コラム

【展示会レポート】第23回自動認識総合展

2021年10月5日から7日に東京ビッグサイト南ホールで開催されました、国内唯一の自動認識技術&ソリューションの専門展示会である「第23回自動認識総合展」に出展いたしました。

TOPPANブースのテーマは、『バリューチェーンのデジタルトランスフォーメーションを推進するTOPPANの自動認識技術』。
「製造現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)」として⼯場の⾃動化・省⼈化を⽀援、実現するソリューションを、また「サプライチェーンのDX」として製造/配送/販売の場⾯を⽀えるソリューションをご紹介しました。

本レポートでは、第23回自動認識総合展で展示したソリューションの一部をご紹介します。
お問い合わせは、お気軽に各サービスページのお問い合わせフォームへお願いします。



展示ソリューションのご紹介

ID-NEX®トレーサビリティシステム

ID-NEX®トレーサビリティシステムは、スマートフォンとIT技術を活用し、流通過程をトレーサビリティ(見える化)できるシステムです。
商品にユニークIDを付与することで、流通情報の記録と集約ができます。

スマートフォンでコードを読み取る様子

今回の展示では、商品に見立てたカードの二次元コードをスマートフォンで読み込んで、トレーサビリティを確認できるデモを紹介。パソコンの管理画面上で、どこで・誰が・いつ・何を読み込んだか確認することができました。

このサービスを使うことで、製造工場や小売店では流通経路の可視化を実現。また、一般消費者は二次元コードを読み取り流通経路やセンシング情報を知ることで、製品の安全・安心を確認することができます。

ID-Watchy® Bio

ID-Watchy® Bioは、①BLEセンサーによる位置情報②リストバンド型生体センサーによるバイタルデータ③監視カメラの映像の3つを組み合わせて、一人ひとりの健康・労務管理ができるサービスです。
リストバンド型生体センサー「MEDiTAG(メディタグ)」を作業者に装着してもらい、工場や作業現場での健康・労務管理にご活用いただいています。
※「ID-Watchy® Bio」は2023年4月、「ID-Watchy®」にサービスを統合しました。

腕に着けたタグと管理画面

BLEタグを身に着けて、センサーが付いた監視カメラに近づくと、その位置情報が監視映像とともに記録。また、腕に付けたMEDiTAG(メディタグ)で脈拍・歩数・血圧などの情報もあわせて記録し、そのデータが管理画面で確認できるデモを紹介していました。

プロジェクションピッキングシステム® PPS

画像処理技術を応用しさまざまな形状の棚やラックに合わせ柔軟に構築できるピッキングシステムです。表示器を取り付けることができなかった場所にもご導入頂けます。

プロジェクションピッキングシステムのデモ機

今回は、プロジェクターで投影された指示に沿って商品を取り完了ボタンを押す作業をデモンストレーションでご紹介。

ポカヨケ機能も搭載し、センサーや画像認識機能を使って誤ったピッキング作業を防ぎます。ポカをすると全体を赤く表示、また警告音でお知らせします。
品名、数量、画像、動画、音声など多彩なピッキング指示に対応しており、その他コンベアなどさまざまな物流関連設備との連携した運用も可能です。


2021.11.30