こんな課題をお持ちのコーポレート部門・事務部門・DX推進部門の方へ
導入したRAGの回答精度が低く、本格導入に踏み込めない
社内の情報やデータが散在し、必要な情報を探すのに時間がかかる
社内手続きなどに関する問い合わせ対応に工数が割かれている
AIチャットボットを導入したが効果が限定的だと感じている
TOPPANエッジの「RAGデータ構造化サービス」とは
生成AIを用いたナレッジ活用に必須とされるRAG(Retrieval-Augmented Generation)は、
外部のデータベースを参照して回答を生成します。
しかし、RAGで参照するデータの中にAIが理解しにくい表現があると、回答精度が著しく低下し、
ハルシネーション(誤情報の生成)を引き起こす原因となります。
TOPPANエッジは、長年のドキュメント制作・運用で培ったノウハウを活かし、
お客様の持つマニュアル、規定、報告書などの文書データを、AIが正確に内容を理解できる形式へ「構造化」します。
これにより、RAGの回答精度を最大化し、情報資源(ナレッジ)の真の価値を引き出します。

構造化が効果を発揮する図の例
下記のような図も、構造化することで回答精度を大幅に向上できます。
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RAGデータ構造化サービスの3つの特徴
- 1
- 専用の構造化ツールによる大量のドキュメントへの対応
自社で開発した専用ツール(*特許出願中)を活用することで、ドキュメントデータを効率的に構造化できます。
RAGに格納するための大量データも、この高速処理能力によって短期間で準備が可能です。
自社で開発した専用ツール(*特許出願中)を活用することで、ドキュメントデータを効率的に構造化できます。
RAGに格納するための大量データも、この高速処理能力によって短期間で準備が可能です。
- 2
- 印刷テクノロジーの応用による高い品質水準 創業以来培ってきた印刷テクノロジーと、多くのドキュメント制作実績によるノウハウにより、AIが正しく理解できる高品質なデータを提供します。自動化だけでは捉えきれない文章のニュアンスや複雑な図表等も、データ制作のプロによる校閲作業を組み合わせることにより、正しい構造化データを作成することが可能です。
創業以来培ってきた印刷テクノロジーと、多くのドキュメント制作実績によるノウハウにより、AIが正しく理解できる高品質なデータを提供します。自動化だけでは捉えきれない文章のニュアンスや複雑な図表等も、データ制作のプロによる校閲作業を組み合わせることにより、正しい構造化データを作成することが可能です。
- 3
- (オプション)検索アルゴリズム連携によるRAGの回答精度最大化 PKSHA Technology社との連携により、当社の構造化データに合わせて最適化された検索アルゴリズムを組み合わせることで、更なるRAGの回答精度向上を実現します。
PKSHA Technology社との連携により、当社の構造化データに合わせて最適化された検索アルゴリズムを組み合わせることで、更なるRAGの回答精度向上を実現します。
PKSHA AIヘルプデスク×RAGデータ構造化サービス
RAGデータ構造化サービスをPKSHA Technology社のAIヘルプデスク内の社内文書検索機能に組み合わせることが可能です。
この連携により、ドキュメントエージェントの回答精度を向上させ、更なるお客様の業務効率化に貢献します。
AIヘルプデスクとは?
日常的にコミュニケーションツールとして利用されるMicrosoft Teams上に問い合わせ窓口を設置。社内問い合わせ対応を効率化するSaaSサービスです。問い合わせチャネルを集約し、複数チャネルからの問い合わせを抑制します。

AIヘルプデスクの特徴
問い合わせに対して①FAQ検索 ②社内文書検索(RAG)による自動応答を行い、次に専門担当者による ③有人対応へと段階的に進みます。
この3ステップにより、質問者が「この窓口に聞けば確実に回答を得られる」という効果的な問い合わせ・回答フローが実現できます。

AIヘルプデスク導入のメリット
AIエージェントにより質問者は気軽に質問ができ、回答者の対応負荷を削減できます。また有人対応のログを収集し、必要なナレッジ作成や社員の困りごとの分析なども可能となります。そのため、使い続けていただくほどAIエージェントが回答できる領域が拡がり、質問者もより便利になるという 継続して使われる仕組みを作ることができます。

「構造化データ」が
AIヘルプデスクの回答精度を更に向上
AIが的確な回答を導き出すためには、参照するデータが「高品質」であることが鍵となります。当社が最適化したデータをAIヘルプデスクの環境に格納することにより、AIヘルプデスクの回答精度を更に高めます。 ※某金融機関とのPoC(概念実証)時の検証結果

【イベントレポート】 2025年2月に開催したオンラインセミナーにて、PKSHA WorkplaceとTOPPANエッジの2社で講演し、企業におけるRAGの導入効果及びハードル、そしてハードルをクリアするためのステップを事例も交え解説しました。【イベントレポートの詳細はこちら】 |
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価格・スケジュール
別途ご相談 |
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- 費用は対象ドキュメントの量や種類により変動します。詳細はお問い合わせください。
- 個別にヒアリング・ご対応させていただきます。
導入ステップ
導入までの流れをご説明します。
*下記は標準的な導入ステップです。進め方はお客様の状況により変動します。詳細はお問い合わせください。
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STEP 1
PoV
PoVで検証したいドキュメントデータを選定いただき、当社にて構造化を実施します。事前に作成した検証用QAを活用して回答精度を検証します。
-
STEP 2
導入判断
構造化の有用性の評価を行い、本導入に向けた費用とスケジュールの試算を行います。
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STEP 3
本導入
実施するドキュメントデータを改めて選定し、順次データ構造化を行います。
よくあるご質問
RAGデータ構造化サービスのご利用に関して、よくいただくご質問
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どのようなデータ形式に対応していますか?
PDFを支給いただく想定です。(Word・Excel・PowerPoint等も別途ご相談可能です。)
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導入にあたり、何か準備は必要ですか?
構造化の対象となるドキュメントと検証用QAのご準備をお願い致します。
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機密情報を含むデータを扱う場合、セキュリティやプライバシー対策はどうなっていますか?
本サービスを利用するにあたり、当社に開示または提供する契約者データに個人情報を含めないものとします。
ただし、ご要望に応じてセキュリティールームやお客様の拠点にてオンサイトで作業を行うなどの検討も可能です。
別途ご相談ください。 -
導入にあたり期間はどのくらいかかりますか?
期間は対象となるドキュメントの量、種類、複雑さなどによって変動します。
お客様の状況に合わせて個別にスケジュールをお出しいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。