【イベントレポート】
第36回 ものづくりワールド【東京】内
第7回 ものづくりAI/IoT展に出展しました
2024年6月19日(水) ~ 21日(金)に東京ビッグサイトで開催された、第36回 ものづくりワールド【東京】内 「第7回 ものづくりAI/IoT展」にTOPPANエッジとして出展しました。
今回の出展では「IoT・RFIDでつながる、広がる」をテーマに、製造業さまの業務改善・省力化をサポートする最新の製品・サービスや事例をご紹介しました。
川崎重工さまや日産自動車さまに導入いただいているIoT事例をはじめ、実機・サンプル・デモンストレーションをご用意し、ブースに来場されたお客さまにソリューションを体験していただきました。また協業しているブルーイノベーション株式会社の最新のロボットを使った自動棚卸しソリューションも展示しました。本レポートでは当日の様子をご紹介します。
事例で分かる!IoT・RFIDソリューション
今回の展示では製造業を中心に実際に導入いただいている事例を多くご紹介しました。川崎重工さまでは航空機のオーバーホール部品管理をバーコードで行なっていましたが、RFIDを活用した管理ソリューションを導入することで、作業時間を従来の99%削減することができました。他、川崎重工さまで導入している在庫管理や重要書類管理の事例も多くの来場者の興味をいただきました。
また日産自動車さまと共同開発し、実際に日産自動車さまの製造拠点で運用いただいている物流管理システム事例や、NTTデータ関西さまと協業して製造業さまに導入した進捗管理や入出庫管理などの事例も、来場者のRFID・IoT導入のヒントにお役立ていただきました。
体験して分かる!デモンストレーション
従来の標準機能に加え、入庫・出庫機能を搭載し、新しく6月にリリースしたRFID棚卸しアプリケーション「Easy Checkout® Lite X」を出展し、RFID導入を進めたい企業さまを中心に読み取りの早さや利便性を体験いただきました。
製造・医療・物流・流通など幅広い業種で活用いただける「ボックス型RFIDリーダー」の実機を出展しました。外部への電波漏れを抑制し、ボックス内にあるものだけを一括読み取りできるため、周囲に置かれた製品のRFIDタグを誤読しにくい設計となっています。
また協業先であるブルーイノベーション株式会社のロボットによる自動巡回点検ソリューション「BEPサーベイランス」も出展しました。ロボットが施設内を自動で巡回・データ取得することで点検、保守業務を効率化できます。実機によるデモンストレーションをはじめ、RFIDの棚卸し機能を備えた新サービスも参考出展しました。
見て触って分かる!機能性RFIDタグ
東北電力さまと共同開発した「液漏れ検知RFIDタグ」をご紹介しました。印刷配線とRFID技術を組み合わせ、配管で起こる油や水、水性薬品などの液漏れを検知することで液漏れの早期発見、それに伴う被害の最小化を目指します。読み取りのデモや動画も交え来場者の方にご紹介しました。
機械設備の状態異常を未然に防ぐ予知保全のニーズが高まっているのを受け、日本精工さまと共同開発中の「温度センサー搭載RFIDタグ」も参考出展しました。産業機械設備に取り付けたRFIDタグで取得したID情報と温度情報を参照し、予防保全の効率化、作業員の方の負担軽減を実現します。
オフィスDXをサポートするクラウド型プラットフォーム「CloakOne®」
「CloakOne®」とは個人を認証するための認証キー(顔認証、カード、スマートフォン)の連携機能を提供し、企業・大学などのDX推進をサポートするクラウド型プラットフォームサービスです。今回はCloakOne®の顔認証と連携が可能な、自動ドアや生産管理システム、防犯カメラなどのソリューションを参考出展としてご紹介しました。
2024.06.28