生物学的安全性に適合した材料設計で、医療用など幅広い用途に展開できる、肌に貼っても大丈夫なポリウレタンフィルム(開発中)
独自の材料設計技術と塗工製膜技術を活かし、多様な用途展開が可能な「肌に貼っても大丈夫なフィルム」

生物学的安全性に適合した材料設計で、医療用など幅広い用途に展開できる、肌に貼っても大丈夫なポリウレタンフィルム(開発中)
独自の材料設計技術と塗工製膜技術を活かし、多様な用途展開が可能な「肌に貼っても大丈夫なフィルム」

こんな課題をお持ちの商品企画、商品開発、研究開発部門の方へ

肌に貼る用途での新商品開発を検討している

皮膚を保護できるポリウレタンフィルムを使用した新商品を検討している

肌に馴染んで目立たないフィルムを探している

通気性に優れた肌を保護できるシールを探している

指紋がつかない保護フィルムを探している

タトゥーシールやシミケア、ニキビに貼るシールなど、美容、日用品分野での新商品開発を検討している

保湿成分を含むフィルムの新商品開発を検討している

ウェアラブルセンサーで使用するストレッチ基材、センサー保護フィルムの開発を検討している

「肌に貼っても大丈夫なフィルム」とは

肌に貼っても大丈夫なフィルムとは、人肌へのフィット感を追求した熱可塑性ポリウレタンフィルムのことです。
柔軟で曲面への追従性・通気性に優れ、蒸れにくいことが特徴です。
生物学的安全性に適合した材料設計で、人体に対する多くの臨床試験で実績があります。

TOPPANでは、乳がん検診(マンモグラフィ)用の胸部に貼って使用するウレタンベースのフィルムを開発し、その開発で培われた独自の材料設計技術と塗工製膜技術を活かして新規製品への展開が可能です。

(※開発中の製品のため、即座の上市が難しい場合がございます。リリース日は要ご相談となります。)

「肌に貼っても大丈夫なフィルム」開発背景

TOPPANでは、神戸大学の木村教授らが設立した(株)Integral geometry Scienceにて、実用化を推進しているマイクロ波マンモグラフィ(※)という新しい乳がん検診向けに、胸部に貼って使用するウレタンベースのシールを開発し提供しています。

※マイクロ波マンモグラフィとは…
検査方法:乳房内に微弱なマイクロ波を送信、乳房内でのマイクロ波の散乱を観測し、数学的に3次元で映像化することで乳がんの位置を特定可能
特徴:高濃度乳房でも検出可能・被曝しない・測定時に痛みがない

上記のフィルム製作技術を活かして、肌に貼れることを特徴とする用途展開が可能です。

肌に貼っても大丈夫なフィルムの特徴

1
柔軟性が高く、曲面に対してもシワなく貼付でき、肌の伸縮にも追従
2
違和感のない装着感で、通気性にも優れ、貼付部に熱がこもりにくい
3
生物学的安全性試験ISO10993に適合、安全性に配慮したフィルム設計
4
肌に貼っても馴染んで目立たないため、医療用フィルム、化粧品、日用品など幅広い用途で皮膚を保護できるフィルム

基本構成内容

用途展開例

  • 日用品分野 タトゥーシール、指紋がつかない保護フィルム
  • 化粧品 保湿、シミケア、ニキビパッチ(ニキビの炎症に貼るシール)
  • 医薬部外品 アトピー治療、ポリウレタンドレッシングフィルム
  • ウェアラブルセンサー分野 ストレッチ基材、センサー保護

TOPPANの強み

  • 1. 生物学的安全性への適合

    国際規格:ISO10993に準拠した安全性試験(細胞毒性、皮膚感作性、皮膚刺激性)基準にクリアした材料設計を行っております。臨床試験でご使用いただき、肌への貼付に対する多くの実績がございます。

  • 2. フィルムの一括生産

    TOPPANの保有する印刷テクノロジー(コーティング)を、ベースとなるポリウレタンフィルム製膜や、粘着加工に活かしています。また、お好みの絵柄に合わせた印刷や機能層の付与も可能です。

  • 3. 幅広い製品設計

    ウレタン物性のコントロール、キャリア、セパレータ材料の選択、デザイン、製品サイズなど、幅広い設計が可能です。

ご支援の流れ

貴社の状況に合わせた導入方法をご提案いたします。
まずは弊社営業担当、または下記「お問い合わせ」よりご相談ください。

  • STEP 1 ヒアリング

    開発を検討されている新商品のテーマや想定している使い方についてお伺いし、用途、数量やスケジュールを検討していきます。

  • STEP 2 開発の検討

    いただいた情報から弊社の方で開発を検討させていただきます。
    その後のステップは与件に応じて要相談となります。

よくあるご質問

肌に貼っても大丈夫なフィルムをご検討中のお客さまからお寄せいただくご質問です。

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