『RemoteVoice®』
遠隔チャットシステムでの
活用事例
旅行者の増加に伴い、病気やケガ、感染症の罹患に対する問い合わせも増加することから、健康に関する相談を気軽に行える窓口の需要が高まることが見込まれますが、問い合わせに当たっては言語が課題になります。
インバウンド観光客向けのサービスを展開するA社では、ヘルスケアに特化したWEB相談サービスを提供しており、その多言語チャット対応に機能としてRemoteVoiceが採用されています。
実際にどのように活用されているのかご紹介します。
サービスの概要について
インバウンド観光客が日本国内で体調不良となった場合に、医療機関および薬局を対人チャットで案内するWEB相談サービスです。
緊急体調不良時の対応方法の情報やその他の旅行に関するご相談まで対応しています。
問い合わせがあった際の流れ
サイト内にあるチャット開始ボタンを押すと、チャットルームへ入室できます。
旅行者が言語等の設定を行うとオペレーター側のPC端末に通知され、遠隔でのチャット相談が可能です。
旅行者側とオペレーター側には、話した内容がそれぞれが設定した言語で翻訳、表示されます。
導入のポイント
採用に際しては以下の内容を評価いただきました。
●API連携やシステム改修等、大規模な初期投資を行うことなく、チャットルームのリンクをHPに載せるだけで外国人への多言語対応が可能になるため、手軽に導入できた。
●多言語チャットボットと比較して安価で初期費用もかからないため、導入にあたっての社内承認がスムーズに進められた。
●通訳がいなくても対応できるため、既存の組織体制の中で俗人化せずにシフトを組むことが出来た。
●案内の流れや質問のQ&Aを事前にシステムに登録することができるので、リアルタイムに文字を入力して案内するよりも簡単に案内ができた。
●他の翻訳システムではうまく翻訳出来なかった施設や駅名についても翻訳が出来た。
利用者の声
現在は少人数のオペレーターで対応を行っていますが、問題なく運営できています。特に通知機能は、誰かが入った際にすぐに気づくことができたので助かりました。
インバウンドの需要が伸びていくことが見えている中で、早期にこうした仕組みを取り入れることができ、今後の事業を進めるきっかけにできました。
《RemoteVoiceについて》
RemoteVoiceは話した内容が各自の端末に母国語で翻訳され表示される翻訳ツールです。
複数の端末を用いることで目の前の相手だけでなく離れた相手ともやり取りが可能です。
また1対1のやり取りだけでなく複数への説明でも利用可能なため、チャット利用だけでなく、施設案内・観光案内・ツアーガイド等、外国人受け入れに伴う様々なシーンでご活用いただけます。
詳細の説明については下記よりお問い合わせください。
2024.10.10