大手メーカーの事例にみる
LINEを活用したSNSマーケティング

2018.12.27

LINEを活用したSNSマーケティングは、今、多くの企業で実施されています。そのような中、LINEビジネスコネクトというサービスを利用して、顧客一人一人とコミュニケーションを取ることに成功している企業もあります。今回は、大手トイレタリーメーカーの事例をもとに、LINE活用SNSマーケティングの成功のポイントをご紹介します。

One to Oneの顧客コミュニケーションを実現するLINEビジネスコネクトとは

LINEビジネスコネクトとは、LINE公式アカウントの各種機能が、企業向けにAPI(他のアプリケーションと連携してさまざまな機能を作ることができる仕組み)により提供されているサービスです。言ってみれば各社がその各種機能をカスタマイズして活用することができるということです。

従来、LINE公式アカウントでは全ユーザーに同じ内容を一斉配信するか、LINEの持つ「みなし属性」(年齢層・性別・地域など)別の配信しかできませんでしたが、LINEビジネスコネクトでは、一方通行のメッセージ配信だけでなく、企業が独自に取得した属性に基づいて特定のLINEユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになります。

また自社が保有している情報とLINEとの連携ができるため、さらにお客様一人ひとりにあわせたパーソナルなコミュニケーションが実現します。これにより、自社のお客様とのコミュニケーション力を強化します。

大手トイレタリーメーカーの事例

このLINEビジネスコネクトを活用し、キャンペーンを成功させた大手トイレタリーメーカーの事例を成功事例の一つとしてご紹介します。

 

LINEを活用することになった経緯

自社が持つ主要ブランドにおいてファン離れが起こっており、何らかの施策を打つ必要に迫られていました。しかし、メールはパーミッション獲得が必要であるため、母数が集まりにくく、以前実施した際に効果がイマイチだったこともあり、効果性に疑問がありました。
母集団に対してメールを一括で配信するというようなやり方ではなく、ターゲットとコミュニケーションを取り、情報を集めながらキャンペーンを実施する方法がないかと考えていた際に候補に挙がったのがLINEのビジネスコネクトでした。
LINEであれば数10万人規模をターゲットにできるため、予算を投入すればするほどスケールすることができます。メールと比べて規模の制約が少ないことが評価され、LINEならファン獲得と購買促進をスピーディーにできるのではという考えから、LINEビジネスコネクトを活用したSNSマーケティングに取り組むことになりました。

パートナー企業の選定

パートナー企業として、結果的に、凸版印刷のLINEビジネスコネクト連携プラットフォームである「Cam!LaboConnect」が選定されました。 ITベンダーはシナリオマーケティングができるなど機能は優れていたものの、シリアルナンバーやレシートで応募する機能がなく、凸版印刷の「Cam!LaboConnect」を使えば、すぐにキャンペーンを実施できるという点が評価されました。 また、凸版印刷はWebキャンペーンに関する実績が豊富で、キャンペーン企画・運営全般に明るいことも選定理由になりました。

キャンペーン実施にあたっての課題と解決策

キャンペーン実施にあたっては、アクションプランの策定、キャンペーン企画から制作、配信、プラットフォーム開発、レポーティング、PDCAまで業務は多岐に渡り、社内ではとても実施できないアクション量でした。

そこで、凸版印刷に在籍する1,000人のスペシャリストの中から、本キャンペーンに最適な、「責任者1名+ディレクター1名+分析1名+配信運用1名+制作1名」の5名体制を作り、運営を委託することで、スムーズなキャンペーン運営を実現しました。

キャンペーンを成功させるためには、LINEというツールに詳しいことはもちろん、大前提となるマーケティングやキャンペーン展開に対する知見が必要とされます。凸版印刷は、キャンペーン企画・運用はお家芸であり、多数の実績があることも決め手となったと言います。キャンペーン展開の最大の課題である体制構築は、外部調達することでスピーディーに解決できました。

キャンペーンの結果

キャンペーンを開始した2017年後半は、スタンプ作りなどのファン獲得のための施策に予算と工数を使ったため、LINEによるメッセージ配信は数本程度でしたが、2018年春夏実施のキャンペーンから配信規模は10数本に増加させ、接触頻度を高めています。

従来型のキャンペーンと比較し、低コストでの運用を実現し、今後さらに改善を行いながらキャンペーンを推進していく予定です。

まとめ

このLINEビジネスコネクトを活用したSNSマーケティングの事例から分かることは、主に次の2つです。

1.最もスムーズにキャンペーンを実施できるパートナー企業を選択する
LINEビジネスコネクトの配信プラットフォームはさまざまあります。多機能なプラットフォームや比較的低コストなものまで様々です。
プラットフォーム選択時には、自社が実施しようとしているキャンペーンをよりスムーズに実施できるプラットフォームを選択するとキャンペーン成功の近道になるでしょう。
また、パートナー企業がマーケティングやキャンペーンに詳しい企業であるのも重要な選定基準になります。

2.体制構築が最大の課題。体制づくりはスペシャリストで固める。
いくら優れたプラットフォームを入れても、体制の構築ができていなければキャンペーンを実施できません。プラットフォームの機能も大事ですが、キャンペーン実施にあたって発生する大量の業務をどのように実施していくのか、その体制構築がキャンペーンの成否を左右します。

凸版印刷では、「入会・利用促進・コミュニケーション強化」の課題解決に必要な、ユーザー様を集め、属性・利用状況を見える化し、その状況に応じてメッセージを届けるという3つの機能を、1つのプラットフォーム上で実現する「Cam!LaboConnect」をご提供しています。LINEビジネスコネクトを活用してSNSマーケティングを実施していく際には、ぜひ参考にされてみてください。

2019.02.05

企業の正しいSNS活用方法を伝授
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