【法人向け】オンラインイベント配信を成功に導く!
企画で押さえたいチェックリスト30
- TOPPAN株式会社
- 情報コミュニケーション事業本部 情報メディア事業部
クリエイティブ本部 - 杉山 英治
新たな営業活動として定着した感がある、オンライン配信でのセミナーやイベント。でも、上手い配信とそうではない配信の違いって一体何なのでしょう?それを紐解き、上手い配信に一歩でも近づくべく、今回はオンライン配信を“成功”に導くための30のチェックリストをご用意しました。
この記事で分かること・メリット
1. オンラインイベント企画時に押さえたい30のチェックリスト
2. 各チェックリストを実施することのメリット・おすすめの実施方法
3. 事前準備・運営当日・終了後の各フェーズでやるべきことが分かる
①開催までの事前準備
オンライン配信の担当を任されたのだけど、何から始めたらいいか分からない…、もしくはすでに担当しているのだけど、きちんとしたマニュアルが用意できていない…、そんな迷える担当者の方々は、ぜひ以下の30のチェックリストをご活用ください。
「30かぁ、やらなければならないことは意外と山積みだなぁ」と思われるかもしれませんが、決して恐れることはありません。単純にひとつひとつクリアしていけばOKなのです。では早速、事前準備編から見ていきましょう。
最初はやはりまず「企画」から始めるのがセオリーです。そもそも何の目的でイベントを開くのか?ターゲットは?獲得目標は?といった“最重要項目”を固めたら、それを軸にさらに決められる項目をどんどんと書き出して、形にしていきましょう。
大枠の企画を決める
☑ 1.最重要項目A:何のためのイベントか?
(「商品問い合わせ増」「問い合わせ総数20件」など、開催の目的や目標を具体的に書き出す)
☑ 2.最重要項目B:参加して欲しいターゲットは?
(「オンライン配信に悩むマーケティング担当者」など、具体的に書き出す)
☑ 3.「1・2」を元に、イベントを具現化すると?
(イベントタイトルと概要文を作る)
☑ 4.さらに、具体的な内容は?
(プログラムと登壇依頼者の候補を決め、オファーをする)
☑ 5.配信形式と参加形式は?
(ライブ配信か収録を配信か、また登壇者が参加者に向け話すセミナー形式か区別なく語る形式かを決める)
さらに詳細と内容を固める
☑ 6.いつ?(イベント日時を決める)
☑ 7.どこで?(配信会場を決め、必要ならば日時と併せてオファーする)
☑ 8.撮影・配信は自前で?外部に委託?(必要ならば外部委託会社を決めて発注する)
☑ 9.どの配信プラットフォームを使う?(配信に最適なプラットフォームを決める)
☑ 10.どんな内容を話す?(登壇者と共に内容を詰める)
開催プランの構築
☑ 11.参加者の登録管理は適切か?
(登録フォームの作成、またフォローやリマインドメールの内容や配信スケジュールを固める)
☑ 12.どこでどう周知・集客する?
(Web・SNS・紙・動画などのイベント案内のツール・メディアを決め、集客する)
☑ 13.当日のコンテンツの準備はOK?
(「10」を元にパワーポイントなどでコンテンツ・資料を準備。また司会者用台本・質問が無かった場合のQ&Aの例・終了後のアンケートフォームも準備する)
☑ 14.当日の進行は万全か?(進行スケジュールを確認する)
☑ 15.当日は誰がいつ何を担当する?
(会場や配信環境・進行表などと照らし合わせ、当日の運用スタッフの配置を決める)
☑ 16.万が一の備えは万全か?
(予備回線の準備、また可能ならば緊急時の対応マニュアルも作成する)
②開催当日にやるべきこと
いよいよイベント当日を迎えました。ハプニングへの臨機応変な対応も想定しつつ、開催時間までに十分な準備と確認をすれば、あとは進行スケジュールに沿ってひとつひとつ進めていくのみです!
会場、撮影・配信環境の準備
☑ 17.会場の通信・撮影・録画状態は万全か?
(回線・映像・音声の配信と収録をテストする)
☑ 18.オンライン参加の登壇者の通信状態に問題はないか?
(これは意外に抜けがち。登壇者の回線テストも忘れずに実施しましょう)
☑ 19.会場自体の準備も万全か?
(配信設備の設営・照明・演出小道具などを確認する)
出演者(登壇者・司会者)、運用スタッフとの最終確認
☑ 20.進行スケジュールの再確認、スタッフの配置は万全か?(リハーサルを実施する)
☑ 21.出演者の服装は適切か?
(これも意外に抜けがち。配信時の服装がイベントに適切か、また背景によるカメラ映りも確認・調整する)
☑ 22.出演者・スタッフの安全管理は適切か?
(緊急時の対策、適切な感染対策ができているかなどを確認する)
配信開始後の確認
☑ 23.映像と音声の配信・視聴に問題はないか?
(開始後も並行して配信・視聴状態を確認する)
☑ 24.出演者への情報共有はリアルタイムでできているか?
(参加者のリアクションなどを登壇者・司会者に共有する)
☑ 25.イベント中に差別的な言動やリアクションはないか?
(終了後の炎上対策も含め、出演者の発言や参加者のコメントなどは随時確認し、問題があれば素早く対応する)
③終了後のフォロー
イベントが無事終了しました。残るはラストの5項目です。イベントをさらに良いものにするために、終了後のフォローを行いましょう。
参加者と出演者へのフォロー
☑ 26.参加者の生の声・感想は集められているか?(アンケートを実施する)
☑ 27.出演者へのお礼を忘れていないか?
(これも意外に抜けがち。出演者へのサンクスメールを送る)
振り返りと次回開催への布石
☑ 28.イベントレポートは作成できているか?
(レポート記事や収録動画をまとめ、自社サイトなどに掲載する)
☑ 29.イベント当日の未参加者へもアプローチできているか?
(レポート記事や収録動画を、未参加者へのフォローメールなどでも配信する)
☑ 30.イベントの振り返りはできているか?
(レポートや動画などで開催内容を振り返り。さらに参加者の分析やアンケート集計を行い、改善点をまとめて次回の開催に活かす)
以上30のリストをご紹介しました
ここまで読んでいただき、それでもやっぱりリストが多いなあという方もご安心を。というのも、必ずしも全てを自社で行う必要はありません。
また、「社内向けのイベントか?社外向けか?」「参加者の人数・開催時間は?」「無料か?有料か?」など、イベントの種類によっては、おすすめのツールや運営方法なども異なってきます。
TOPPANでは、長年に渡る企業プロモーションで培ってきたノウハウ・企画力やハイクオリティな映像制作力を最大限活かし、あらゆるオンライン配信イベントのサポートが可能です。ご希望に応じた適切なプランをご提案いたしますので、まずは以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。
また30項目の中でも特に開催会場・配信プラットフォーム・会場の通信環境についてより詳しく知りたいという方は、以下のコラムもぜひご覧くださいませ。
2022.05.24