コラム

近未来型ディスプレイ「空中ディスプレイ」の活用シーン

空中ディスプレイは、近未来的かつ意匠性の高い空中映像による広告的な効果の他に、非接触(タッチレス)の操作端末であるため、感染予防・汚染防止、衛生レベルの維持、作業効率の向上に寄与します。本記事では空中ディスプレイの使用例を提案します。


目次
1. 医療現場への導入
2. 製造現場への導入
3. 飲食店への導入
4. 食品・医薬品・医療機器の工場への導入
5. 不特定多数が触れる操作端末として導入

近未来型ディスプレイ「空中ディスプレイ」が注目される理由

最新の技術によって開発された空中ディスプレイは、一般的なディスプレイの進化系として期待されています。
空中に映像を生成し、センサによって指の動きを感知することができる為、操作性が非常に高いという特徴を持っています。
直接画面に触れる必要のない空中ディスプレイは、高い衛生レベルを維持でき、画面を汚損する危険性が低い為、医療現場や飲食店など様々な業界で注目されています。

1. 医療現場への導入

タッチパネルなど既存の操作端末を空中ディスプレイに置き換えることで機器のタッチレス操作を可能にします。

非常に高い衛生管理が求められる手術室や無菌病室の機器の操作端末として空中ディスプレイを導入すれば衛生レベルの維持に役立ちます。
また、多くの患者が触れる待合室や受付の操作端末を空中ディスプレイにすることで感染予防が期待できます。

TOPPANの空中ディスプレイ「La⁺ touch™」(ラプラスタッチ)はお客さまのご要望に応じて、操作画面を使いやすいUIにカスタマイズできます。また、現在ご利用の機器の製造メーカーと連携し、「La⁺ touch™」を所望の機器に組み込んだ状態でご提供することができます。

2. 製造現場への導入

① 操作端末を汚損するリスクのある製造現場へ導入

化学薬品などを扱う工場の製造現場では作業の際に防護手袋を着用しますが、装置の入力作業を行う際は保護手袋を付けたままでは装置を汚損してしまうので、保護手袋を外す手間があります。
空中ディスプレイを導入すれば、保護手袋を着用したまま操作盤を汚さずに扱えるようになるため、装置の状態維持および作業効率の向上の有効な手段になります。

操作の際に既存タッチパネルは手袋の汚れにより汚損されてしまうが、空中ディスプレイは非接触なので汚さずに操作することができる。

② 操作端末の設置が難しい製造現場への導入

粉塵やガス、オイルミストなどが発生し、装置端末を設置すると汚損、もしくは故障してしまう製造現場があります。あるいは、特殊な電磁波が発生しているため、誤動作してしまう製造現場もあります。

こういった特殊な環境は防護枠などで装置を保護する必要がありますが、保護が完全にできなかったり、保護枠のため操作しづらくなったり、スペースの問題もあります。

このような環境下においても、空中ディスプレイの筐体自体を壁中や装置・什器への組み込むことで、完全に保護することができます。また、操作端末である空中映像が保護枠を透過して空中に生成されるため操作性が損なわれることもありません。

また、筐体を壁中に埋め込んで設置すれば省スペース化にもなります。

TOPPANの空中ディスプレイ「La⁺ touch™」(ラプラスタッチ)は従来の空中ディスプレイと比較して、薄型化に成功しているため(従来比50%減)、設置の自由度が比較的高くなっております。

いずれの用途でもTOPPANの空中ディスプレイ「La⁺ touch™」はお客さまのご要望に応じて、操作画面を使いやすいUIにカスタマイズできます。また、現在ご利用の機器の製造メーカーと連携し、「La⁺ touch™」を所望の機器に組み込んだ状態でご提供することができます。

3. 飲食店への導入

飲食店において客席の注文パネルや調理場のキッチンディスプレイを空中ディスプレイに置き換えることで、パネル表面の汚さずに扱え、清掃や消毒の手間がなくなります。

TOPPANの空中ディスプレイ「La⁺ touch™」(ラプラスタッチ)はお客さまのご要望に応じて、操作画面を使いやすいUIにカスタマイズできます。また、現在ご利用の機器の製造メーカーと連携し、「La⁺ touch™」を所望の機器に組み込んだ状態でご提供することができます。

4. 食品・医薬品・医療機器の工場への導入

食品や医薬品、医療機器の工場は、オペレーターに対して高い衛生管理が求められます。
多くの人が触れる製造機器の操作端末やクリーンルームへの入退室管理端末は、通常のタッチパネルでは衛生面の安全を担保できないため、各種端末の非接触化が望まれます。既存のタッチパネルを空中ディスプレイに置き換えることで解決できます。

TOPPANの空中ディスプレイ「La⁺ touch™」(ラプラスタッチ)はお客さまのご要望に応じて、操作画面を使いやすいUIにカスタマイズできます。「La⁺ touch™」の薄型筐体・省スペースの特徴から、従来タッチパネルからの置き換えも比較的容易です。

5. 不特定多数が触れる操作端末として導入

銀行ATMやセルフレジ、オフィスの受付端末など、不特定多数が触れる操作端末として導入することで感染防止や汚染防止に寄与できます。
また、近未来的かつ意匠性の高い空中映像により、利用者に他にはない注目度の高い新たな映像体験を創出できます。「La⁺ touch™」(ラプラスタッチ)の薄型筐体・省スペースの特徴から、従来タッチパネルからの置き換えも比較的容易です。

まとめ

本コラムでは最新の近未来型ディスプレイ「空中ディスプレイ」の活用シーンについて紹介いたしました。
La⁺touch™ をご検討いただける企業様は下記より製品カタログをダウンロードいただくか、お問い合わせフォームよりご相談ください。

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2024.04.04

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