コラム

変わる英語教育、
これからの英語どう身につける?

来たる英語教育改革

オリンピック延期や新型コロナの流行といった世界的に大きな出来事があった2020年、教育業界にも大きな出来事がありました。学習指導要領の改訂です。小学校は昨年2020年度に、中学校は今年2021年度に改訂が行われました。新学習指導要領では「新たに取り組むこと、これから重視すること」として9つの教育をあげています。その一つとして外国語教育があります。この外国語教育の変化は教育現場に大きな衝撃を与えたのではないでしょうか。
小学校では、小学5,6年が教科として外国語を学ぶことになり、それまで行っていた外国語活動は小学3,4年に引き下げとなりました。正式に教科となったことで、授業数は70コマ、習得語数は600~700語、そして何より先生は評価し、評定をつけることになりました。また、今まで小学校では「聞く」「話す」の2技能を中心に学ぶとしていたのが「読み」「書き」を含む4技能を学ぶとなったことも大きな変化です。
中学校では、授業を全て英語で行うオールイングリッシュでの授業を目指すこととなり、授業数は変わらないものの習得語数は1200語だったものが1600~1800語に変わりました。文科省の外国語教育の抜本的な強化と言われる今回の改訂にどう向き合っていくべきなのでしょうか。今回は英語教育の現状を紐解いてみましょう。

これからの英語教育、どうする?

何かが変化することは同時に課題が見つかるということでもあります。では、英語教育の変化によってどんな課題が出てきたのでしょうか。
まずは、「英語をどうやって教えるか?」が課題の1つとして挙げられます。新学習指導要領で学ぶ範囲が広がったのは、高校卒業時点での日本人の英語レベルに理由があります。特に「話すこと」「書くこと」の発信力が弱いとされているため、「発信能力」の育成を強化するということが目的の1つです。ただ、現状は目標だけが先行して、手段が明確化されず現場に委ねられています。使える英語の身に付け方については言及されていないのです。
次に「教育現場の負荷」についてです。小学校に関しては今まで教えたことのない教科が増え、中学校ではいきなり授業を英語で行えと言われている状況にあります。小学校では、英語専科の教員やALTに頼れない学校も多くあります。授業づくりやそれにかかる業務時間の増加、加えて英語スキルにも不安がある、そんな中授業を成立させなければなりません。小学校では授業はもちろん英語だけではないので、業務だけが積みあがっていく結果となってしまいます。特に英語はクラスの子どもたちがどのくらい理解できているかが見えづらい教科のため、より授業が難しくなります。
このような数々の課題にどう対応していけばよいのでしょうか。

『navima』と「英語の教え方」

4技能を習得するということは、言い換えれば「使える英語」を身に付けることです。そこで『navima』では、ただ英語表現をインプットするのではなく、その表現と一緒に目的、場面、状況をインプットでき、シチュエーションの中で英語表現を習得できるコンテンツを考えました。
中学校1年生で学ぶ、”This is a pencil.”このセンテンスはどんなシチュエーションで使うのでしょうか。使うシチュエーションが思い浮かばない英語表現、それは使うことのない知識として頭から抜けてしまいます。
では、どうすれば良いのでしょうか。その文を日常的な会話の中に落とし込めば良いのです。この場合、給食時間の教室での会話というシチュエーションを設定します。会話は”Is that a pencil?”と質問し、”No, this is a chopstick.”と返すことができます。疑問文から始めることで、日常で使うことのできる文章に変わりました。また、この会話文からはthatとthisの違いに着目することもできますね。

(左図)This is a pencil.
(右図)Is that a pencil? /No, this is a chopstick.
    ※箸1本を対象物とした場合



このように、センテンスをシチュエーションと合わせて学ぶことで、ストーリーと英語を関連付けて覚えることができます。自分がその状況に立ち会ったときに学んだ英語を思い出し、使うことができればそれはもう使える英語になっています。

『navima』と「教育現場の負荷軽減」

『navima』のドリルコンテンツは自学自習が可能なため、先生の手を離れて学習する時間を作ることが可能です。英語音声は機会音声を搭載しており、子どもたちが自分のペースで英語の音声を聞き、問題解き進めることができます。また、先生への機能も充実しています。ネットが使える場所であれば先生が課題を作成・配布し、子どもが課題に取り組み提出することができます。先生は提出された課題に対しての採点・返却もできるので、場所を選ばず作業でき、スキマ時間を有効活用することも可能です。
それだけでなく、子どもの進捗も一目で確認できる画面もあり、ツールを導入することで、先生に負荷を軽減した授業づくりを支援することができます。

回答確認ボード
課題、宿題などの提出物に採点や赤字でコメントを記載することが可能です。
授業内で意見交換をする際にも活用することができます。(他教科も同様に利用できます。)

終わりに

日常生活の中で英語に出会う場面はどのようなときでしょうか。誰もが出会う可能性のある場面として、外国人の方への道案内などがあげられます。このような場面に遭遇すると、大抵の方は焦ってしまうと思います。でも道案内の仕方をシチュエーションと一緒に思い出せたら、焦らずに答えることができるのではないでしょうか。最終的な学習意欲を高める方法は、「出来た!」という自信を積み重ねていくことにあります。使える体験をすることが英語を好きになることに繋がるのです。『navima』の英語が気になった方はぜひ、お問い合わせください。

2021.09.28

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