【お客さまインタビュー】
2日以上かかっていた動画が20分で完成
驚かされたきめ細かなサポート
明治43年(1910年)の創業以来、岡山県内でガス供給事業を展開し続けている岡山ガス株式会社様。
「お客さまの安全で快適な暮らしの創造に貢献します」をスローガンに地域社会と共に成長を続け、現在では岡山市・倉敷市をはじめとする県内五市一町、約12万世帯に都市ガスを提供しています。
岡山ガス様では、料理レシピなどを紹介するInstagramやガス器具の使い方などを紹介するYouTubeチャンネル、防災に関する情報や岡山ガス様からのニュースをお届けするX(旧Twitter)と各種SNSでの発信を積極的に行っています。今回お邪魔したエネルギー開発部営業計画グループはそうしたSNSの運用のほかTV・Web広告の企画、Webサイトの管理、イベントの企画などを通じて、岡山ガス様とお客さまの接点を創出するという役割を担っています。
同グループが主導する形で2024年1月、岡山ガス様は撮影・録音不要の音声付き動画作成クラウドサービス「PIP-Maker®」を導入しました。それによりコンテンツの制作にどのような変化が生じたのでしょうか。同グループの長門さんと安藝(あき)さんにお話を伺いました。
岡山ガス株式会社 従業員数:258人(2023年12月31日現在) 事業概要:1.ガスの製造、供給および販売 2.ガス機器の販売 3.ガス配管工事 PIP-Maker導入時期:2024年1月 |
ビジネス動画セルフサービス PIP-Maker®とは
「ビジネス動画セルフサービス PIP-Maker®(ピーアイピー・メーカー)」は、撮影、録音、場所取り、キャスト探しが一切不要の音声付き動画作成クラウドサービスです。いつも使っているPowerPoint資料から、動画作成スキルが無くても簡単3ステップで動画コンテンツを作ることができます。また、動画作成だけではなく、動画の配信から配信結果の管理まで全てに対応。動画の作成と配信に必要なコストと手間を大幅に削減できるPowerPoint動画化サービスです。
「岡山ガスのファンを増やす」という目標
ーPIP-Maker®導入までの経緯をお聞かせください
長門さん:私たちの業務上の目標を一言で表すと「岡山ガスのファンを増やすこと」になります。そのために色々な施策を行ってきました。以前はお客さまとの接点を大規模なイベントなどに求めていたのですが、最近ではより個々のお客さまとのつながりを大切にしていきたいという方向にシフトしてきています。
コロナ禍以降、つながりの場におけるWebの比重が増してゆく中で、コミュニケーションの手段として動画が果たす役割が増してきました。
長門さん:社内では以前から営業部門を中心に動画の制作は行っていたのですが、音声読み上げソフトで文字原稿を音声ファイルに書き出し、それを動画編集ソフトに取り込んで編集し、動画として書き出す、というプロセスでしたのでとにかく時間がかかっていました。
その頃、TOPPANエッジさんから、PowerPointだけで動画を作成できるPIP-Maker®をご紹介いただいて、これなら動画制作にかかる手間と時間を削減できるのでは、と興味を持つようになっていました。たまたまそのタイミングで、岡山ガスが所属する協会から送られてきた1本の動画が目にとまりました。アバターが音声と動きで説明し、視聴者側のアクションにインタラクティブに反応する。その動画がPIP-Maker®で作られたものだとわかり、やはりPIP-Maker®が今の自分たちに最適なサービスだと確信し、導入を決めました。
Web会員サービスから社内向け用途まで
ーどのような用途でPIP-Maker®を使用しているのですか?
