美術館・博物館・自治体・出版社の
広報、企画部門でこんな課題をお持ちの方へ
展示物や貴重な資料を複製・復元したい
過去作品をデータ修復・複製して利活用したい
不朽の名作を美しく蘇らせたい
昔の原稿を制作された当時のままに、復刻版として蘇らせたい
企業価値の高い広告ポスターや冊子を、経年変化の味わいを活かしたまま複製したい
アーカイブ化と復刻版制作をトータルで行い所蔵したい
漫画原稿、アニメ原画など大量のアナログ原稿を有効に利活用したい
古い本の修復・補強をしたい
古い本や写真、絵画の復刻・複製サービス
「Priborn-プリボーン」とは？
古い本や写真、絵画の復刻・複製サービス「Priborn-プリボーン」とは、
既存の原稿から印刷設計を分析し、紙やインキ、印刷方式を再設計しながら、
同様の色や質感となるよう複製印刷を行うサービスです。
1450年頃、ヨハネス・グーテンベルクの活版印刷の発明から現在に至るまで
生み出され続けてきた印刷物。それらは紙を中心に、さまざまな版式でインキを重ねて印刷されています。
現代のデジタル時代において、時代を彩った古い印刷物は
歴史的視点や創造的視点からその価値がより一層高まっています。
300年前の名作もデータ修復・復刻印刷まで、
TOPPANがトータルディレクション
このような背景から、本や写真、絵画などの劣化した印刷物を蘇らせたい、
既存の印刷物を広めるために修復・復元したいというご要望が増えています。
しかしながら、簡単にコピー＆ペーストができるデジタルデータとは違い、
印刷物の復刻・複製には数多くの苦労があり、専門技術が必要となります。
TOPPANは、長年にわたってポスターや書籍など、さまざまな印刷物を設計・印刷・製造しており、
専門知識と高い技術を蓄積してきました。
古き良き名作の復刻・複製も、経験豊かなスタッフがトータルディレクションいたします。
実績のご紹介
『小学館の100年』の付録として、1925年（大正14年）に創刊された『セウガク一年生』の複製版を制作・印刷しました。
複製のために、まずは原本確認を行います。『セウガク一年生』の原本は約100年前の印刷物なので、原本を動かすのではなく撮影チームが動きます。TOPPANの撮影専門チームが保管場所へと赴き高精細撮影を行いました。そして印刷設計は、経年変化の風合いを残しつつ、当時の鮮やかな色調をCMYKの4色と特色ピンクを使って再現できるよう設計しています。さらに本の綴じ方にもこだわっており、現代のようにきれいにそろった小口ではなく、当時の不揃いで中心部が山型になる中綴じの仕様を再現した製本設計にしています。
このように、文化財の撮影、レタッチ、印刷設計による色調再現、製本に至るまで細かく分析を行い再現性を高めることで、大正時代のレトロな雰囲気あふれる複製版へと仕上げています。
この複製原稿BOXは、作品25周年を迎えた『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』のアニバーサリー商品です。
モノクロ原稿も含めて全ぺージカラー印刷することにより、原稿用紙の経年変化、下書きや指示書き、ホワイトの立体感に至るまで、あらゆるディテールを忠実に再現しました。
特にカラー原稿はこだわりの複製表現を行いました。原稿のオモテ面だけではなくウラ面にも複製印刷を施し、着彩したときに発生するウラ面への透け具合、にじみ具合をまるで本物のように再現しています。
『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』のすべての原点である第一幕「剣心・緋村抜刀斎」全50枚を複製。加えて、カラー画稿集の内容は２部構成となっており、作品を支える「死闘・剣戟（けんげき）アクション」の迫力を表す14枚を【剣】部として、「想いと信念を伝える台詞・表情」に満ちた14枚を【心】部として、各々厳選し、第一幕と同様の技法で再現しました。
さらに、このBOXには自宅で原画展ができるよう“複製原稿展示スタンド”をセット。集英社さまが本商品において掲げるコンセプトの一つ「ご自宅で原画展をしていただきたい」という想いを実現したものです。
TOPPANは製造設計から印刷設計、ディレクション、納品まで伴走し、まだ見たことのないものづくりを、お客さまとともに完遂します。
本や写真・絵画などの現物のデータ化から復刻版制作までトータルディレクション
「Priborn-プリボーン」の全体フロー
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特徴 1現物確認・分析本や写真・絵画などの原画の紙質、塗り方や使っていた素材の色調や質感を分析し、データ化手法、印刷設計などの基本フローを検討します。
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特徴 2保存状態に即した運搬設計美術品・高級品を運搬できる運送会社に協力していただきます。破損や劣化が起きないよう配慮した運搬設計を行います。作品によっては保険をかけて運搬、ないし撮影部隊が保管場所へ伺うなど個別対応が可能です。
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特徴 3用途に即した
撮影スキャン、アーカイブ化大きなサイネージで使用するのか、原寸サイズで展示するのか、大きく引き伸ばして印刷したいのか、ご希望の用途に合わせた復元プランをご提案いたします。
