回オートモーティブワールド」が開催されました。
調光フィルム「LC MAGIC」は2018年から展示を始め、今年 6 回目の出展です。
「オートモーティブワールド」は車載部品から自動運転技術まで自動車に関する先端技術や業界トレンドが一堂に会する大規模な展示会で、今年の出展社は1650社に上りました。
調光フィルム「LC MAGIC」は昨年度よりさらに展示をパワーアップし、
おかげさまで開始から終了時刻まで大盛況のうちに終えることができました。
弊社ブースにお越しいただいた皆さま、ご来場誠にありがとうございました!

調光フィルムLC MAGICのブースの様子
調光フィルムLC MAGICのブースの様子
調光フィルムLC MAGICのブースの当日の様子
当日のブースの様子

展示コーナーのポイント

調光フィルム「LC MAGIC」のコーナーでは、下記のラインナップにて展示しました。
「ノーマルモード」
   ホワイトタイプ
   ブラックタイプ
「リバースモード」
   ホワイトタイプ       

中でもご好評いただいた展示品の一つは、電源OFF時に可視光線透過率5%の黒色となる、最新グレードのノーマルブラックフィルムです。
今回は、大判サイズのフィルムを円筒型に設置した展示品と、1枚のフィルムが3つのエリアにそれぞれ分割駆動するデモ品をご紹介いたしました。
ノーマルブラックの色味の黒さや透明度だけでなく、1枚のフィルムを自在に駆動できる分割の技術をご体感いただきました。

調光フィルム中段の分割エリアを電源ON(透明)にした状態

また、今回は新たな試みとして販売パートナーである東海エレクトロニクス様との共創ブースを企画しました!
車体グラフィックのリアドアとバックドアにノーマルモード(ホワイトタイプ・ブラックタイプ)とリバースモード(ホワイトタイプ)の調光フィルムを搭載した、なんとほぼ実寸大の臨場感のある展示です。
フィルムはそれぞれ透明・不透明の切り替えが可能なため、透明時の開放的な居住空間、また不透明時のプライバシー空間を実際に確認することが可能です。
当日は、ご来場されたお客さまに電源ボタンを自ら操作いただき、フィルムの透明・不透明の切り替えスピードの速さや透明度の高さを間近で体感いただきました。

調光フィルムの透明不透明を車のグラフィックで表現
車体をイメージしたグラフィックの窓部分に調光フィルムを設置

◎◎

ブースへご来場いただいたお客さまの声

■車載分野で調光フィルムの活用がさらに拡大しそう。
 特にブラックタイプは透明度がとても高く、電源ON時はフィルムを貼っていないように見える。
■LC MAGICは透明・不透明の切り替えスピードが良い。ぜひ新型車両への採用を検討したい。
■車のウィンドウへ搭載し、ヘッドアップディスプレイのように使ってみたい。
 不透明時は映像を投影できるため、活用の幅が広がるはず。

また、LC MAGICは国内量産車のサイドウィンドウへ採用いただいており、そのニュースリリースをご覧になったお客さまにも多数ご来場いただきました。
ブースで実際のフィルムを操作いただき、ボディとの一体感や透明度の高さ、反応速度など、LC MAGICの魅力を確かめていただきました。

今回、展示会へのご来場が難しかった方もいらっしゃると思いますが、
弊社では展示スペースを用意しており、ご見学も可能です。
製品デモをさせていただきますので下記リンクよりぜひお気軽にお問い合わせください。


調光フィルム「LC MAGIC™」について

LC MAGICは、TOPPANがディスプレイ事業などで培った液晶技術を応用開発した薄型液晶調光フィルムです。
今回の「オートモーティブワールド」は車載への搭載がメインの展示でしたが、ホテルやオフィス、店舗といった建装材へも多数ご採用いただいております。
ブラインドやカーテンに代わる用途としても活用が可能で、使用シーンに応じて見え方を自由に変更することができます。
例えばオフィスのガラス貼りの会議室では、打ち合わせ中はセキュリティ対策やプライバシー確保のためにフィルムを不透明にし、会議後は開放感を出せるよう透明に切り替えるといった活用方法を瞬時に実現することができます。
店舗のショーウィンドウや工場見学通路、医療関連施設なども活用の一例です。
加えて、フィルムの不透明時にはスクリーンとして映像投影もできるため、会議室でのプレゼン資料の表示やショーウィンドウへ広告を映し出す演出も可能です。
LC MAGICには、電源OFF時に不透明・ON時に透明に切り替わる「ノーマルモード」のほか、その逆で電源OFF時に透明・ON時に不透明となる「リバースモード」の2種類のラインナップがございます。
リバースモードは透明時に電気を必要としないため、普段から透明な状態で使用する環境に特に適しており、安全上の観点から万一の停電時に確認が必要な場所にも安心して活用することができます。
また、グレーやブラックなどカラーバリエーションもあるため、使用環境のイメージに合わせてご採用いただけます。
このように、スマートウィンドウは状況や目的に応じて幅広いシーンで活躍します。

まとめ

本コラムを最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回の出展では、新しい試みとして実寸大の車体グラフィックを使用したコラボブース企画や、国内量産車へのご採用事例の実績を持って、LC MAGICの魅力をより一層お客さまにお届けできるよう、スタッフ一同取り組んでまいりました。
「オートモーティブワールド」のメインターゲットである自動車業界においては、車体の設計から内装までトレンドが幅広く変わってきています。
例えば、近年注目度の高い電気自動車(EV)はバッテリーの敷き詰めによる頭上スペースの減少という課題を抱えていますが、そのようなニーズにも調光フィルムは対応することができます。
車の窓ガラスのトレンドに関しては、ぜひこちらのコラムもご覧ください。

LC MAGICは、今回の出展および本コラムでご紹介した製品も含め、お客さまのご要望に応じて今後も開発を進めてまいります。
ご興味を持っていただいた方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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2024.07.04

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