Point
最小ロット1,000枚~/多品種印刷もOK
トータルコスト削減
環境に配慮したグリーン生産方式でCO₂排出量削減、VOC(揮発性有機化合物)低減につながります
多様な環境配慮パッケージ素材をご用意
環境対応×デジタルプリントソリューション
私たちはいま、地球温暖化やプラスチックごみ問題、食品ロスなどの社会・環境問題に直面しています。
そうした中、ものを製造する各企業にはサステナブルな取り組みが求められており、製造・流通過程のCO2排出量削減や、環境に配慮した原料・資源の活用を検討する企業が増加しております。
TOPPANでは、環境への取り組みを掲げ事業活動を推進しています。
貴社製品をより環境にやさしく。環境配慮型パッケージのご提案はTOPPANデジタルプリントにお任せください。
デジタルプリントとは?
通常のグラビア印刷はデジタルデータを製版・刷版して印刷されますが、
デジタルプリントは液体トナーなどを利用し、デジタルデータから直接用紙へ印刷します。
版無しなので製版コスト不要、小ロット印刷やバリアブル印刷が可能です。
無駄なものを作らず、必要な時に、必要な分だけ。
廃盤やキャンペーンの切り替わりなどで
印刷したパッケージが不要になった際に発生するパッケージの大量廃棄を防ぎ、
資源ロスを削減することができます。
さらにパッケージ素材や印刷用インキも環境に配慮したラインナップをご用意。
製品にあわせたパッケージ制作プランをご提案いたします。
環境配慮×デジタルプリントの活用事例
デジタルプリントで作成した、環境配慮型パッケージの事例をご紹介します。
レトルト食品パッケージ スタンディングレトルト袋で化粧箱削減!
食品はパッケージで売上が大きく左右されます。レトルト食品においては美粧性を上げる為、ボール紙などの化粧箱に入れた製品をよく見かけます。この事例では、袋に高品質な印刷を施し、袋だけで店頭販売が可能なスタンディングレトルト袋を提案し、包装資源削減を達成しました。化粧箱が無くてもブランディングが可能な美粧性もデジタルプリントの特長の一つです。
紙仕様パッケージ 紙パッケージでプラスチック使用量削減
本事例では、プラ資源削減の為、紙パッケージをご提案。クラフトパッケージでも色や写真を高品質で再現しました。また、本提案のポイントは「必要な時に必要なだけ印刷」。ペット製品は売上による廃盤や製品入れ替えが多く、通常の印刷方法では都度パッケージの大量廃棄が発生しておりました。小ロット印刷が可能なデジタルプリントでパッケージ制作を行うことで、未使用パッケージ廃棄の削減に成功しました。
デジタルプリントで
付加価値向上×トータルコストの削減が可能に
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特徴 1必要な時に必要なだけ。
小ロットパッケージデジタルプリントは版が不要で、必要な時に必要な分だけパッケージの印刷ができるので、小ロット印刷に最適。
廃盤やキャンペーンの切り替わりなどで印刷したパッケージが不要になった際に発生する大量廃棄は、資源ロスとなります。小ロット印刷は廃棄ロス削減に繋がります。 -
特徴 2「大量消費のモノつくり」
から、
「環境配慮のモノつくり」へ版無しでデータからそのまま印刷するデジタルプリントを用いることで、製版工程不要・溶剤レスにより小ロット時はCO₂排出量削減につながります。LCAを用いて従来のグラビア印刷からデジタルプリントに切り替えた場合のCO₂削減率を定量的に評価することも可能です。
根拠に基づいた環境配慮提案により、お客さまの事業のCO₂排出量削減に貢献します。 -
特徴 3環境に配慮した
グリーン生産方式TOPPANの環境への取り組みは、包材だけでなく生産方式でも。
デジタルプリントとノンソルラミネーションの技術を組み合わせ、環境負荷を大幅に低減する環境配慮型包材を開発しました。有機溶剤をほとんど含まないため、ベビーフードや医療・医薬品などの高い安全性が求められる商品に適しています。
またCO₂の排出量を大幅に削減するとともに、無溶剤の生産方式によりVOC排出量も低減します。
