事例

【愛知県名古屋市立野跡小学校】
「navima」は授業で活きる。
~「ヒートマップ (習熟度画面) 」の活用~

名古屋市立野跡小学校では、令和3年度からデジタル学習サービス 「navima(以下、ナビマ)」を活用した算数の授業改善に取り組んでいます。本取組を前名古屋市立野跡小学校校長の佐野知章先生に伺いました。


前名古屋市立野跡小学校校長
(現名古屋市立富士見台小学校校長)
佐野 知章先生

■教室での声かけや支援がスムーズに

野跡小学校では、「ナビマ」を徹底的に活用した算数の授業を行っています。
ナビマでは 「ヒートマップ(習熟度画面)」 によって、児童一人ひとりの習熟度、進捗状況がひと目で理解できるようになっています。
そのため、担任以外の教員も授業の途中から積極的に授業支援に参加することができます。ヒートマップが水色なら順調に進んでいるので「この調子で頑張ろう」という声かけが、青色の児童はさらにできている状態なのでその場で褒めてあげることができます。また赤色の児童は進めずに困っている状態なので、つまずいている箇所を確認し、 必要な声かけを適切に行うことができるようになります。

■「ヒートマップ」の結果で授業を振り返り、次の授業に活かす

「ヒートマップ」の結果で児童の理解度が把握できるため、教員は授業を振り返るツールとして活用しています。
理解度が高かった日は何が良かったからこの結果になったのか?理解度が低かった日はどこがいけなかったのか?を振り返り、次の授業に活かします。また、「ヒートマップ」を教員同士で授業の改善点を話し合うための材料として使うこともできています。

このように野跡小学校では、「ナビマ」をきっかけに児童と教員、児童と児童、教員と教員の関わり方に変化が起きています。使えば使うほど新しい使い道が見えてくるため、「ヒートマップ」なしでの授業がもはや考えられないほどです。その効果は、児童の姿を見ればわかるはずです。

児童の様子は実際の動画でご確認ください。

2023.11.13

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