非対面セールス用ランデイングページ作成
「SALAD-BAR®(サラダバー)」
営業や販売・接客シーンにおいて、非対面を望まれるシーンが常態化しつつある昨今。「非対面セールスをどのようにすればよいのか?」というご担当者の悩みを解決するのが「SALAD-BAR🄬」です。ランディングページの作成方法はいたって簡単。お客さまに届けたい商材コンテンツ(具材)をドラッグ&ドロップするだけで、Webページを生成可能。営業一人ひとりがお客さまごとに、最適な「ご提案Webページ」をつくることができます。従来、「お客さまごとに提案したい商材が異なるため資料作成が個別に必要だったケース」などでは、業務の負担を軽減してくれる頼れるツールとなるでしょう。
注目したいのは、関心度が高い上位サイトや商材の「ランキング機能」です。特にランキング機能は、ブラックボックス化していた個人のノウハウが組織の「知」として共有・活用されることで、組織全体のスキル向上につながります。「営業人員のセールスノウハウが属人化している」といった組織課題への解決の一手となるはずです。
SALAD-BAR🄬企画・開発担当者インタビュー
ニューノーマル時代の営業ツールとして。営業活動の「見える化」にも貢献!
営業活動のオンライン化が進む昨今において、非対面での顧客コミュニケーションの活性化につながる新ツールとして期待される「SALAD-BAR🄬」。社内での運用後、2021年10月から一般提供を開始した「SALAD-BAR🄬」がどのような経緯で誕生したのかなど、企画・開発に関わった東日本事業本部の渡辺、湯澤、鈴木に話を聞きました。
非対面での商材提案に加えて、コミュニケーションの活性化も
——「SALAD-BAR🄬」誕生の背景には コロナ禍の影響があったそうですね。
渡辺:はい、もともとTOPPANの商材は一見しただけではわかりづらいものも多く、対面でご説明する営業スタイルが基本でした。しかしコロナ禍で展示会やセミナーができなくなり、さあ困ったと。「当たり前」を考え直す必要に迫られました。
湯澤:そこで開発を始めたのが、非対面でも多様な商材を提案できるようなツールです。それまでもパワーポイントを使ったご提案などは行っていましたが、紙やメールではなくランディングページ(LP)という形でWeb化すれば、お客さまにより見ていただきやすくなると考え、「SALAD-BAR🄬」が生まれました。
——2020年6月に社内運用開始、9月には東日本エリアに運用範囲を広げましたが、反応はどうでしたか?
湯澤:お客さまとのコミュニケーションにつながったという感想が多かったです。「SALAD-BAR🄬」がアポイントを取るきっかけになったとか、営業の顔写真をつけたことで話題になったとか。また、定期的に訪問できないお客さまに『週刊◯◯(担当の名前)』として毎週商材をお送りしたという話や、新年のご挨拶をチームで送ったという話もあり、私たちが予想していなかった使われ方もありました。
渡辺:コミュニケーションの活性化は社内でもありましたね。LPの公開時に上長やスタッフが内容を確認する「承認機能」によって、LPの内容に関するディスカッションが生まれたりしています。
——機能面も積極的にアップデートしているのでしょうか?
湯澤:社内アンケートやヒアリングでの要望を受け、お客さまごとに誰が見たか個別に確認できるような機能を加えました。これによって「SALAD-BAR🄬」が単なる営業支援ツールとしてだけでなく、A社の反応データを見てB社の営業に活かすといった営業活動の底上げにも活用できると期待が高まりました。
鈴木:12月からの外販に際しては、フルスクラッチで作りなおしています。特に、送った相手の反応を詳細に確認できるように機能を拡充。どのLPがどれだけ反応があったかの一覧表示も可能です。今後も柔軟に機能を追加していきたいと思います。
渡辺:将来的には、得意先の社名を入れただけで最適なLPになって出てくるようなジェネレーター※にしたいですね。優秀な営業の語りや提案方法はどうしてもブラックボックス化しがち。それらを共有できるようになるこのツールに価値を見出すお客さまは多いと思います。
——最後に、お客さまに向けてのメッセージをお願いいたします。
鈴木:Webサイトの作成は負担も大きいですが、「SALAD-BAR🄬」なら知識がなくても簡単に作れます。多くの方々に使ってほしいですね。
湯澤:SNSにアップするような感覚で気楽に使っていただきたいです。きっとコミュニケーションの助けになると思います。
渡辺:営業がお互いの活動を知ると、モチベーションも高まり好循環が生まれます。そんなお手伝いをしていきたい。ぜひ活用していただきたいです。
※ジェネレーター:プログラムの生成を行うもの
2023.10.03