長門さん:PIP-Maker®を導入してすぐに取り組んだのが「My岡山ガス」というWeb会員サービスに関しての動画です。先ほど「個々のお客さまとのつながりを大切にしていきたい」と言いましたが、それを実現するひとつのチャンネルである「My岡山ガス」は登録者数も順調に増えているのですが、それに比例して「会員登録がうまくできない」「通知メールが多いので不要なメールは解除したい」などといったお問い合わせのメールや電話も増えていました。こうしたお問い合わせに対しては、テキストや電話でご説明するより動画での説明が効果的です。
また「My岡山ガス」で今年の2月から始めた抽選企画では、当選者にポイントが付与されるのですが、そのポイントの管理方法だったり、アンケートにもPIP-Maker®を活用しています。内容によりますが以前は2日以上かかっていた動画を20分程度で完成できるようになりました。
長門さん:現在では、お客さまやハウスメーカーさま向けの動画だけではなく社内向けの動画にもPIP-Maker®を活用しています。我々が作った動画を見た他部署の方から、自分たちも使ってみたいという声も多く寄せられるようになり、PIP-Maker®の使用枠をシェアしたところ、早速保安関連の動画を作った部署もあります。
やはり使い慣れたPowerPointでシナリオを作るだけで動画が完成し、修正もPowerPointを直すだけで動画も更新できるということへの驚きは大きいようですね。
PowerPointも習熟
ー社内でPIP-Maker®の活用が広まっているのですね。他部署の方から営業計画グループに動画を作ってほしいと頼まれることもあるのですか?
安藝さん:あります。私は営業部門の方に頼まれて動画を作ることが多いのですが、文言の修正依頼がとても多いんです。
これが従来の動画作成プロセスだったらとても対応できなかっただろうと思います。先ほど「使い慣れたPowerPointで…」というお話がありましたが、実は私の場合はこれまで業務でPowerPointを使っていなかったので、PIP-Maker®で動画を作るためにPowerPointも覚えたんです。正直不安でしたが、PIP-Maker®を覚える過程でおのずとPowerPointの習熟も進み、短期間で動画制作も修正もできるようになりました。
丁寧なサポートに感動
ーPowerPointは習得済みであることを前提にPIP-Maker®を導入されるケースが多いのですが、安藝さんの場合は同時にふたつのアプリケーションを新たに覚えたのですね?
安藝さん:はい。とは言うものの最初のうちはサポートに頼りきりでしたね。サポートの手厚さには驚かされましたし感動しました。細かい質問でも丁寧に答えてくれましたし、ボタンの設定で悩んでいた時は「配置はこのほうが見やすいですよ、遷移はこうするとわかりやすいですよ」とパターンまで作ってくださったりしました。PIP-Maker®を習得できたのはサポートのおかげだと思っています。
「お客さまのために」を忘れずに
ーありがとうございました。
最後に、今後PIP-Maker®をどのように活用していきたいか、お聞かせください。
長門さん:PIP-Maker®は簡単に高度な動画を作成してくれるツールですが、その便利さに夢中になるあまり「手段」と「目的」を見誤ってしまうことの無いよう、意識づけを明確にしながら活用していきたいと思っています。
安藝さん:私も同じです。PIP-Maker®はインタラクティブな機能も盛り込めますので、ついエンターテインメント的な部分に凝ってしまったり、デザインをもっと可愛くしたい、など作り手目線で考えてしまうことがあるのですが、たとえばご高齢の方が何に困っていたかというと文字が小さくて読みづらかった、ということだったりします。あくまでお客さまの目線を忘れずに使いこなしていきたいです。
TOPPANエッジでは、これまで多くの企業にPIP-Maker®を導入いただいてきましたが、PIP-Maker®を基本的には自社内で活用している、という企業が多く、岡山ガス様のように、企業とお客さまのいわゆる「B to Cコミュニケーション用途」にPIP-Maker®を多く活用している企業にインタビューする機会は初めてで、興味深いお話をたくさん伺うことができました。
同時に、お客さま向けサービスにも使えるPIP-Maker®のポテンシャルの高さを再認識しました。アイデア次第で顧客満足度の向上にもつながる動画を簡単に作成できるPIP-Maker®。ぜひ導入をご検討ください。
※所属・役職、本事例の内容は執筆当時のものです。
※PIP-Maker®は、株式会社4COLORSの登録商標で、撮影と録音不要の音声付き動画作成クラウドサービスです。
※その他記載された製品名などは、各社の登録商標あるいは商標です。
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2024.10.22