事例紹介

よりサステナブルな未来型店舗に貢献!
TOPPANの最先端電子棚札ソリューションが大阪・関西万博のセブン-イレブンで世界初設置

2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)会場内のセブン-イレブン・ジャパン様の店舗に、”2030年のセブン‐イレブン”を体現するため、TOPPANの最先端電子棚札ソリューションが採用されました。
本コラムでは、ご採用いただいた最先端の電子棚札ソリューションをご紹介します。
※大阪・関西万博は、2025年4月13日~10月13日まで開催


得意先名:株式会社セブン-イレブン・ジャパン様

店舗概要

セブン‐イレブン・ジャパン様は、未来に向けたさまざまな挑戦を具現化した“未来型店舗”として、大阪・関西万博会場内に2店舗出店されています。 
・セブン‐イレブン西ゲート店
・セブン‐イレブンウォータープラザ店

ご採用いただいたソリューション

・電子棚札
・各種サイネージのハードとコンテンツ・運用
・内装のコンセプトと建装材


「未来型店舗」を大阪・関西万博に出店するセブン‐イレブン・ジャパン様のニーズに対し、TOPPANが総合的にご提案

大阪・関西万博が掲げる「未来社会の共創」や「新たなアイデアの創造・発信」といったコンセプトのもと、「環境」「商品」「買い物体験」の3つの視点で未来に向けた新たな実証を取り組まれています。

西ゲート店の内装・レジカウンターのイメージ

それに応えるべく、TOPPANが各種サイネージのハードとコンテンツ・運用、内装のコンセプトと建装材、そして電子棚札をご提案し、導入いただきました。

LEDサイネージをフィーチャーした西ゲート店の外装イメージ

”2030年のセブン‐イレブン”を体現する最先端電子棚札ソリューションをご採用

「迅速で正確な表示」や「値札更新の電子化により得られたリソースで、人にしかできない業務に注力できる」という電子棚札のこれまでの特長に加えて、大阪・関西万博の2つの店舗では新しく「室内の照明で発電できる」点をご評価いただき、最先端の電子棚札を導入いただきました。

従来の電子棚札は印字用紙が不要となるため持続可能性面でのメリットがありますが、1枚ごとに電池が必要で、たとえば3,000枚設置するコンビニでは、8〜15年後に3,000〜6,000個の電池交換の手間が発生いたします。
米国Walmartで全店導入が進んでいるレール差込式の電子棚札「EdgeSense」は、電池や通信部が棚に1つで済み、複数の棚札で共有できるようになったため、交換が必要な電池の数を大幅に削減でき、二酸化炭素排出量を48%削減できるソリューションです。さらに、低コストで実用的と期待される色素増感太陽電池と組み合わせることで、電池交換をほぼゼロにできる今回のソリューションは、世界で初めて店舗設置された事例となります。

室内光発電電子棚札の設置の様子
西ゲート店では約1,500枚の電子棚札を設置

店内各所に合わせた様々な電子棚札を導入、次世代通信を活かした展開にも期待

エンドのゴンドラ等においては液晶レール型で動画を流して商品をアピールされています。また、氷点下になるアイスクリームケースには冷凍対応の電子棚札を導入いただきました。

液晶レール型電子棚札 Engage Rail
冷凍対応の電池式電子棚札

TOPPANが提供する電子棚札ソリューションは、VusionGroupの最先端技術とTOPPANのデータ管理・カラーマネージメント技術、コンテンツ制作・運用、販促向けの企画・業務支援といった総合力を組み合わせることで、大阪・関西万博での革新的な事例に見られるように、小売店舗のデジタルトランスフォーメーションを力強く推進します。さらに、次世代のBluetooth LE通信を活用し、単なる値札更新の自動化を超え、機動的な販促、顧客エンゲージメントの強化、業務効率の向上、そして持続可能な店舗運営に貢献することで、未来の買い物体験を創造し、小売業界の新たな地平を拓く鍵となるでしょう。

TOPPANは、引き続きセブン‐イレブン・ジャパン様の課題解決や価値創出にしっかりと寄り添い、共に歩んでいきたいと考えています。


2025.07.04

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