コラム

DXでリアル店舗を変える
リアルDATAサイネージ®
-生活者データを活用した店頭デジタル施策-

  • プロモーションデザイン企画製作本部
  • プロモーションデザイン企画製作1部
    店頭デジタル開発チーム
  • 赤井暁

近年、ECサイトの普及により、インターネット販売における消費者の購買行動は可視化されるようになり、販売と消費の需要と供給がマッチするようになってきています。一方リアル店舗においては、消費者の購買行動はデータの蓄積や分析がインターネット販売に比べて難しく、根拠に基づいたコミュニケーション設計がなされていません。新型コロナウイルスの影響もあり、各企業がより効率的に購買に結びつける方法を模索する中で、それを実現するためには、リアル店舗での購買行動を可視化することが必要です。

 リアルDATAサイネージ®は、リアル店舗でより効率的に購買に結びつけるために、購買行動データを取得し販促効果の向上に繋げることで店舗DXを実現し、店頭コミュニケーション設計の最適化を実現します。


DXでリアル店舗を変えるリアルデータサイネージとは?

多くの消費者が、スマートフォンやタブレット端末といったデジタルデバイスを通じて常にオンラインとつながる中で、オンラインとオフラインの境界をなくすOMO(Online Merges with Offline)が進んでいます。OMOでは、オンラインだけでなくリアルでの顧客体験も重視され、多くの企業はリアルならではの情報や体験を提供することが求められています。

また、リアル店舗のプロモーションにおいて、サイネージを導入したものの本当にお客様が視聴しているのか、製作した販促ツールの効果はあるのか、どのようなお客様が来店されているのか、など様々な課題があります。
「リアルDATAサイネージ®」は、来店客の購買行動をデジタルで可視化することで課題を解決し、これまで店頭POPといったリアルでの販促支援を行ってきたノウハウを生かして開発された、より効果的な店頭プロモーションを実現する店舗DXサービスです。



3つのサービスとその活用方法は?

「リアルDATAサイネージ®」は、映像コンテンツ制作からサイネージのPOP化まで対応する「店頭サイネージサービス」と、来店者の行動把握・インフラ整備支援を行う「データ取得・分析」「設置・回収・メンテナンス」の3つをワンストップで迅速に行うことで、さまざま形でDX化を促進します。

「1:店頭サイネージサービス」では、豊富なサイネージラインアップとネットワークを利用した映像配信や管理もできるので、ニーズに合わせた提案ができます。
「2:データ取得・分析」は、店頭に設置したサイネージに搭載したAIカメラを用い、属性や店内での行動といった購買行動のデータを可視化します。
店舗や売り場ごとの視聴率や立寄り率など数値化、グラフ化された分析が可能となります。
「3:設置・回収・メンテナンス」ではデジタル機器に専門的に対応できるラウンダーを組織化し、事務局管理のもと、ハイクオリティな運用を実現します。

「リアルDATAサイネージ®」は、売り場に適した仕様のサイネージ・POP型サイネージにより、店頭での訴求効果を高めることや映像コンテンツや店頭クリエイティブの内容決定における客観的な指標として活用できます。販売に寄与する店頭の改善につながるKPIを設定することで、店頭における効果的なプロモーション設計が可能となります。
また、ネットワークでのコンテンツ管理が可能なため店頭での作業が不要となり現場の負荷を軽減できます。



リアルDATAサイネージ®の活用事例紹介

全国の家電量販店様において、サイネージを利用した店頭販促什器にAIカメラを設置しました。コンバージョンが高い店舗や法人の店頭環境の定量調査と分析を行い、店頭コンサルの提案やWEBとリアルの連動施策につなげることができました。
また、ショッピングモールやスーパーなどの流通の店舗様では、プロモーション用のサイネージを視聴している来客者の属性や視聴率、立寄り率などをAIカメラで収集し、その分析結果からサイネージの設置場所やコンテンツ内容などの施策改善の提案を行い、集客向上につなげることができました。
リアルDATAサイネージは、店舗の持つ課題に対してデータを取得するだけではなく、分析と改善策の提案までPDCAを回しながら売り場の改善と販売拡大につながる活動を支援いたします。



2022.12.21

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