コラム

【コア・ラーン】活用事例:横浜銀行様

実施概要

※企業名・所属部署・役職は取材当時のものです。
• 導入時期 :2024年9月
• 実施期間 :6か月
• 実施科目 :財務
• 対象 :新入行員、うち186名が参加
• お話を伺った方 :人財部 金融ビジネススクール 浅野 翔太 様
         上大岡支店 法人渉外課    芝山 琴未 様
         杉田支店  法人渉外課     富永 賢 様

コア・ラーン財務について

「一般社団法人 金融財政事情研究会」監修の定評ある通信講座のテキストをベースに、企業審査に必要不可欠な財務分析の基礎知識を問うとともに、実務に即した問題を豊富に出題することにより、実践的な応用力、判断力を検証します。

人財部 金融ビジネススクール
浅野 翔太 様

浅野:
当行では、「コア・ラーン」の「財務コース」を利用させて頂いているのですが、実際の実務においても、やはり、「財務」というものは繰り返し、繰り返し、いろんなお取引先の「財務」を見ることによって、業務をしながら身に付けていくものですので、「コア・ラーン」という同じ内容を強制的に受講頂くことによって身に付けていくという感覚は、「財務」においては、学習する上では適正が高いのかなと思って利用させて頂いています。

横浜銀行川崎支店と同じビルにある行員専用の研修施設 「はまぎんラーニングセンター」。ここでは、新入行員から役席まで幅広く行員向けの研修を行っている。
横浜銀行様が「コア・ラーン」を導入したのは2020年。以来、毎年、新入行員が 「財務コース」を受講。

「コア・ラーン」受講者(新入行員)上大岡支店 法人渉外課
芝山 琴未 様

「コア・ラーン」受講者(新入行員)杉田支店 法人渉外課
富永 賢 様

Q:「コア・ラーン」はどのぐらいの期間、学習されましたか?

芝山:
トータルで学習を始めてから最後に完了するまでは、だいたい2か月ぐらいの期間でした。

富永:
だいたい1か月半ぐらいにはなりました。計画的にやったので、たぶん、それぐらいだったかと思います。

Q:「コア・ラーン」を受講された感想は?

芝山:
私自身、文学部の出身で、あんまり大学時代はやってこなかったので「できるかな?」という不安だとか、また、ちょっと、量的なところでも「終わりきるかな?」という不安が、最初は正直ありました。

富永:
中身も難しければ、量もしっかりあるし、あと、3周回って、初めてクリアになるけれど、その3周も1日で出来る3周ではないので。

芝山:
日を置いて、3周やらないといけないシステムになっていて、1周目は、結構、ボロボロで、「本当に大丈夫かな?この先」と思ったのですが、2周目、3周目になってくると、やんわり、覚えている知識で正答率がどんどん上がっていったので、結構、自信を持って、「あっ!自分、これ出来てきている!」という風に、自分の成長度を体感できたので、「面倒くさいなあ、辛いなあ」という気持ちが進むにつれてなくなっていった感じでした。

浅野:
管理者側の視点になるのですが、新入行員、一人一人の取り組みの姿勢が見えるのでいいなという風に。そういう使い方もさせて頂いていまして、なにかミッションを与えられたときに、「どういうペースで取り組む方なのかなあ」というのが見えるのが、こちら側としても、新入行員全体を見る上で大事な情報として参考にさせて貰っています。

Q:同期の皆さんの「コア・ラーン」の評判はどうでしたか?

芝山:
最初は、みんな苦手な意識を持っている子の方が圧倒的に多かったです。やっぱり苦労している子もかなりいて、「全然正解できない」とか、「分からない」というような悲鳴を上げている子が最初は多かったです。

富永:
(ドリルに)抜けが無かったので、ある種、苦手のままでいることが許されないというのがあって、数字とか計算が苦手な同期は、結構、「ヒーヒー」言いながらやっていました。後で聞いてみると、3周を終わった頃には「大体、分かるようになった」、「苦手がつぶされた」という反応が多かったです。
苦手なものを残したまま、うやむやなまま終わるということが無かったので、良かったなと思っています。

Q:「コア・ラーン」を受講する前の財務知識はどれぐらいお持ちでしたか?

芝山:
計算の知識はほとんどなくて、例えば「資金繰り表」だとかの分析力がほとんどなくて、用語を単純に知って「こんなものなんだろうな」と、教科書通りに学ぶといった基礎レベルの知識でした。

富永:
「コア・ラーン」のテキストは財務3級レベルと伺ってはいたのですが、私は、すでに財務3級の試験を受け、資格としては持っていたのですが、試験対策のための勉強の知識でしかなくて。そんななか「コア・ラーン」で何度も問題を繰り返しているうちに「この数字がどういう意味で、どういうことなのか?」が理解できてきて、やがて、それが実際の業務につながっていくようになりました。学んだことが、実際の業務につながっていくという意味では、すごく自信につながりました。

Q:「コア・ラーン」で特に印象に残ったドリルはありますか?

芝山:
印象に残ったのは「資金繰り表」のところと、「キャッシュフロー計算書」というところが、特に、私は印象に残りまして。お客様から頂いた「決算書」は、ただ頂いて数字を使うだけではなくて、深く分析していかないといけないのですがいままで、正直、「難しいな」と抵抗感がありましたが、それが分かるようになった。そういうところで、「資金繰り表」と、「キャッシュフロー計算書」が印象的でした。

Q:「コア・ラーン」で学んだことが業務に役立った例を教えてください。

富永:
銀行では「格付け」と言いまして、会社の財務内容からどれだけ会社に対して与信、お金を貸すことができるのか?健全性だったり、安全性だったりとかを計るような作業があるのですが、いま、(銀行の)システムが良く出来ていて、そのシステムに数字を打ち込んでいくと、勝手に「この会社はどれぐらい安全だ」というのが出てしまうのです。しかし、実際に決算書を見て交渉をしていく際には「どういうプロセスで、その結果になったのか?」を見ないといけなくて、

Q:目指す「銀行員像」を教えてください。

芝山:
銀行員に世の中の方が期待することとしては、やっぱり、財務知識があるということは、大前提だと思うので、「コア・ラーン」など、そういったツールを通して、もっと、人に(対して)自信を持てるような財務知識を持った行員になれたらなと思っています。

Q:「コア・ラーン」についてご意見をお聞かせください。

浅野:
「財務」ついては、その瞬間は、『やるだけでいっぱい』かもしれませんけど、やったものがいつの間にか身に付いていて、自然と知識としてアウトプットできるようになっている、そういう位置付けなのかなと思っています。おそらく新入行員一人一人は、そんなに自覚は持ててないかもしれませんが、やると、やらないとでは違ったのかなあと、そういう意味では、「コア・ラーン」は、重要な「育成ツール」だと捉えています。

2025.03.24

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