働き方改革

「安全道場VR」
株式会社 明治様
導入インタビュー

「安全道場VR」導入前の課題と、導入後の効果について
株式会社 明治 品質保証部 安全グループの石井氏にお話を伺いました。


石井氏は、社内の労働安全衛生全般の取り組み状況の確認や、
取り組みに対する支援・提言等をご担当されています。


VRで気軽にどこでも安全教育

トッパン担当者(以下、トッパン):まず、「安全道場VR」導入前に抱えていた課題や、導入検討のきっかけを教えてください。

石井:安全教育をより自分ゴトとするために、これまでよりも興味を持ってもらうことや、疑似体験のための疑似体験ではなく、リアルな体験に近い感覚を持ってもらいたいと思っていました。そうした時に「安全道場VR」を知り、導入しました。

トッパン:「安全道場VR」を認知いただいたうえで、導入まで踏み切った決め手はありますか。

石井:価格と、ハンドリングの良さです。
 価格は他のVR機材の1/10程度であり、VRに慣れるにはちょうど良いと思います。さらに、他のVR機材は固定式が多い中で、「安全道場VR」は体験を実施したい事業所に機材を送付し、すぐ体験ができることから、集合教育を行えない現在の状況下では有効だと考えました。


全国の事業所で、危険を体感するVR安全教育を実施

トッパン:すでに「安全道場VR」は運用されていますか。

石井:全国に関係会社含め多くの事業所があり、その事業所ごとに送付し、体験教育を行い始めています。また、新入社員研修や物流関係の方も含め、直接製造に携わらない方にも体験を実施し、安全意識を広めてます。「安全道場VR」は、基本的には凸版印刷や世間一般のルールについて説明をしているため、弊社のルールを併せて説明し、社内のルールの理解を深めることも目的としています。今後は、「安全道場VR」を使って集合教育を行う際には、一度に同じ体験ができ、都度説明をしていく環境を構築したいと考えています。

トッパン:各事業所では、具体的にどのような人数や頻度で体験教育をされていますか。

石井:現在「安全道場VR」を10台所持しているため、1度に10名に対しての教育実施を考えています。ただ、3直交代の事業所もあるため、その場合は各自が空いた時間に体験できるよう、集合研修の形態をとらずに実施しています。
 まずは、全国の事業所に体験してもらうことを優先に考え、展開しています。年に2回程度は各事業所で体験ができるようにしていきたいと考えています。

トッパン:7つあるコンテンツの中で、特に利用しているコンテンツはありますか。

石井:「カッター切創」と「高所作業」のコンテンツを利用しています。


自社の災害をVRに

トッパン:今後について何か展望はありますか。

石井:導入直後でまだ結果は出ていませんが、体験者からは、リアルや怖い等、こちらが想定した感想が出ていることから、一定の成果は出ていると思われます。
 今後は自社の災害を映像化することで、より身近な取り組みであると認識をしてもらえるはずだと感じています。特に、自分達の制服を着ている人が事故に遭うVR体験をすることで、より自分ゴト化ができると考えています。


安全道場VRの特長

本パッケージはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使用することで、
実際に起こりうる労働災害をVR(バーチャルリアリティ)で体験することができます。
利用者が複雑な操作不要で体験できる連続再生アプリケーション「安全道場VR」がプリインストールされています。

VRを通して、危険を体験してもらうことで、映像や資料では身につかない、
効果的な安全教育を可能にします。

既存の安全教育の課題を解決します。
・現場のような臨場感があり、事故を自分ゴトとして感じられる安全教育を導入したい
・製造現場(職場)の労働災害を防ぎたい
・参加者に意欲を持って研修・講習に臨んでもらいたい
これらのお悩みをお抱えの方におすすめです。

2021.11.30

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