インタビュー・会談

【お客さまインタビュー】
封入物電子化システム「デジフラ®」の導入で会員規約の紙・印刷代を9割以上削減!

「オリコカード」で知られるオリエントコーポレーション。数多くの企業と提携し、約1,098万のクレジットカードを発行している同社ですが、それだけに封入物の種類は膨大であり、修正するのにも大きなコストがかかるという課題を抱えていました。

そこで同社が導入したのが、TOPPANエッジが提供する封入物電子化システム「デジフラ®」です。「デジフラ®」により封入物の管理コストを大幅に削減できたほか、データ分析を活用した帳票の見直しなどさまざまな効果が得られたといいます。

本記事では、「デジフラ®」導入の背景と効果について、株式会社オリエントコーポレーション カード・ペイメント部門 カードプロダクト開発部 部長代理・金子幸弘氏にお話を伺いました。

今回インタビューにお答えいただいた金子さん
今回インタビューにお答えいただいた金子さん

株式会社オリエントコーポレーション
・事業概要:個別割賦事業、カード・融資事業、銀行保証事業、決済・保証事業、海外事業
・デジフラ導入時期:2023年11月


「デジフラ®」とは、従来DM(ダイレクトメール)に封入されていた印刷物のうち、実物が不要なものをデジタル化するサービスです。封入物のデジタル化により柔軟な情報発信が可能となり、DMに関連する発送・印刷・管理の業務負荷やコストを削減します。送付後は顧客行動を把握し、DMを起点としたマーケティングのPDCAサイクルを実現します。

多岐にわたる提携カードで封入物のパターンは膨大に

―「デジフラ®」導入前に、どのような課題があったのかお聞かせください

弊社の主事業の一つであるカード・融資事業では、プロパーカードに加え、人気アニメや特定の施設、店舗などと提携したクレジットカードを提供しています。数多くの提携カードをラインアップしていますが、それぞれ付帯サービスや会員規約などが異なり、封入物のパターンも膨大です。さらに、クレジットカードに関する法律の改正や、弊社サービスの変更がある度に、規約などの修正が必要になります。在庫管理を考えると、印刷のタイミングも常にシビアで、管理コストは大きな負担でした。

もう一つの課題は郵送コストです。提携カードによっては封入物で封筒が満杯になることもあり、それにより1通あたりの郵便料金が高くなり、コストが増大してしまいます。2024年10月1日からの郵便料金値上げも懸念材料でした。

「デジフラ®」の選定、圧倒的なコスト効率と機能性で決定

―「デジフラ®」と他社サービスとの比較検討はされましたか。その際、「デジフラ®」を選んだ決め手は何でしたか?

比較検討のためにRFP(提案依頼書)を作成し、お付き合いのある企業各社に提示しました。要件はかなり細かく指定し、たとえば「お客さまに情報をデジタルで届けたい」「URLのひもづけを簡単にできること」などの条件を設けました。

その条件でお見積もりをいただいた結果、圧倒的に低コストだったのがTOPPANエッジさまでした。というのも、他社は私たちの細かな要件を満たす既存サービスをお持ちではなかったため、スクラッチ開発が必要で多大なコストがかかるという状況でした。一方、TOPPANエッジさまはちょうどその時期に「デジフラ®」を開発しており、私たちの要望に合致していたのです。

―「デジフラ®」選定から導入までスムーズに進みましたか。懸念点やご苦労された点などあれば教えてください

社内調整が最も困難でした。たとえば「これまで紙で送付していた会員規約をデジタル化することが法的に問題無いか」や、「封入物をデジタル化することでどれだけの効果が期待できるのか」といった点について、社内での確認と調整が必要でした。しかし、これらの課題をクリアした後は、プロセスが迅速に進みました。

株式会社オリエントコーポレーション カード・ペイメント部門 カードプロダクト開発部 部長代理 金子幸弘さん
株式会社オリエントコーポレーション カード・ペイメント部門 カードプロダクト開発部 部長代理 金子幸弘氏

―導入までの具体的な流れについて教えてください

2023年7月ごろに正式に発注し、10月ごろにはASPの設定が完了していました。クレジットカード送付用の台紙にQRコードを印字するためには、カード発行システムの改修が必要で、そこには少し時間がかかりました。しかし、11月にはリリースできたので、7月の発注から考えるとかなり迅速に導入できたと思います。

―TOPPANエッジからはどのようなサポートがありましたか?

