ABOUT US これからの社会を
生きていくうえで
必要な力の
醸成を目指して。
IoTやAI、ビッグデータの活用によるデジタル革新の急速な進展、
また、新型コロナウイルス感染症の流行による
ワーク及びライフスタイルの大きな変化など
先を見通せない時代においてこれまで以上に"変化に対応する力"や
年齢問わず"学び続ける力"が必要になっています。
身の回りで起きている事象に対して自ら課題を立て
解決方法を導けるような人々を増やし、
より多くの人に人生のチャンスを提供できるよう
私たちは"生きていくうえで必要な力"を育てられる
サービスの開発に取り組んでいます。

IoTやAI、ビッグデータの活用による
デジタル革新の急速な進展、
また、新型コロナウイルス感染症の流行による
ワーク及びライフスタイルの大きな変化など
先を見通せない時代において
これまで以上に"変化に対応する力"や
年齢問わず"学び続ける力"が必要になっています。
身の回りで起きている事象に対して
自ら課題を立て解決方法を導けるような人々を増やし、
より多くの人に人生のチャンスを提供できるよう
私たちは"生きていくうえで必要な力"を
育てられるサービスの開発に取り組んでいます。

凸版印刷の教育事業の
はじまり

東京書籍や学校図書など、教育業界に多大な影響力のある
教科書会社をグループに持つ私たち凸版印刷は、
彼らが長年培ってきた知見を活かし、
これからの社会で活躍できる人財を育成することを目標に、
サービスの開発に取り組みました。

これからの社会で活躍できる人財を育成するために
"必要な力"とは何なのか? を考えている中、
慶應義塾大学の教育経済学者である中室牧子教授に出会いました。
中室教授は、私たちに
「どの大学(高校)に行くかは将来の賃金に影響しません。
それらは高校に入学する以前の能力で決まっているということです。
その能力とは主に幼少期に醸成される"非認知能力" です。」と話しました。

"非認知能力" とは、読み・書きなどのいわゆる知能テストで測られる能力とは違い、
意欲、協調性、自制心といった、測定できない個人の特性による能力です。
その中でも、自分をコントロールする力≒やり抜く力、
つまり "努力する力" が重要であると考え、
私たちは学習を通じて "努力する力" を育てられるサービスを創ることを目標にし、
2015年に教育事業を推進する部門を立ち上げました。

小学校向けデジタル教材

※現在はサービスを終了しており『navima』を提供しております

私たちの原点
"努力する力" を育てる
『やるKey』の誕生

中室教授のお話をきっかけに、"努力する力" を育てられるサービスとして最初に誕生したのが『やるKey』です。東京書籍の協力を仰ぎ、教科書準拠の問題に "つまずきポイント" を設定し、個別最適化した問題がレコメンドされる機能を開発しました。さらに、"学習履歴確認機能" により、子どもたちのがんばりを可視化し、学習履歴をもとに先生が声掛けすることで、子どもが努力し続けられる、いわゆる "非認知能力を育成" する特徴的な機能を有する小学校向けデジタルドリル学習サービスとなりました。
「問題が解けない子どもたちがいかに解けるようにようになるか?に重きを置いたサービスですが、その課題を解決するためには一つ一つの問題に "つまずきポイント" を細かい粒度で設定し、さらにそのポイントに対してレコメンドされる問題を新たに作成する作業にとても労力がかかりました。しかし、結果的にこの機能が『やるKey』の大きな強みになったのでとてもやりがいがありました。」と担当者は語ります。
このレコメンド機能は小学校でも高評価でしたが、意外にも社会人向けとしても高評価を受け誕生したのが『コア・ラーン』です。
また、『やるKey』が本格的に小学校の授業で利用されるなかでどうしても問題が解けない子どもが上記の機能をもってしても一定層存在してしまうという課題がみえ、その要因を紐解く中で "問題と向き合う意欲" や "かずの概念" の育成不足が要因であることが考えられました。これらの要因をきっかけに誕生したのが『できるーと』です。
特に "問題と向き合う意欲" に対して、『やるKey』は子ども側の機能としては出題された問題を解いていくようなドリルとしての機能であったため、学習に対して既に苦手意識を持っている子どもには必ずしも良いアプローチができているとは言えませんでした。そこで私たちはサービスの見直しを図ることを決断しました。既存の高品質なドリル機能に加え、子どもたちの「できた!」「もっとやりたい!」という能動的な学習を促せるような機能も追加したサービスとして誕生したのが『navima』です。
『やるKey』を原点にこうして様々なサービスを開発してきた私たちですが、今後も積極的に最新技術や教育ノウハウを取り入れ、私たちのミッションである「教育を通じてすべての人に人生のチャンスを提供する」の実現に向けて常にアップデートしていきます。


