働き方改革

「安全道場VR」
東洋アルミニウム株式会社様
導入インタビュー

労働災害防止・事故防止のため、あらゆる企業でで労働安全衛生教育が行われています。
TOPPANではより学習効果の高い、VRによる事故体験ができる「安全道場VR」を提供しています。


「安全道場VR」導入前の課題と、導入後の効果について
東洋アルミニウム株式会社 箔事業本部の西谷様にお話を伺いました。


西谷様は、静岡県にあるこちらの蒲原製造所にて
製造所内の安全活動の推進、 災害や事故を低減する為の活動をご担当されています。


若年層をターゲットにした安全教育

トッパン担当者(以下、トッパン):まず、「安全道場VR」導入前に抱えていた課題や、導入検討のきっかけを教えてください。

西谷様:昨年度、製造所内で労働災害が続いており、製造所全体の安全意識が低くなっていると感じていました。従業員向けに安全教育は実施しているのですが、今後は特に若い世代に興味を持ってもらいやすいものを、と考えていました。

トッパン:特に若い世代への安全教育とのことですが、何か理由はありますか。

西谷様:蒲原製造所は他の製造所と比べても平均年齢が若いというのもありますが、昨年度特に20代後半から30代の災害発生が多かったため、そういった層が興味を持ち、かつ意識を変えることができる安全教育を模索していました。
 そうした時に「安全道場VR」を知り、VRだと若年層にも興味を持ってもらいやすいのではと考え、導入に至りました。


VRで危険を体感するということ

トッパン:すでに「安全道場VR」は運用されていますか。

西谷様:6月に「安全道場VR」を3台導入し、7月から約2ヶ月ほどかけて製造所の全従業員約130名を対象に体感教育を行いました。

トッパン:ターゲットとしていた若年層の反応はいかがでしょうか。

西谷様:リアルな災害の描写に驚いてもらったり、気をつけなければという感想をもらったりと、ご年配の方よりも良い反応がありました。実際、VRで体験した状況に近い業務を行うときに「安全道場VR」を思い出すという声もあり、VRで危険を体感するのは非常に有効であると感じています。

トッパン:VRで体験した状況に近い業務とは、具体的にどのような業務でしょうか。

西谷様:回転物全般の業務です。「安全道場VR」の中では「機械清掃」のVRコンテンツを特に利用しています。7つのコンテンツすべてが製造所の業務に関連するわけではないですが、様々な事故の疑似体験を行うことで新しい気付きが得られたという感想もあり、全てのコンテンツを体験してもらうようにしています。


今後の安全教育活動

トッパン:今後について何か展望はありますか。

西谷様:今回、蒲原製造所および茅ヶ崎製造所での「安全道場VR」による体感教育が好評だったので、引き続き他の製造拠点でも活用予定です。
 また、今後追加のコンテンツがあれば、導入を検討したいです。可能であれば、より製造所の実態に近いコンテンツで体感教育ができればよりよいと思っています。


安全道場VRの特長

本パッケージはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使用することで、
実際に起こりうる労働災害をVR(バーチャルリアリティ)で体験することができます。
利用者が複雑な操作不要で体験できる連続再生アプリケーション「安全道場VR」がプリインストールされています。

VRを通して、危険を体験してもらうことで、映像や資料では身につかない、
効果的な安全教育を可能にします。

既存の安全教育の課題を解決します。
・現場のような臨場感があり、事故を自分ゴトとして感じられる安全教育を導入したい
・製造現場(職場)の労働災害を防ぎたい
・参加者に意欲を持って研修・講習に臨んでもらいたい
これらのお悩みをお抱えの方におすすめです。

2021.10.22

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