コラム

ビジネス用の動画制作の内製化のメリットとは?内製化の方法やツールをご紹介

近年、ビジネスシーンにおいて動画資料や動画広告などをよく目にするようになりました。業務を行う際に、どのような部署・部門であっても動画制作の機会が増えているのではないでしょうか。そのような中で、社内の制作リソースやスキルについて課題をお持ちの方もいるかもしれません。

今回は、動画制作の一般的な方法や内製化するときの流れ、内製化のメリットやおすすめのツールをご紹介します。


ビジネスで動画制作が必要な場面が増加中

従来、ビジネス資料や研修資料、業務マニュアルなどは紙での運用が一般的でしたが、昨今ではコロナ禍を経て、オンライン化やモバイル端末のビジネス利用が急速に進んだことにより、あらゆるシーンでデジタル化が進んでいます。

そうした中、従来のWordやExcel、PowerPointなどの資料を動画化するケースも増えてきました。

例えば、次の媒体や資料において動画化されたものを目にする機会も増えたのではないでしょうか?
・社内のプレゼンテーション資料
・営業の提案資料、サービス紹介資料
・業務マニュアル
・社内研修資料
・会社案内
・Web広告
・デジタルサイネージ
・チラシをはじめとした販促資料
・展示会の展示物


これだけ動画化が進んでいるということは、業務においても動画制作の必要性が増しているということです。いかに効率的に動画制作を行うかが問われています。

ビジネス用の動画制作をする際のポイント

ビジネス用の動画制作では、企業が伝えたい情報を、分かりりやすく伝える必要があります。具体的なポイントを紹介していきます。

訴求ターゲットを明確にする

ビジネス用の動画制作においては、作成する動画のターゲットを明確化する必要があります
ターゲットを明確化する際には、性別、年齢、役職などの属性を具体的にイメージするのがポイントです。どのような人に、どのような内容で情報を伝えるのかを常に考えることで、コンテンツをより具体的に制作することができます。そうすることで、伝えたい情報を伝えたい人にしっかり届けることが可能になります。

動画の長さを適切な尺にする

動画は、ユーザーに情報を伝えやすいツールですが、情報を詰め込みすぎてしまうとかえって伝えたい内容が分かりにくくなってしまいます。
また、閲覧するユーザーも、動画が長いことで飽きてしまい途中で見ることをやめてしまう可能性もあります。動画制作の企画段階で、訴求したい情報を明確化し、ポイントを絞ってできるだけコンパクトにまとめた動画制作を意識することが重要です。

多言語対応

企業でも、さまざまな言語の従業員が働くようになってきており、ビジネスシーンで使用される動画も多言語対応は必要になってきています。字幕を入れたり、自動翻訳機能のあるツールを使用することなども動画制作を始める前に検討すると良いでしょう。

ビジネス用動画制作の外部委託と内製化の違いとは?特徴を解説

ビジネス用動画制作の方法には、外部委託と内製化の2通りがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

【外部委託の特徴】

ビジネス向けの動画制作のプロにアウトソーシングする方法です。

社内人員が動画制作スキルに乏しいケースや人員不足などの課題がある場合に検討されます。また社外向け資料や広告などは動画の品質を高めたいこともあるでしょう。その場合には動画制作のプロが、高度な技術を駆使してレベルの高い動画を制作してくれます。
一方で、外部委託となるため動画制作コストがかかります。人的コストや手間のコストは削減できても、制作コストに見合った動画を制作してくれる外部委託先を見つける必要があります。

【内製化の特徴】

動画制作の内製化とは、社内で従業員が動画を制作する方法です。企業によっては、社内に動画制作スキルを持つ人員がいたり、スキル習得の余地があったりする場合に選択されます。

また、動画制作のコストを抑えたい場合にも利用されることもあります。社内で動画制作を行うことで、制作スキルを持つ人材育成につながり、ノウハウも蓄積されていくでしょう。動画制作の外部委託の必要が無くなることから、長期的な視点で見れば内製化はコスト削減につながります。

一方で、動画制作ツールを利用することが多いためツールの利用コストや、動画内で使用する素材など最低限のコストは必要です。またスキルを一から習得する場合は研修コストや研修期間が必要になるため、納期が迫っている場合には不向きといえます。