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特徴 4リアルな復元を叶える印刷設計現代の印刷技術を駆使して、限りなく本物に近い印刷物へと復元します。制作したい作品の大きさ、数量、色調などによって、印刷機の選定から行い、復元に適した印刷設計をご提案いたします。
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特徴 5目的に合わせた製版修正経年変化によって現れた用紙の風合いの変化、シミやキズ、汚れや破れをどこまで残すのか、全て消して制作された当初の状態に戻すのかなど細かくお打合せをして理想の複製になるよう製版修正いたします。
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特徴 6理想の姿に向けた印刷・加工特にアート作品では作家さまの描かれた素材により、パール感やラメ感のあるもの、金銀を使うものなど特殊なものも多いため、色調再現だけでなく、質感を限りなく近づけるため特色やスクリーン印刷加工などの特殊設計を行うことも可能です。
ご支援の流れ
まずはお気軽にご相談ください。
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STEP 1
お打合せ
お問い合わせフォームよりご連絡いただきましたら、オンラインミーティングにて現状の課題やお悩みなどをお聞かせください。現物を見ながらのお打合せが可能であれば、訪問させていただきます。
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STEP 2
お見積り
ご要望に応じて概算お見積りを作成いたします。
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STEP 3
ご提案
具体的な仕様のご提案で最終検討をお願いいたします。
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STEP 4
ご発注
現物をデータ化するところから復刻制作までワンストップで対応いたします。
よくあるご質問
お問い合わせいただく際に、よくいただくご質問について
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１枚だけの復刻制作も依頼可能ですか？
可能です。１枚だけの復刻実績も多くございます。ただし、お引き受けできる受注金額は最低50万円～とさせていただいております。恐れ入りますがご了承の上お問い合わせください。
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復刻作品の利活用方法も一緒に考えてもらえますか？
可能です。アーカイブ化から利活用までトータルでご提案させていただきます。
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昔のフィルムやモノクロ写真しか残っていない作品も復刻可能ですか？
フィルムや写真などの原稿状態や復刻するサイズ、数量によって復刻できるかどうか判断させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。
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対応エリアは決まっていますか？
TOPPANは全国に支社・営業所があります。日本全国どこでも対応可能です。
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美術作品・現物資料に保険をかけることは可能ですか？
可能です。ただし、一部かけられない資料も発生します。
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取り扱い注意の作品や資料の移動は可能ですか？
可能です。美術品・高級品を運搬できる運送会社に協力していただきます。
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見積りだけ対応してもらうことは可能ですか？
可能です。イメージされる内容、仕様、発行部数、ページ数などの情報をヒアリングさせていただきます。
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色校正は何回まで可能ですか？
通常１～３回出校するケースが多いです。１校ごとに費用がかかりますので、校正回数はご相談の上進めさせていただきます。
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これまでの実績を現物資料として見せてもらえますか？
保管数が少ないことからお渡しすることができないのですが、対面のお打合せにてご覧いただけます。遠方のお客さまは、TOPPANの全国営業所ネットワークを駆使しますのでお問い合わせください！
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漠然とした企画から相談にのってもらえますか？
もちろんです！ TOPPANには各種専門部署がありますので、どんなジャンルのご相談もお聞かせください。
データ化から利活用までをワンストップでご提供
デジタルオフセット印刷サービス「TOPPAN FINE DIGITAL PRINT」
個性豊かな印刷物をつくる「箔押し印刷・特殊加工サービス」