働き方改革

ビジネス書が学びの羅針盤となり
従業員の自己実現を応援

「flier(フライヤー)」導入にあたっての決め手や活用方法について、大樹生命保険株式会社・人材開発室の高橋様にインタビューをさせていただきました。


◆お話を伺ったご担当者様のお仕事内容
人材開発室で、全従業員のキャリアアップ・自己成長に資する各種研修や自己啓発施策を企画・実施し、各人の取り組み状況をフォロー・支援するところまで、一気通貫してご担当されています。

「flier」導入前に抱えていた課題について教えてください。

2020年春に人事制度改定を行い、事務職を中心とした業務職向けにeラーニングを本格導入した一方で、総合職・エリア総合職向けにも、自己成長・キャリアアップに役立つ施策を採用したいと思い、いろいろとアンテナを張っていました。研修受講者へのモニタリングの回答に、「中長期の視点を身に着けるため、改めて様々なジャンルの本を読み直したい」「原点に立ち返ってビジネス思考や経営理論なども身に着けたい」といった声が寄せられていたので、「本」をキーワードに何かできないかと漠然と考えていました。自分の生き方・考え方を変えた「研修」というのは残念ながらほとんどありませんが(苦笑)、人生や行動に大きな影響を与えた「本」は、誰にとっても1冊はあるのではないでしょうか。

これからのVUCAの時代を展望し、当社総合職に求める人材像の要素である「お客さま本位・専門性・マネジメント力・行動力・新たな価値創造」などに「ビジネス書」が有効な羅針盤になると思っています。

「flier」を導入した理由について教えてください。

同種の要約サイトやサブスク型のサービスも比較したことはありますが、コンテンツの豊富さや出版社・著者に許諾を得て要約を作っていることによる信頼性、専門家による選書委員会運営・精選は、他に類を見ないものであると感じました。また、システム管理体制、経営陣・担当者のインテグリティも選考ポイントの1つでした。

「flier」の社内での活用方法について教えてください。

flierトピックス

従業員の成長・CS向上を目的とした「”人の大樹"プロジェクト」の1つに「flier」を組み入れ、内勤職員、営業職員様向けに利用しています。社内広報誌での紹介や、利用者に対する「flierトピックス(前月の読書ランキングやflier活用法等を紹介)」の発行を通して、「flier」の利用促進にも力を入れています。また、私が担っている様々な研修や面談を通して、これは、と思う方々には「flier」を個別にお奨めすることもあります。

「flier」の導入効果について教えてください。

スタート当初から4か月間で、利用者は倍増しました。最近では、組織のキーマンから部下へ薦めてもらったり、同僚間で一緒に始めたり、「flier」の輪が各所で広がっていることを実感しています。今後、各研修のテーマに関連したビジネス書の紹介や階層別(若手・中堅・リーダー・経営層)の選書リスト作成等、「本」を起点に施策間の連動を図っていきたいと思っています。

2021.03.18

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