週に1、2回は打ち合わせの時間を設けていただき、ASPの設定方法や封入パターンの設定内容、細かい文言の内容、レイアウトやデザインに至るまで、非常に丁寧かつ迅速にサポートしていただきました。弊社にとって初めての試みだったため、大変心強かったです。

―紙の帳票を単純に電子化すればいいわけではないのですね

はい。お客さまの多くはQRコードをスマートフォンで読み取り、スマートフォンからアクセスします。紙のように広げて見るわけにはいかないため、スマートフォンから見やすいレイアウトを再設計する必要があります。一方で、電子媒体を紙に印刷して読むお客さまも多いため、スマートフォンでの見やすさと、紙に印刷した際の見やすさを両立する必要がありました。この点については、TOPPANエッジさまに細かく要望を伝え、対応していただきました。

印刷物のQRコードを読み取ることで、Web上で情報の確認が可能に。
印刷物のQRコードを読み取ることで、Web上で情報の確認が可能に。(※こちらはテスト用の印刷物で実際の送付物ではありません)

修正作業を1カ月短縮、会員規約の紙・印刷代は9割以上削減!

―「デジフラ®」を導入した効果について教えてください

現在はスタートアップガイドと会員規約に「デジフラ®」を使用しています。「デジフラ®」を導入後、サービス変更に伴い電子媒体の内容変更を2回行いましたが、紙の時代と比べて対応スピードが格段に向上しました。以前は紙の印刷に約1カ月かかっていましたが、今ではその期間がゼロとなり即時にお客さまへ公開できます。また、電子媒体の修正のみで済むため、紙や印刷のコストも削減できています。特に会員規約はほぼ完全に電子化できており、紙代や印刷代は9割以上削減できました。

そのほかの封入物については、一部紙が残っていますし、電子媒体ではなくあえて紙で見せたいと希望される提携先さまもいます。ただ、今後電子媒体への移行が進めば、管理コストはさらに削減できると考えています。

また、電子化によりアクセス数が計測できるようになり、電子媒体内のどんなワードが検索されているかも可視化できるようになりました。これらのデータをもとに、帳票の内容の見直しも進められています。

―顧客からの反響はいかがでしょうか

『いい意味で』反響はありません。封入物を電子化することでお客さまからさまざまなご意見をいただくことを想定していましたが、そのような声は無く受け入れていただけているようです。

今回インタビューにお答えいただいた金子さん

電子化により新ビジネスやDXへの期待も

―今後の展望をお聞かせください

ある提携先さまからは「電子媒体に広告を出せないか」というお話をいただいています。電子媒体なら、アクセス数やお客さまの行動履歴が取得できるため、広告媒体としても有用です。将来的には、帳票作成からカード在庫の管理まで「デジフラ®」で統合管理できるようになれば、真のDXが実現できると期待しています。

―「デジフラ®」をどのような企業におすすめしたいと思いますか

弊社のように封入物の管理やコストに課題を抱えている企業には、ぜひおすすめします。スクラッチ開発よりも早く、低コストで封入物を電子化でき、運用も簡単です。TOPPANエッジさまのサポートも充実しており、今後さらに機能も追加・改善されると聞いています。


膨大な封入物の管理コスト削減のため、「デジフラ®」を導入したオリエントコーポレーション。その結果、会員規約の紙・印刷代を9割以上削減し、お客さまへの公開期間を1カ月からゼロに短縮するなど、大きな効果を実現しました。

同様の課題を抱えている企業さまは、ぜひTOPPANエッジに相談してみてはいかがでしょうか。

※ 所属・役職、本事例の内容は執筆当時のものです。

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※ 「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

2024.07.26

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