コラム

混雑状況を可視化する「nomachi®」
~事例を交えて導入メリットを紹介~

近年、飲食・観光業界では「混雑した場所を避けたい」や「いますぐ席が空いているか知りたい」というお客さまの声が増えています。多様なセンサーで店舗や施設などの混雑状況の情報を取得し、リアルタイムに表⽰できる「nomachi®」は、そんなお客さまのニーズに応えるだけでなく、導入施設全体の集客率アップと業務負荷軽減を実現するソリューションです。

今回は実際にnomachi®を導入いただいた藤田観光株式会社様の運営するホテル椿山荘東京の事例を交えながら、混雑状況可視化のメリットをご紹介します。

ホテル椿山荘東京 Webページ:https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/


幅広い業種・業態で活用可能な混雑可視化サービスnomachi®

nomachi®は利用シーンや目的に応じた多様なセンサーで混雑状況をセンシングする、混雑状況可視化ソリューションです。店舗や施設の空席/混雑状況をリアルタイムに伝えることで、「混雑した場所を避けたい」「いますぐ席が空いているか知りたい」という利用者がスマートフォンや店頭サイネージで混雑状況を確認でき、利用者はより快適なタイミングで来店できるようになります。

事前に混雑状況がわかることで、利用者にはより豊かな時間の提供が実現でき、大型施設では混雑していない店舗への回遊を促すことが可能です。例えば「せっかくお店に来たのに混雑していて入れなかった」という体験は、その場の機会損失だけにとどまらず、「あの店は混んでいるから」と、その後の来店回避にもつながってしまいかねません。混雑を可視化することで、長期的に来店を促進する効果が期待できます。

商業施設での導入が広く進んでいますが、シェアオフィスや企業内のフリースペース、地方自治体や税務局の窓口など、幅広い業種・業態で混雑可視化を目的に導入いただいています。
利用シーンや目的に応じて、小型で安価なセンサーから選択できるのもnomachi®のメリットです。短時間で簡易設置できるほか、月額レンタルプランで初期費用を抑えることもできます。

WebページはURLで納品するため、サイネージやスマートフォンへの表示も容易です。アプリへの組み込みを視野に入れたAPI連携や、取得したデータの属性分析や人流分析などから、施設や街の回遊促進施策のご提案など、お客さまのご要望に合わせた複合的なソリューションのご提供も可能です。

導入事例 ホテル椿山荘東京 nomachi®がホスピタリティ向上に貢献

店舗の空席確認に関する業務負荷が課題

ホテル椿山荘東京の施設内にはレストランやラウンジなど複数の店舗があり、空席確認業務に多くの時間を費やしていました。そこで、特別な工事が不要なことや、現場でのオペレーションの簡便さにも着目いただき、作業負荷軽減のためにnomachi®を導入いただきました。

混雑状況可視化で、スタッフとお客さま双方のより良い時間の創出に

nomachi®導入前は、フロント、予約センターなどの複数部署から各店舗に店舗の空き状況確認の電話が入るため、受け答えに多くの時間を要していました。
導入にあたっては、サイコロセンサーを各店舗に設置。Webサイトと施設のサイネージで店舗の混雑状況が一覧で閲覧できるようになると、店舗の空き状況に関する電話でのお問い合わせが減り、対応時間が減少しました。
お客さまに空席状況を説明する際、ホテル全体の店舗の空き状況をタブレットでもご案内できるようになったため、スタッフは接客により集中できるようになりました。ホテル内外で各店舗の混雑状況が一目で把握できるため、お客さまもより快適に施設をご利用いただけるようになりました。

「時間」を豊かにするTOPPANのソリューション

TOPPANはnomachi®のように、導入によって店舗運営の業務効率化を実現するだけでなく、店頭を訪れるお客さまの「時間」をより豊かにするソリューションを取り扱っています。

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2024.11.22

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