食堂利用をもっと便利に!キャッシュレス決済のメリットと種類を解説
近年、店舗での会計をはじめとしたキャッシュレス決済への移行が急速に進んでおり、企業や学校、病院の食堂でもキャッシュレス決済導入への関心が高まっています。
本コラムではキャッシュレス決済を導入するメリットと、食堂に導入できるキャッシュレス決済の種類をご紹介します。
キャッシュレス決済導入のメリット
① 決済方法の選択肢が増え、利用者の利便性が向上する
QRコード決済やカード決済などさまざまな決済方法がある現代、現金をあまり持ち歩かない人も増えています。食堂の決済方法が現金のみの場合、食堂の利用者は持っている現金が足りない場合や財布を忘れた場合に利用することができず、不満につながることがあります。
キャッシュレス決済を導入することで、ライフスタイルに合った決済方法を選択できるようになります。現金派とキャッシュレス決済派のどちらの人にとっても使いやすい食堂となり、幅広いニーズに応えられるため、利用者の満足度向上につながります。
② 待ち時間の削減により、利用者・従業員双方のストレスを軽減できる
食堂での会計の待ち時間は、利用者にとって大きなストレスとなります。特に食堂の利用時間の直後に予定が入っている場合、待ち時間が長いと利用者は「予定までに退席できるか」という不安を感じることがあります。また、学校や企業の食堂での待ち時間は「せっかくの休憩時間を無駄にしている」などの不満につながります。
食堂利用者だけでなく、会計業務を担当する従業員にとっても、会計待ちの列に多くの人が並ぶことで「早く対応しなければならない」という焦りが生じ、ミスをしやすくなります。その結果、クレームが増加し、顧客対応が増えるなど、ストレスが増すデメリットがあります。
待ち時間を短縮するために、キャッシュレス決済の導入は効果的です。キャッシュレス決済は現金での精算と違い、お釣りを数える手間がかからないため、一度の会計にかかる時間が短い傾向にあります。例えば交通系ICカードでの決済の場合、ICカードやスマホを機器にかざすだけでスムーズに決済できます。作業工程削減によりレジの回転率を向上し、利用者・従業員双方のストレス軽減につながります。
③ 現金精算による計算ミスなどのリスクを低減できる
現金精算の場合、お釣りの数え間違いなどのミスが生じる可能性があります。このようなミスは損失に直結し、売り上げの減少につながります。
キャッシュレス決済の導入によって現金を扱う機会を減らすことで、ヒューマンエラーを削減することができます。
キャッシュレス決済の種類
続いて、食堂に導入できるキャッシュレス決済をご紹介します。
・カードを使う決済方法
世界的に普及しているクレジットカードの他に、多くの人が持っている交通系ICカードやプリペイドカードなどさまざまなカード決済があります。近年は社員証や学生証をICカードにすることで、決済機能を搭載するケースも増えています。
・スマートフォン/ウェアラブルデバイスを使う決済方法
コード決済は、スマートフォンを使った決済方法のひとつです。アプリ内のコードを店舗側が読み込んで決済をするケースと、店舗側が用意したコードを利用者が読み込んで決済をするケースがあります。また、電子マネー決済はスマートフォンを読み取り端末にかざすことで決済が完了する便利な手段です。
・生体認証を使う決済方法
決済端末の持ち歩きが不要な新たな手段として、生体認証で支払う方法があります。
例えば、顔認証を使った決済の場合、食堂利用者は読み取り端末に顔を映して認証することで決済が完了します。
キャッシュレス決済導入時の検討事項
キャッシュレス決済にはさまざまな種類がありますが、導入の効果を最大化するためには各決済方法のメリットや導入に必要なコストを把握し、食堂の運営状況と照らし合わせることで最適なものを選ぶ必要があります。
例えば、電車やバスで通うことができる食堂では、利用者の交通系ICカード所持率が高く、多くのICカード利用を見込めるため、負荷削減効果が高くなるでしょう。また、導入時に運営側でICカードを発行する手間もかかりません。
社員証や学生証で決済可能にした場合、利用者は毎日持ち歩くため、財布を忘れてしまった際も支払うことができるメリットがあります。支払った金額は給与から控除するなどのシステムを構築すると、さらに利便性が高まります。
クレジットカード決済は世界的に普及しているためユーザーが多く、導入することで利用者の利便性が大きく高まります。その一方で、食堂運営側は手数料を支払う必要があるため、費用対効果を検討する必要があります。
コード決済や電子マネー決済はクーポンが発行されたり、ポイントが付与されたりと利用者にとって金銭的メリットがあるため、ユーザーが多い傾向にあります。食堂運営側としても導入に手間がかからないメリットがありますが、手数料がかかるケースが多いため、注意が必要です。
生体認証を使った決済は物理的な持ち物なしで会計ができるため利用者にとってはとても便利な一方で、食堂運営側にとっては初期コストが高いデメリットがあります。また、事前に生体情報の登録が必要ですが、社員証や学生証などで既に顔写真を収集している食堂に導入する場合は、むしろ導入時の手間が削減できます。
キャッシュレス決済導入のお役立ちサービス
キャッシュレス決済導入にご活用いただける弊社のソリューションをご紹介します。
・ICカードにチャージできる端末が欲しい
ICカード決済導入の際に、現金が使用可能なチャージ機を設置するとさらに利便性が高まります。
当社の「マルチ電子マネーチャージ機」はSuica・PASMOなどの交通系電子マネーや楽天Edy、nanaco、WAONといった各種電子マネーに加え、コード決済であるAEON Payの現金チャージ(入金)を1台で実現します。1台から導入可能なため、店舗の規模を問わずにチャージ環境を導入することが可能です。
・電子マネー決済やQRコード決済を導入したい
「Thincacloud®/シンカクラウド」はコストや手間をかけずにキャッシュレス決済を導入することができる、シンクライアント型のキャッシュレス決済プラットフォームです。電子マネー決済・QRコード決済のさまざまな決済ブランドに対応しています。サーバー側に機能を集約することで簡素化した安価な決済端末に対応している点が特徴です。
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※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
2026.01.05