トレーディングカードのサイズ
一般的な規格や選び方を紹介
- TOPPAN CREATIVE編集部
トレーディングカードは、企業の認知度アップをはじめとした販促にも活用できます。トレーディングカードを作ろうと考えた際に気になるのがサイズです。トレーディングカードは公式の規格が定められていないもの、一般的ではないサイズの場合市販のスリーブに入らない可能性があるため注意が必要です。
本記事ではトレーディングカードを作成したいと考える企業向けに、一般的なサイズを紹介します。
【この記事で分かること】
・トレーディングカードのサイズの規格の有無
・トレーディングカードの一般的なサイズ
・トレーディングカードのサイズの決め方
トレーディングカードのサイズに規格はある?
結論として、トレーディングカードは主流のサイズはあるものの統一された規格は設けられていません。そのため、「このサイズでなければいけない」ということはありません。
しかし、トレーディングカードを収納するスリーブのサイズの種類はある程度限定されます。どれだけ魅力的なカードを作ったとしても、合うスリーブがないと収納しにくくカードが傷つきやすくなるため、ユーザーが購入や収集をためらってしまうこともあります。
トレーディングカードを作る際は、一般的なサイズを参考にするのがおすすめです。
トレーディングカードの主流の2サイズ
トレーディングカードの主流のサイズは「スタンダードサイズ」「スモールサイズ」の2種類です。
● スモールサイズ(ミニサイズ)・・・横59mm×縦86mm
● スタンダードサイズ(レギュラーサイズ)・・・横63mm×縦88mm
ちなみにスリーブを付けると、どちらのサイズも3〜4mmほど大きくなります。多くのカードは上記のいずれかの大きさか、もしくはこれらとほとんど同じくらいのサイズで作られています。
トレーディングカードのその他のサイズ
スタンダードサイズとスモールサイズ以外にもいくつかのサイズがあります。主流ではないものの、対応するスリーブがあるような比較的一般的なサイズは以下のとおりです。
● ウエハースカードサイズ…横56mmx縦83mm
● ユーロサイズ…横59mm×縦91mm
● クレカサイズ…横54mm×縦86mm
● アーケードサイズ…横58mm×縦81mm
● ポーカーサイズ…横63mm×縦89mm
● アルカナカードサイズ…横72mmx縦129mm
なおこれらはあくまで一例で、このほかにも数多くのサイズが存在します。
トレーディングカードを作るときのサイズの決め方
実際にトレーディングカードを制作する際、どのようにサイズを決めればよいか解説します。
ぴったりサイズのスリーブがあるサイズを選ぶ
上述のとおり、ユーザーの利便性を考えるならぴったりサイズのスリーブがあるサイズを選択するのがおすすめです。
スタンダードサイズもしくはスモールサイズであれば対応するスリーブは確実にあるので、これらのサイズが最も無難といえます。
特殊サイズはオリジナリティはありますが、市販のスリーブがあるかどうかをあらかじめ確認したうえで制作したほうがよいでしょう。
トレーディングカードの使い道に応じて選ぶ
トレーディングカードの使い道は大きく「遊ぶ」用と「集める」用に分けられます。
「遊ぶ」用のトレーディングカードであれば、スタンダードサイズがおすすめです。スタンダードサイズはトランプのカードサイズと近いため、ユーザーとしても手に収まりやすく馴染みがあります。
一方で、「集める」用のトレーディングカードは、スモールサイズやその他の特殊サイズも選択肢に入ります。もしも自社の認知度を高めたりインパクトを重視するのであれば、変わり種のサイズを採用してみるのも面白いでしょう。
トレーディングカード制作ならTOPPANへ
トレーディングカードのサイズは明確な規格が設けられていないものの、レギュラーサイズやスモールサイズなど、市販のスリーブに入る大きさを選ぶとユーザーにとって親切です。
トレーディングカードのサイズは様々な選択肢があるため、自社で作るカードの目的やターゲットに合わせて決定するのがおすすめです。トレーディングカードの制作をお考えの場合はぜひTOPPANにご相談ください。ご要望をお伺いした上で、高品質なトレーディングカード制作を行います。
2024.09.10