欧州環境規制で変わる製品管理の在り方。
日本経済新聞に掲載された
「デジタルプロダクトパスポート(DPP)」対応の鍵とは
2026年4月14日付の日本経済新聞において、TOPPANホールディングスが開発した「デジタルプロダクトパスポート(DPP)向けソリューション」が紹介されました。2027年からの欧州規制を見据え、衣料品の情報をどう管理するのか、掲載記事のポイントをまとめました。
現在、アパレル業界は大きな転換期を迎えています。2027年にも欧州連合(EU)で「デジタルプロダクトパスポート(DPP)」の導入が予定されており、EU域内で販売される衣料品には、原材料から製造工程、さらには廃棄方法に至るまで、詳細な情報の開示が義務付けられる見通しです。
こうした背景を受け、当社が開発したのが、RFIDタグやQRコード※を活用して製品のライフサイクルを一括管理するシステムです。 消費者は製品に付けられたタグをスマートフォンなどで読み取るだけで、その服がどこで、どのように作られ、役目を終えた後にどう処理すべきかといったデータに瞬時にアクセスできるようになります。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
本ソリューションの強みは、単なる規制対応の「守り」に留まらない点にあります。 自社サービスページ(下記参照)でもご紹介している通り、NFCやRFIDといった多様な媒体を選択できるだけでなく、認証後の画面を通じてブランドのプロモーションを行ったり、マーケティング情報を収集したりといった「攻め」の活用も可能です。また、2024年に買収したベルギーの企業の知見を活かし、グローバル水準の認証技術と最新の規制動向も反映させていきます。
今後の展望として、まずは自前でのシステム構築が難しい国内の中小アパレル企業を中心に導入を働きかけ、日本企業の欧州輸出を強力に支援してまいります。
そして、TOPPANグループは本ソリューションを通じて製品の透明性を高め、消費者とブランドが信頼でつながる持続可能なファッションの未来を切り拓いていきます。
2026.04.14