受け手に送り手の意思を伝えるDMの活用事例をご紹
DMライブラリレポート-リサーチ編 vol.2
- VOC活用/コールトゥアクション表記/視線誘導/重要なお知らせの伝え方/検診案内DM
DMライブラリで収集されたDMから特徴的なものをピックアップし、コラム形式でテーマに沿ってまとめてご紹介。
※本記事は2016~2019年に弊社LABOLIS Webで公開されていた記事を再編集したものです。
記事の内容は掲載時における情報となりますことをご了承ください。
リサーチ編 vol.2
・リアルに伝わる! お客さまの声活用DM ・DMを見た後の行動につなげる分かりやすいコールトゥアクション(行動喚起)表記事例4選 ・「顔」があるとつい見てしまう現象を活用したDM ・「重要なお知らせ」の伝え方。 DMでの注意喚起の方法とは ・予防のためのアクションを促す! 検診の案内DM事例 |
概要
リアルに伝わる! お客さまの声活用DM
生活者が物を買う動機の一つとして「誰々さんが使っていたから」「誰々さんに薦められたから」という口コミがある。ネット通販においても、他ユーザーのレビューや感想が購入の決め手になることもある。口コミとは本来はユーザー同士の伝達で商品やサービスが広がっていく形であるが、企業が既存ユーザーの「お客さまの声」を集め他のユーザーに紹介することで疑似的に口コミに近い状態をつくることができるのではないだろうか。
ではいったい各社がどのような工夫をしているのか、 DMライブラリに所蔵している通販会社のDMから「お客さまの声」が掲載されているものを数社ピックアップしたのでご覧いただきたい。
DMを見た後の行動につなげる分かりやすいコールトゥアクション(行動喚起)表記事例4選
受け手がDMを手に取ってから何らかのアクションを起こすまでの流れを大まかに示すと、
①手に取る
②開封する
③興味を持つ
④申し込む
この上記4つのステップを踏むことになる。したがってDM制作者は、この4つのハードルをそれぞれ越えられるようにシナリオを組み立てなければならない。ところが実態としては、①手に取る②開封する③興味を持つまではよくできているのに、④申し込むがいまひとつ分かりにくい事例がしばしばある。いかに良い商品であり、ユーザーが興味を持ったとしても④申し込むが実現しなければ、①~③の努力が無駄になってしまう。
そこで今回は④の「申し込み部分」が分かりやすく行動しやすいDM事例を4つご紹介する。
「顔」があるとつい見てしまう現象を活用したDM
人の脳には、瞬間的に「顔」に注目し無意識のうちに目で追ってしまう働きがある。ホワイトペーパー内図1右のヒートマップ画像は左の画像に視線計測を行った結果を示しており、スフィンクスの顔の部分が見られていることが分かる。
この脳の働きをうまく利用すると、見てほしい所の近くに「顔」を載せることで、受け手の視線を瞬時に引き付けることができる。そんなシミュラクラ現象を引き起こしているダイレクトメール(DM)の事例をご紹介する。
「重要なお知らせ」の伝え方。 DMでの注意喚起の方法とは
「重要なお知らせ」「必ずご確認ください」など、通知物やDMで強い注意喚起や危機訴求を行い、行動を促すことがある。自身の健康やお金に関すること、法的な手続きが必要なものから加入サービスの変更の案内などその緊急度合いはさまざまだが、高い開封・閲読率を求められるものだ。そんな重要度の高い通知物について各社がどのような注意喚起を行っているのか、事例をいくつかご紹介したい。
予防のためのアクションを促す! 検診の案内DM事例
一般的に病院からダイレクトメール(DM)が送られてくることはほとんどないが、健康診断や眼科・歯科から定期検診についてのDMが送られてくることもある。それらは事前に検診を受けさせることで予防につなげようとしている。「予防」という点で見ると、病院などの他に市町村から「がん検診」や「特定検診」の案内が送られてくることも増えてきた。該当する住民に対して送られているため、ターゲットを絞り込んだ表現になっていることも多い。
そこで今回は「検診」をテーマに、DMライブラリにどのようなDMが届いているかを見てみたい。内容は異なるが「来店促進DM」として考えていただけると、さまざまな業種の方の参考にもなるだろう。
続きは下記ホワイトペーパーにてご覧ください。
2019.04.01