ビジネスでの動画活用
~効果的なリーチ方法を解説
幅広い業界・企業の動画活用動向・事例、誰にでも始められる動画コンテンツの拡充・活用の秘訣について、ビジネス課題を動画で解決するサービス「movring(モブリン)」と「VideoBRAIN(ビデオブレイン)」の紹介や効果的なリーチ方法も交えて解説します。
Program1ビジネス課題解決に向けた企業の「動画」活用動向
なぜビジネスにおいて動画の活用が注目されているのか
昨今はスマートフォンの普及や5Gの開始による通信の高速化、Wi-fiの普及による通信料の負担軽減などを背景に、動画コンテンツの視聴が可能になりました。これに新型コロナウイルスの拡大による「家ナカ時間」の増加、リモートワークの拡大などが追い風となり、動画投稿サイトの普及やエンタメ系動画サービスの利用拡大など、動画コンテンツの視聴が一般化しました。
ビジネスシーンにおいても、動画を活用することが当たり前の時代となりました。たとえば、顧客は商品やサービスの認知から購入までをすべてオンラインで完結できるため、web上で商品・サービスに関する情報発信の重要性が高まっています。そんな中、より多くの情報を効果的に伝達できる動画コンテンツは、マーケティングにおいて非常に効果的です。コンテンツマーケティングにおけるユーザーの動画支持率は87%と、ブログや記事といった他メディアよりも高くなっています。

また、営業活動においても「動画を活用することで商談受注率や商談の質の向上が見られた」と答える担当者の声が多く、ビジネスにおける動画活用がいかに有効かがわかります。

様々な現場で活用される動画コンテンツ
ビジネスシーンにおける動画の活用は様々な業種・業界で広がっています。
*一般消費者向けの事例
・チラシやパンフレット等の素材を動画コンテンツ化してHPや店頭で紹介
・動画ポータルを作成して、製品の使用方法、お手入れ方法を動画で紹介
*パートナー企業向けの事例
・フランチャイズ向け教育、オペレーションマニュアルの動画化
・提携販売店向けの商品やサービスの情報提供に動画を活用
*その他
・遠隔地の学生にオープンキャンパスの情報を伝える
・モデルハウスの紹介や、レジャー・宿泊施設の紹介
・教育マニュアルを動画化し、業務の効率化・適正化を図る
・企業・事業・サービス紹介などの文字情報を動画化して、誰にでもわかりやすくする
こうしたビジネス動画は、配信方法においても新たな機能が出てきています。動画コンテンツをより個人の要望に最適化した「パーソナライズド動画」や、視聴者が自ら入力するなどインタラクティブな動作が可能な「インタラクティブ動画」は、従来のカスタマーサービスをより最適化し、運用コストの削減を図ることも可能です。
ビジネスの現場では、ターゲットや目的、課題に合わせて最適なコミュニケーションが図れる動画コンテンツを豊富に準備して、継続的に活用していくことが必要不可欠になりました。専門的な知識が必要な動画の制作・活用には「コスト」「スキル」「スピード」が課題となりますが、TOPPANでは、この3大課題を解決して、ビジネスでの動画活用をサポートするサービス、「movring」と「VideoBRAIN」を提供しています。
DXデザイン事業部 事業推進センター 事業企画本部 コンシューマー事業推進部 営業開発チーム チームリーダー 吉永 淳史(よしなが あつし) |
Program2動画コミュニケーションサービス「movring(モブリン)」のご紹介
「movring」の特長
「movring」は、お持ちのデータ・素材を動画コンテンツ化し、コミュニケーションの質・量を大幅に向上します。また動画の制作から配信・効果検証まで、ワンストップでご支援します。
「movring」は手間やコストを抑えながら質の高いコンテンツの拡充が可能です。その秘訣は、以下の3点です。
①既存データ・素材を活かして動画制作を行うため、一から撮影をする必要がなく、社内で動画制作体制を整える事や、クラウドサービスを契約する必要がございません。
②貴社だけのベース動画(テンプレート)を制作。そのベース動画をもとに、必要な箇所の差し替え・修正した改編動画を制作する事で、手間・コストを抑え、大量・継続的なコンテンツの拡充を実現できます。
③制作はTOPPANのmovring専門制作ラインが行います。これにより安定した品質、高セキュリティを可能にし、短納期への対応も可能になります。