さらにTOPPANの技術で、環境にやさしい印刷方法でも高い美粧性を実現。食品はパッケージのブランディングで大きく売り上げが変動しますが、化粧箱や余分な包材を使用することなく、袋のみでブランディングが可能なパッケージにできます。 -
特徴 4多様な環境配慮パッケージ素材をご用意
TOPPANでは、環境への取り組みを掲げ事業活動を推進しています。
長年にわたる印刷事業の中で、印刷を施す素材も環境にやさしい素材を提供いたします。
プラ削減で注目されている紙製パッケージでは、森林認証紙という、森林資源の持続可能な活用に配慮した紙の利用を推進しています。さらに紙素材とヒートシールニスという接着効果のあるコーティング剤を使用することで、プラスチックの使用量ゼロを実現しました。フィルム素材は使用済みPETボトルの再利用素材を使用し、一般的なPETフィルムと比較しCO₂排出量約24%削減を実現。
またレトルト包装などのアルミ層を含むパッケージには独自開発の高いバリア性をもち、レトルト釜殺菌にも耐えうるGLフィルムに置き換えることで、 CO₂排出量の削減に成功いたしました。
環境配慮が必要な背景
近年、企業活動における環境配慮は社会的責任として不可欠であり、
特に容器やパッケージ・包装の領域ではその重要性が増しています。
消費者や社会の環境意識の高まりとともに廃棄物削減やリサイクルの促進が求められており、
これらに対応する姿勢を見せることは企業にとってブランドイメージ向上に繋がります。
包装やパッケージでできる環境配慮対応はいくつかありますが、
旧来から行われていた方法に「リユース」「リデュース」「リサイクル」があります。
丈夫で何回も使用できる容器を使い、回収して何回も繰り返し使用する「リユース」、
過剰包装をなくしごみの廃棄量を減らす「リデュース」、
再生可能な原材料を使用して分解や回収がしやすいようなパッケージにする、
もしくは再生資源でパッケージを作る「リサイクル」です。
その他、時代の進歩や啓蒙が進むにつれ「持続可能」という観点も加わりました。
空気・水・森林・石油、その他あらゆる地球上の資源に注目し、
枯渇や破壊によって将来の世代がこうした資源を利用できないといったことが無いよう、
地球環境や資源を適切に保全していく考えです。
包装関連ではプラスチックの削減として石油由来から植物由来の
素材への切り替えも多数見られるようになりました。
印刷技術について言えば、従来のグラビア印刷に代わり環境負荷の低いデジタルプリントが注目されています。
デジタルプリントは必要な時に必要なだけ小ロットでの印刷が可能であり、
過剰在庫の廃棄リスクを低減することにも繋がります。
環境問題への対応は今後のビジネス成長の鍵を握る要素です。
パッケージや包装における環境配慮は単なるコスト削減を超えた、
企業の社会的責任と競争力を高める戦略的投資となるのです。
よくある質問
環境配慮パッケージ印刷でよく頂く質問を掲載しております。
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デジタルプリントとは?
デジタルプリントとは、版無しでデータからそのまま出力する印刷方法です。通常のグラビア印刷はデジタルデータを製版・刷版して印刷されますが、デジタルプリントは液体トナーなどを利用し、デジタルデータから直接用紙へ印刷します。
デジタルプリントは、印刷版を必要としないため、無駄なものをつくらず必要なものを、必要なときに、必要な分だけ生産が可能です。
従来の印刷(グラビア印刷)に比べて、小ロット・短納期・内容の異なる可変印刷に向いており、パッケージラベル・紙器・軟包装パッケージ・パンフレット・ポスター・POP・什器など幅広い用途に対応できます。 -
どんなパッケージを制作できますか?
パウチ袋や三方平など、ご要望に応じて適宜最適な形状と素材を提案させて頂きます。下記は一例となります。
・レトルト対応・透明素材/アルミ素材
・健康食品対応・アルミ素材
・コーヒー、お茶、菓子対応・クラフト素材
・菓子、米穀、乾物対応・透明素材
・ペットフード、菓子、ドライフード・透明素材
・コーヒー、お茶、菓子対応・紙素材