社会人向けデジタル教材

現場の早期戦力化を
実現する
『コア・ラーン』

社会人向けデジタル教材の『コア・ラーン』は、当初金融機関向けに株式会社きんざいが監修したデジタルドリルのみを販売していましたが、現在は金融業界に限らず他業界で、企業独自の問題を搭載したプラットフォーム利用での提供も行っております。
『コア・ラーン』の誕生は、三菱UFJ銀行様から新人教育への課題について相談いただいたことがきっかけで始まります。当時開発していた小学校向け教育サービス『やるKey』をご覧いただいたところ、解けない問題に対して一人ひとりに合った問題が出題される "レコメンド機能" を評価いただき、社会人向けのサービスとして『コア・ラーン』の開発がスタートしました。
しかし、小学生向けに効果的だった機能が必ずしも社会人向けに100%当てはまるということはなく、三菱UFJ銀行様にご協力いただきよりよい学習体験の実現に向けてディスカッションを繰り返すなかで、新たな機能を付加したり既存の機能をカスタマイズしたりと、試行錯誤を繰り返しました。
例えば新たに付加した機能として、一定期間経過すると自動リマインドを行う "間隔学習" の機能があります。現在は問題を解くと1日後、7日後にリマインドが発生しますが、当初はさらに14日後にもリマインドすべきではないかという検討も行いました。「実際に14日後のリマインドもつけてみたけど、さすがに14日後にも出題されるのは学習者も辛いよね、という話になり無くなりましたね」と担当者は語ります。また、『やるKey』は一人ひとりのわからないポイントを判別するために、たくさんの問題を解いてもらい判別することが強みでしたが、「これは社会人向けとしては非効率、もっと効率的にできないか」との相談があり、正解した問題は間引かれ間違えた問題のみ類似問題が出題される機能を追加することで効率化を図りました。
「良い学習体験を創ろうと思えば思うほど、システムが複雑になってしまう」ことが悩みだったと担当者は語ります。システムが複雑になると顧客にきちんと仕組みを理解してもらうのに時間がかかってしまい、例えば企業独自の問題を作成する際に顧客との認識の齟齬が発生してしまい、頻繁にやり取りをしなければならないことが多々あったようです。さらに、「当初は部門も立ち上がったばかりでシステムを完全に理解している人が少なく、常に電話が鳴っていた記憶があります...。」と当時を振り返ります。
こうして三菱UFJ銀行様にご協力いただきながら本格開発を終え、現在では100社以上の導入実績を持つサービスにまで成長しました。新たな機能の追加開発も進めており、時代に合わせて柔軟に変化していく『コア・ラーン』は今後も進化し続けます。

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幼児向け家庭学習教材

子どもが
「できた!」を体感できる
『できるーと』

えほんとアプリを使い親子で楽しく学べる幼児向け家庭学習教材『できるーと』は、 『やるKey』の実証でみえた "問題と向き合う意欲" や "かずの概念" の育成不足など、低学力層への課題をきっかけに小学校入学前の幼児を対象とした学習サービスとして誕生しました。
『できるーと』は、グループ会社であるフレーベル館とともにお互いのノウハウを凝縮して開発しました。フレーベル館は月刊保育絵本『キンダーブック』や保育者向けの指導書をはじめ、子ども達の成長をサポートする教材・書籍等の企画・編集を100年に渡り行ってきています。この長い歴史の中で "何歳の子が" "どういう順番で" "何を達成すると"、そして、"大人がどのような支援をすることで" 学びの基礎力が身につくのか、といったことが編集者の暗黙知として紡がれてきています。これら幼児教育の知見を詳細に明文化するところから、プロジェクトはスタートしました。
「例えばAとBをきちんと見分けられる力(弁別)が原点となり、それが "集合" や "順序" 、そしてたし算や引き算の基礎となる "合成・分解" という概念とつながるなど、このような学びの系統図を一つ一つ整理して作成し、これをもとに議論して幼児期に学習すべきことやその方法を精査していきました。」と担当者は語ります。
そのプロセスを経て出来上がった学びの系統図を見て、幼児期にかずの概念を着実に形成することの重要性に改めて気づいたのです。 例えば、数字の5を見た時に、5がどういう状態なのか、数量の意味することを頭の中でイメージができるかといったことです。
そのために大切なのは、答えを導くルールを手続き的に記憶することではなく、子ども自身が楽しみながら手や心や頭を動かす等の経験を通した理解をすることです。そこで、凸版印刷が培ってきたデジタルコンテンツの開発ノウハウをサービスに取り込み、アナログとデジタルの両方の学び方を活かしたサービスモデルに至りました。子ども自身が画面上の物に働きかけ、試行錯誤して答えを導ける、実感を伴うデジタルの体験をふんだんに準備しました。
また、『できるーと』は幼児だけでなく保護者向けのアプリも提供しているのですが、こちらにも私たちが学校や幼稚園向けのサービスで培ってきた指導のノウハウが盛り込まれています。普段先生が子どもに対してかける言葉や教え方などを家庭でも保護者が実践することで、個々に合った効果的な関わりができるのではないか、また、保護者のサポートにもなりうるのではないかと仮定して開発に至りました。
「当時は凸版印刷としても未就学領域の自社サービスを開発するのが初めてで、ノウハウがない中で進めていくのはすごく難しかったですね。また、販売がスタートしてからも、書店で既に市場を占めている競合がいるなかでえほんを売っていくことがとても難しかったです。ただ、実際に購入されたお客様からは『子どもが楽しそうに机に向かうようになった』『子どもへの適切な声かけなどを教えてくれるため、保護者にとっても学びの多い教材だと思った』など、私たちがこだわって創りあげた部分に対する喜びのコメントも多く、大変嬉しく思っています。今後はオンラインでの販売なども駆使してより多くの方々のもとに『できるーと』を届けていきたいです。」と胸の内を明かしました。
保育とデジタルのノウハウを最大限に活用した『できるーと』は、親子でのおうち時間をとても充実させるのにぴったりな学習サービスです。今後も追加シリーズの開発や、保育園や幼稚園向けのサービスとしての開発を進めていきます。

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教育×デジタルで描く、
TOPPANの
教育事業の可能性

グループ会社の良質な学習コンテンツと、
データに基づく学習体験設計力をデジタルに応用することによって、
様々な学習サービスを提供している私たちですが、
"生きていくうえで必要な力" を醸成できるサービスの追究に歩みを止めることなく、
今後も研究・開発を進めてまいります。

TOPPANの教育事業の可能性はまだまだ留まることはありません。
"すべての人に人生のチャンスを提供する" のミッションのもと、
今後も既存の各サービスの進化はもちろん、
まだ見ぬ新たなサービスの開発にも乞うご期待ください。