ビジネス用動画を内製化する方法

一般的なビジネス用の動画を内製化する際の流れや、必要なスキルを見ていきましょう。

ビジネス用動画制作の流れ

1.必要な機材やツールの準備
まずはカメラなどの撮影機材や動画編集ツールなどの必要な道具をそろえます。導入する際には環境の構築も必要になるでしょう。

最適な機材やツールの選定や環境づくりには専門知識や経験が求められます。

2.企画・構成案の立案
動画の企画・構成案を立案します。動画の目的などを定め、どのような内容にするかを細かく決めていきます。構成案は通常、絵コンテを作成します。

企画や構成案は社内で話し合って決めることになりますが、絵コンテに落とし込む際には専門知識や経験が求められます。

3.撮影
撮影を行います。リハーサルを重ねて、構成案通りに動画の撮影を行っていきます。撮影スキルが求められるほか、撮影そのもののディレクションも必要になるでしょう。

4.編集・音入れ
撮影した動画を編集します。動画をつなぎ合わせて、必要に応じてカットをしたり、テロップやナレーション、音楽、効果音などを入れたりして完成させます。

動画編集には通常、動画編集ツールを用います。編集スキルやセンスのほか、ツールの操作スキルも求められます。

5.確認・検証
編集が終わり動画が完成したら、社内で確認し、目的を達成できるか、クオリティー面は問題無いかなど確認して検証していきます。

問題があれば再度撮影や編集を行います。

6.完成
理想の動画が制作できれば完成です。目的や用途に応じて公開・配信作業を行います。

ビジネス用動画制作を内製化するメリットとおすすめツール

ビジネス用動画制作を内製化することは、次のようなメリットがあります。

自社で作りたい内容の動画制作が可能

動画制作の内製化は社内で作りたいことをそのまま動画に反映できることに大きなメリットがあります。一方、外部委託では、委託先に自社の作りたい動画の内容を伝えなければなりません。社内では当たり前の知識についても、外部委託業者には一から伝えていく必要があります。

社内で事業内容を熟知している人員が動画を作成すれば、より自社らしい動画を作成することができるでしょう。

コストを抑えられる

動画制作の内製化は外注コストがかからないため、安価に制作できます。すでに動画制作のスキルを持つ人員が在籍していたり、撮影機材や動画、制作ツールなどを持っていたりする場合には、より手軽に制作が可能です。

社内で動画制作に精通した人材を育成できる

動画制作が初めての場合も、研修などを実施してスキルを教育することも可能です。動画制作の内製化を進めることで、社内で動画制作に精通した人材を育成できます。

ビジネス用動画制作の内製化におすすめツール「PIP-Maker®」とは?

ビジネス用動画制作の内製化はメリットが多い一方で、動画制作特有のスキルや知識、作業にハードルが高いと感じることもあるでしょう。

そのような場合には、特別なスキル不要でビジネス動画が作成できるツール「ビジネス動画セルフサービス PIP-Maker®(ピーアイピー・メーカー)」がおすすめです。

ビジネス動画セルフサービス PIP-Maker®とは

PIP-Maker®は、撮影、録音、場所取り、キャスト探しが一切不要の音声付き動画作成クラウドサービスです。動画制作スキルが無くてもPowerPointの資料から、簡単3ステップで動画コンテンツを作ることができます。

ビジネス動画制作の後は、動画の配信から配信結果の管理まで対応しているため、スムーズに社内外に展開できます。

PIP-Maker®の動画制作方法

誰でも簡単にビジネス用ナレーション動画を制作することができます。

PowerPointの社内資料のノート欄にナレーションのテキストを入力してPIP-Maker®にアップロードします。そしてナレーションを読み上げるアバターと音声を選ぶだけで完成します。アバターは60種類以上、音声は130種類以上を搭載しているため、作りたい動画を制作できます。

PIP-Maker®のメリット

PIP-Maker®を利用するメリットとして、動画制作スキルが不要な点や、動画の修正が容易な点、自動翻訳に対応している点、さらに動画配信まで可能など多数挙げられます。また動画配信後には視聴ログが取得できるため、効果測定も容易に行えます。

録音や撮影をする必要が無いことから、人的コストや工数にかかるコストの削減に貢献します。

まとめ

動画制作が必要なシーンが増える中、社内で効率的に内製化する仕組みを整えておくことは有意義といえます。

TOPPANエッジが導入サポートを行っている「ビジネス動画セルフサービス PIP-Maker®」は、内製化を効率化し、社内に定着させる強力な味方といえます。

ご興味のある方は、ぜひサービス紹介ページをご覧ください。またご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

製造元 : 株式会社4COLORS
※ PIP-Makerは、株式会社4COLORSの商標で、撮影と録音不要の番組画像作成システムです。

2024.04.08

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