サービス・地方創生

【導入事例】京都府
けいはんな万博PRイベントで
透明翻訳ディスプレイを活用!

京都府では、サイエンスシティ「けいはんな学研都市」を舞台に、都市内外の交流イベント、サイエンスシティならではの先端技術プロジェクト、そして産学公住が協働する多数のイベントを開催しています。この度、大阪・関西万博の開催時期に合わせ、京都駅(京都駅ビル2F 南北自由通路北側)に設置された『EKIspot KYOTO』の一角で、けいはんな学研都市の研究成果や施設を発表・展示・公開する「けいはんな万博」のPRを行いました。
今回は、京都府のご担当者様から、こちらのイベントで活用した「VoiceBiz® UCDisplay®」について感想をお伺いしました。


Q. 今回のイベントでUCDisplayを活用しようと思われた背景を教えてください 

1. 京都駅での多言語対応の必要性

京都駅には非常に多くの外国人観光客の方がいらっしゃいます。13言語に対応している「VoiceBiz® UCDisplay®」を活用することで、多様な国籍のお客さまに対しても、スムーズに『けいはんな万博』のPRができると見込みました。

2. NICTとの連携による相乗効果

また、私たち京都府のけいはんな学研都市には、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が研究所を構えています。この「VoiceBiz® UCDisplay®」は、そのNICTが開発した翻訳エンジンを活用していると伺いました。そのため、「VoiceBiz® UCDisplay®」を導入すること自体が、けいはんな学研都市の先端技術をPRする機会とも考えました。

3. リアルタイム表示による高い訴求力

そして、翻訳内容が透明ディスプレイにリアルタイムで表示されるという点も、大きな決め手でした。この視覚的な効果によって、通行中の方々の注目を集めやすく、より興味を持ってPRブースに立ち寄っていただけるのではないかと考えました。

Q,イベントの中でどのように活用されたか教えて下さい

ブース内では、机上に「VoiceBiz® UCDisplay®」を設置し、ご来場のお客さまに多言語コミュニケーションを直接体感していただきました。
スペースの都合上、本来の対面方式で使うことはできなかったのですが、最新の翻訳技術を体験していただくという点では、十分その役割を果たしてくれたと感じています。

Q. 実際にご来場されたお客様はどのようなご感想でしたでしょうか

1. 高い音声認識精度と翻訳品質

特に驚いたのは、駅の騒がしい場所でも、音声をしっかりと認識してくれたことです。マイクの性能がとても良いと感じました。翻訳もほとんど問題なく、誤訳もなかったので、これまで使った翻訳サービスの中で一番使い勝手が良かったですね。

2. 視認性の高いディスプレイ

ディスプレイがとても綺麗で、文字表示も見やすいのが印象的でした。文字の大きさを変えられるのも非常に便利です。流れている動画も鮮明で、このくらいのサイズ感がちょうどいいですね。これより小さいなら、透明ディスプレイである必要はないかもしれません。
また、家族連れの方にも体験として非常に好評で、子どもが言語の違う話者と一生懸命コミュニケーションを取ろうとしているのを親が見守っているのが印象的で、言語が喋れる人だけで完結せず、みんなで確認しながら翻訳体験ができるということも、このディスプレイ型の利点の1つであると感じました。

3. 万博会場での期待

万博会場でもこういったディスプレイを見たことがある、という方もおられました。今回の『けいはんな万博』のPRだけでなく、大阪・関西万博でも多方面に活躍するのではないかと期待しています。

Q. 最後に何か感想があればお聞かせください

今回のイベントで「VoiceBiz® UCDisplay®」を活用できたことで、けいはんな学研都市のPRを特に海外の方にも体験として提供でき、PRできて非常にうれしいです。本当に素晴らしいツールであり、今後、窓口ガラスに実装されるなどして、世界中の方と気軽にお話しすることができればと感じています。
その一方で、もし可能であれば、話者の言語を自動で認識したり、ボタン操作なしで使えるようになったりすれば、さらに利便性が高まると感じました。今後、さらなる機能向上と改善に期待したいと思います。

ありがとうございました。
TOPPANでは上記のような課題を受け、更なる機能向上を進めてまいります。
今回紹介したような外国人対応に関して同じような課題をお持ちの方は、ぜひTOPPANへお気軽にお問い合わせください。

2025.07.28

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