多彩な配信先や運用方法もご用意
TOPPANでは、お客様の課題や状況に応じて、動画施策の企画や配信、運用も支援しています。動画の対多数の活用と並行して、一対一、ワントゥワンの活用が増えていますが、これに対応するのが、「パーソナライズド動画」と「インタラクティブ動画」です。
movringのパーソナライズド動画は、ユーザー端末上で顧客ごとの情報を含む合成動画を生成・再生する仕組みにより、個人情報を連携することなく、顧客ごとに最適化した動画配信が可能です。また、インタラクティブ動画では、アクションボタンの埋め込みなどによってインタラクティブなやりとりができます。たとえば、保険商品の契約更新のお知らせと重要説明事項に関する業務を、この2つを活用して無人化・省人化することで、コストの削減とともに、更新率の向上が期待できます。

また、動画は国内最大級のチラシ配信サービス「Shufoo!」でも配信が可能です。このサービスでは、全国だけではなく、都道府県や店舗商圏など、特定のエリアを対象とした動画配信が可能です。そのほかweb広告では、目的や用途に応じて多くの配信先をご用意しています。業界や業種問わず、様々な企業様のニーズに合わせた動画活用を支援させていただきますので、ぜひお問い合わせください。
TOPPAN株式会社 DX デザイン事業部 事業推進センター 事業企画本部 コンシューマー事業推進部 営業開発チーム 飯島 徳久(いいじま なるひさ) |
Program3
ビジネス動画編集クラウド
「Video BRAIN (ビデオブレイン)」とは
動画制作ニーズの高まりに応えて開発された「Video BRAIN」
「Video BRAIN」は、動画制作を社内で内製化するための動画制作ツールです。動画は他の情報伝達手段と比べて、正確な情報を短時間で得ることができることから、様々なビジネス現場で採用されています。
動画化に適している情報は、たとえば「視覚的にイメージがしにくく、情報の受け手の理解度にばらつきがでるもの」です。「短時間で、正しい情報を不特定の誰かに伝えたいが個別に話をするのは難しい」「間接的な情報発信では思うように伝わらない」という場合に、動画を「自分の代弁者」とすることで、多くの人に正しい情報を素早く簡単に伝達することができます。コミュニケーションの代わりとなることから、企画や販促などの事業部門領域だけでなく、人事や広報などのコーポレート部門でも、動画を活用できるシーンは無数にあります。
一方、これまで動画制作には、撮影や素材づくりなどに時間がかかる(コスト)、編集などの専門知識が必要(スキル)、納期までの期間がかかる(スピード)などの課題がありました。「Video BRAIN」は、こうした課題を克服し、「誰でも簡単に、メールを打つように動画を作れたら」という要望に応える目的で開発されたサービスです。

「Video BRAIN」は、「直感的に動画を制作できる」「動画を再利用できる」という点が大きな特長です。
具体的には、2,900を超える多彩なテンプレートから動画の入れ替えや文字の編集など、自由自在に編集ができます。一度作った動画を再利用して新たな動画制作が可能なため、時間や手間の削減につながります。
素材や編集機能で他の同様のサービスを圧倒しているだけでなく、サービス導入後も、動画を使ってどんなことができるのか、どのような場面で動画が有効かなどをご相談しながら解決するビジネス支援を行っています。
「Video BRAIN」で制作した動画の活用によって「営業からの問い合わせが50%増えて営業のDXにつながった」「動画による教育効果が上がり、新人の営業成果につながった」などのほかに、「消費者とのコミュニケーション施策に効果があった」など、様々な場面での成果が報告されています。ご要望に合わせた料金プランもご用意していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
株式会社オープンエイト 取締役 丸山 拓 (まるやま たく)様 |
2023.10.03