【社内事例】 得意先からの受注データのダウンロード作業を自動化
お客さまからの受注データのダウンロード作業をRPAを活用して自動化。
年間で約384時間の削減につながった弊社の社内事例をご紹介します。
概要
今までお客さまが購買用Webサイトから発注したデータをCSV形式でダウンロードし、弊社システムに連携する業務を行っていました。運用フローでは毎日2回、定時に複数の発注データをダウンロードする必要があり、作業者の負荷になっていました。
そんな中、購買用Webサイトが変更となることになり、そのタイミングでRPAを活用した業務の自動化に取り組み、業務の効率化を図ることになりました。
作業内容と自動化による効果
Before
・1 回の作業時間は1 人当たり10 分。 作業時間は月間で約32 時間、年間では約384 時間。
・固定の時刻に作業を行わなくてはならない。
・データの数が多いだけでなく、毎日ダウンロードするデータと週次でダウンロードするデータがあり、煩雑。
・次の工程の稼働時刻が決まっており、作業時間に制限がある。
After
・作業時間はゼロに!
・細かな作業を自動で確実に実行でき、負担が大きく減少。
・定時の定例作業がなくなり、業務を柔軟に進められるように。
・残業時間もほぼゼロに!
担当者の声
ルーティンワークはRPA にお任せ!空いた時間でさらなる業務改善 (営業事務 Yさん)
RPAは毎日正確に動いてくれ、本当に助かります。今ではルーティンワークはRPAに任せ、生まれた時間を、さらなる業務改善に当てています。
シナリオ作成では、「ザックリと太い幹を作り、細かい枝葉をつけていく」という流れを意識しています。想定外の動作があれば、修正の仮説を立て、検証を繰り返します。「シナリオを書く」というとカッコいいですが、心が折れそうになることもあります。部署の仲間や多くの方と関わりながら組み立てていき、うまくいったときはガッツポーズですね(笑)。
ロボット作成を通して、RPAは“魔法”ではなく、人が教えた通りにしか動かないことを実感しています。逆に言えば、正確に教えれば、その通りに動いてくれます。作業を整理し、見える化する過程には新たな発見があり、楽しいです。現在は部署登録や注文データのアップロード用のロボットを作成中。稼働に向けて頑張ります!
2019.06.06