事例紹介

「NAVINECT+RFID」で実現した
リアルタイム可視化と業務効率化
導⼊事例:株式会社川上板⾦⼯業所様

株式会社川上板⾦⼯業所様は、⾹川県を拠点に、板⾦⼯事、屋根⼯事、⾦属屋根製品の製造、加⼯といった多岐にわたる事業を展開するリーディングカンパニーです 。
今回は川上板⾦⼯業所様で抱えていた課題に対して、現在導⼊中のNAVINECTの在庫管理サービスでどのように解決することができたのか、また現在のリアルタイムでの在庫管理についてもお話を伺いしました。

川上板⾦⼯業所様HP:https://www.kawakamibankin.co.jp


Q1.現場が抱えていた課題について教えてください

▷⾮効率かつ負担が⼤きい⼿作業とExcel管理が課題

以前は鋼板の在庫状況や使用日報を手入力しており、それからExcelで管理していたため、記入ミスやデータ入力ミスが発生していました。加えて、日報が製造現場から事務所へ移動するためにタイムラグがあり、またデータ入力する担当者が多忙な場合はデータ更新が数日遅れることもあったため、そこから更に遅れが生じるという状況でした。

また、営業が外出先から在庫状況の把握ができず、電話での確認や、帰社後の確認をする必要があったため、得意先に対してスピーディーな納期回答が難しい状況でした。

Q2.製造DXに求めていることを教えてください。

▷RFID活⽤によるリアルタイム在庫管理と属⼈化からの脱却

RFIDを活⽤し 、⽇々の加⼯実績が即反映された在庫情報、特に原料となる鋼板が今どの⼯場にどれだけ(品番毎のメートル数)在るか把握できるシステムを求めていました 。また、棚卸作業を短時間かつ正確に⾏えるシステムを導⼊し 、在庫管理に割く⼈員と作業時間の削減、そして属⼈化からの脱却を⽬指していました 。さらに、製造現場の担当者⾃⾝が鋼材在庫の把握と正確な管理ができるシステムを強く望んでいました 。

Q3.NAVINECT導⼊に⾄った経緯について教えてください

▷当社の求める鋼材在庫管理にも対応した汎⽤性と応⽤性

販売されている在庫管理システムの情報を集め、いくつかの候補に絞り、各社に希望を伝え、ご提案を受けながら吟味しました。NAVINECTを採⽤した理由は、主に以下の3点です。

①総じて相性の悪い⾦属製品とRFIDを補う運⽤ができるシステムであること。RFIDとQRコードを同⼀システム内で併⽤することができること。

②⼯場業務経験のあるラインビルダーの知⾒や、豊富な各種機能の組合せで、現在及び将来の課題も解決できる可能性があること。

③RFIDタグの再利⽤ができ、ランニングコストの抑制にも寄与できること。

Q4.実際にNAVINECTを使⽤してみた感想‧効果について教えてください

▷データの⾒やすさと製造履歴を⾒返せる機能に驚き

実際にNAVINECTを使⽤している三宅さんにお聞きしました!

汎⽤性があるシステムゆえ当初は各種設定に苦労したが、NAVINECTの販促担当者の⼒を借りながら解決することができました。
設定だけでは解決せずシステム改良が必要な場合は、都度話し合いながら、NAVINECTの開発をしていただき、要望に沿った運⽤ができるよう、機能と知⾒を提供いただきました。

また、RFIDとQRコードを併⽤したこととブラウザからもアクセスできるので、リーダライターに依存せず、各⼈のスマートフォンなどから在庫情報の確認や更新が可能となり、正確性が⾼まりました。それに伴い、各担当者の在庫管理の意識も変化しました。

5.今後の展望について教えてください

▷副資材や治具‧⼯具管理と⽣産効率化

メインとなっている鋼材在庫の副資材の在庫管理についてはRFIDを⽤いた管理が実現したため、その他の副資材や治具‧⼯具もトライしてみたいです。
また、在庫管理で蓄積したデータを⽤いて、⽣産効率を可視化また分析し⽣産管理にも繋げていきたいです。


株式会社川上板⾦⼯業所様、貴重なお話をありがとうございました。

NAVINECTだけではなく、製造DXについてもお話をいただきました。NAVINECTサービスは、お客さまの課題に応じてさまざまな利⽤⽅法に適応します。詳しくは下記リンクよりご参照ください。各種お問合せも当サイトにて承っております。

2025.10.09

新着記事 LATEST ARTICLE
    人気記事 POPULAR ARTICLE
      関連サービス SERVICE