「光学特性」で調光フィルムが理解できる?易しく解説!
本記事で分かること
・”光学特性”について基礎知識 (一般的な言葉で分かりやすく解説!)
・調光フィルム購入時に光学特性の観点で注目すべきポイント
・光学特性以外の購入判断の基準になりそうな視点
※本記事は専門の記事ではありません。一般的な言葉で書いているため、一部誤解を招く表現がある場合もありますがあくまで「分かりやすさ」を優先しております。
目次
1.調光フィルムとは?
2.調光フィルムにおける「光学特性」とは
・平行線透過率 ‐透明?不透明?
・全光線透過率 ‐明るい?暗い?
・ヘイズ ‐透明?不透明?
5.LC MAGICの光学特性は?
6.LC MAGICの光学特性+事例紹介
調光フィルムとは?
調光フィルムは透明・不透明に切り替わるフィルムです。通常ガラスに貼る形で利用します。
以前から会議室のパーテーションや浴室といった日常生活で目にする場面や、博物館・舞台等で目を惹く演出として使われています。
最近では車の内装におけるトレンドでもあり、サンルーフや後部座席の窓などに利用されている注目の商材です。


そんな調光フィルムですが、メーカーの数も少なくなく、各企業の製品の強みも様々です。
その中で希望に合った調光フィルムを見つけ出すために読者の皆さまはどんな箇所を見るでしょうか?
「品質」「価格」「機能」「貼る場所の環境条件」など検討できる項目は様々ありますが、その要件のひとつとなるのが今回ご紹介する「光学特性」です。
実際に、各企業の製品ページを見る際や、フィルムメーカー・ガラスメーカーと話す際に「光学特性」というワードが出た経験がある方もいるかもしれません。
本記事では光学特性について一般的な用語で分かりやすく解説していきますので、調光フィルムを比較する際の参考としてぜひ最後まで読んでいただければと思います。
調光フィルムにおける「光学特性」とは
大前提ではありますが、光学特性はレンズ、反射鏡、光ファイバーなど、調光フィルム以外にも使われる言葉です。
簡単に言うと、レンズ・フィルム等の物質に対して”光がどのように見えるか”(=光の透過、反射、屈折、吸収)という考え方で、この現象はレンズ・フィルムを構成する材料、表面の形状、密度などによって異なります。
例えば、日常生活で密度の違いを感じるのは、”ストローを水の入ったコップに入れると曲がって見える”時などです。(空気と水の密度の違いによる光の屈折)
なんとなくイメージが湧いたでしょうか?

さて、調光フィルムの光学特性を表すときによく使われるのは「全光線透過率」「平行線透過率」「ヘイズ」の3つです。
つまり、透明度が高いかどうか、曇り度が高いかどうかということです。
これを知っておくと、皆さんが感覚的に捉えていたものが数値として明確に判断できるので購入時の役に立つと思います。
では、それぞれの用語の意味を見ていきましょう。
平行線透過率 ー 透明?不透明? 全光線透過率 ー 明るい?暗い?
平行線透過率は、値が大きいほど ”透明” 、小さいほど ”不透明” です。
全光線透過率は、値が大きいほど ”明るい” 、小さいほど ”暗い” です。

ヘイズ ー 透明?不透明?
ヘイズも透明性を表す指標ですが、今度は曇り具合(濁度)を示す値です。曇り値とも呼ばれます。
ヘイズは値が小さいほど “透明” で、大きいほど “不透明” です。
日常生活で例えると、携帯に貼る反射防止フィルムや、浴室にあるようなすりガラスはヘイズが高い、
車の窓ガラスやメガネのレンズなどはヘイズが低い、と言えます。

なお、少し細かい話ですが、
ここまで説明した3つの基準は下記のような関係性があります。
全光線透過率=平行線透過率+拡散透過率
ヘイズ =拡散透過率/全光線透過率×100
※拡散透過率は、試験片(調光フィルム)を透過する光線のうち、平行成分を除いた拡散光の透過率
LC MAGICは光学特性は?
光学特性という観点では、TOPPANが提供するLC MAGICは高い透明性が特徴です。

LC MAGICには、電源OFF時に不透明・ON時に透明に切り替わる「ノーマルモード」のほか、その逆で電源OFF時に透明・ON時に不透明となる「リバースモード」の2種類のラインナップがあります。
また、グレーやブラックなどカラーバリエーションもあるため、使用環境のイメージに合わせてご採用いただけます。
具体的な光学特性、その他の特長は下記より参照ください。
過去の展示会ではお客さまから「透明・不透明のコントラストがはっきりしている」「透明・不透明の切り替え速度が速い」などお声を多くいただいております。
ご興味のある方は問い合わせいただき、ぜひ弊社ショールームやサンプルなどでご体感ください。(問い合わせはページ下部よりお願いいたします。)
まとめ
ここまで調光フィルムの光学特性を中心に基礎知識をご紹介してきました。
参考になったでしょうか?ぜひ各企業のホームページを見たり、メーカーさんとの商談をする際に光学特性について聞いてみてください。
(冒頭にも記載したように、本記事はあくまで一般的な用語で分かりやすく書くことを目指しているため、用語の厳密な定義や表現の観点では正確性がない場合もございます。ご了承ください。)
2025.03.04