イベントレポート

【イベントレポート】
ものづくりワールド東京 内
第3回製造業DX展に出展しました

2025年7月9日(水) ~ 11日(金)に幕張メッセで開催された、ものづくりワールド東京 内 第3回製造業DX展にTOPPANエッジとして出展しました。


今回は「IoT・RFIDでカイゼン!業務効率化と品質強化の最適解」をテーマに、製造業の業務改善・省力化を支援する最新の製品やソリューション、事例を紹介しました。
東レさまやトヨタL&F東京さま、古河電工さまに導入いただいているIoT・RFIDの導入事例や、長谷工コーポレーションさまや東京電力パワーグリッドさまとの新しい取り組みを展示しました。また、各種実機・サンプル、「EPCIS 2.0」に対応した物流サプライチェーンマネジメントシステムなどのデモンストレーションを交え、ブースに来場されたお客さまに体験していただきました。
本レポートでは当日の様子をご紹介します。

\業務効率化&品質強化の成功事例/

東レさまの事例では、合成繊維の原糸を巻き付けるボビンに最適な形状(リング状)の専用RFIDタグをご紹介しました。
これにより製造データと物流データの一元管理と物流トレーサビリティを実現し、東レさまの品質管理向上と作業効率の改善に貢献しました。

トヨタL&F東京さまではRFIDを活用した棚卸アプリを導入することで、レンタル用フォークリフトの所在確認作業時間を大幅に短縮することができました。これにより、従来発生していた手作業によるミスや再確認の手間が削減され、現場の業務効率と正確性が向上しました。

\RFIDタグ・センサーの最新ラインアップ/

金属対応、高耐久、耐熱、防水など、過酷な製造現場でも安心して使用できるRFIDタグを多く展示し、来場された方にさまざまな活用シーンをご紹介させていただきました。さらに、製造装置の保全管理や異常検知を可能にするセンシング製品の活用法なども事例を交え、ご案内しました。

温度センサー機能を活かし、取り付けた機械設備の異常発熱を検知することで事故を未然に防ぎます(左)
硬度変化に伴い温度が変化するコンクリートの特性を利用し、RFIDで強度の発現をモニタリングできます(右)

\loT&RFID活用の未来を体感!/

TOPPANエッジでは、輸送時の温度データなどセンサーで取得したモノの状態に関する情報を、サプライチェーン可視化のための国際標準仕様「EPCIS 2.0」に沿って共有できる物流サプライチェーンマネジメントシステムを7月にリリースしました。

本システムにより、物流サプライチェーンにおける企業間の情報伝達のタイムラグを解消し、製品情報を事前に把握することでの検品削減などの作業効率化や、サプライチェーン工程間での製品温度の共有など、高度なトレーサビリティーに基づいた品質管理を実現します。

企業活動のグローバル化に伴う、サプライチェーン最適化による各工程の標準化、自動化、効率化が喫緊の課題となっているのもあり、多くの来場者に興味を持っていただきました

工場や倉庫の自動巡回点検や保守点検作業の効率化に貢献する自走型ロボットを参考出展しました。作業員が現場に行かずに管理、運用が可能になる省人化ソリューションであり、遠隔からロボットに指示を出すことができることに加え、独自のRFID読み取り技術で高精度なデータ収集が可能となります。

実際に特設スペース内を動き回るロボットに多くの方が足を止め、見学をされました。
またモニターにはRFIDタグの読み取り結果を表示し、誤読を除外する自動判別機能のデモも展示しました。

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2025.07.25