こんな課題をお持ちの商品開発・マーケティング・購買・調達部門の方へ
環境配慮してパッケージを紙製容器に変更したい
環境への取り組みをアピールしたい
充填設備の更新を機に容器の紙化を進めたい
資材置き場の省スペース化、輸送の効率化を図りたい
パッケージの印刷デザインで商品特長をアピールしたい
液体、固体、顆粒の内容物を紙製容器に入れて販売したい
液体の長期常温保存が可能な紙容器を探している
飲料などの容器をびん・缶から紙容器に切り替えたい
液体などの長期常温保存が可能な紙容器 EP-PAKとは
びん・缶・プラスチック容器の代替として使える(※)、液体などの内容物の長期常温保存を可能にした
口栓付き紙製容器(紙パック)です。
充填設備とセットでご提供できるので、紙製容器を使用して新たに商品化をご検討の企業様にも対応可能です。
近年の環境問題により高まる消費者の環境配慮意識に訴求する商品開発に貢献します。
飲料、食品、非食品まで幅広い用途で採用いただいており、液体、固体、顆粒の内容物に対応した紙製容器です。
※内容物によりますのでご相談ください。
液体などの内容物の常温保存にEP-PAKが良い理由
EP-PAKは紙容器ではあるものの透明バリアフィルム「GL BARRIER」が使用されていることで
液体などの内容物を長期常温保存するのに最適な紙容器となっています。
「GL BARRIER」を使用することで容器にバリア性を付与し、
内容物の劣化要因である酸素や水蒸気から内容物を守ります。
「GL BARRIER」とはTOPPAN独自の透明蒸着加工技術とコーティング技術を活用した、
世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムです。アルミの代替にも用いられ、優れた環境適性を有します。
ご採用事例
EP-PAKのご採用事例を紹介します。
- 株式会社J-オイルミルズ様
紙パック容器採用による環境適性に優れた油脂容器 - J-オイルミルズ様は優先して取り組む重要課題の一つに「環境負荷の抑制」を定め、プラスチック廃棄物やごみの量(容積)の削減、CO₂排出量の削減に取り組んでおられます。その中でこれまでプラスチック容器に入っていた油脂商品のパッケージにEP-PAKを採用いただきました。酸素バリア性と遮光性に優れた素材を容器に使用することで、一部商品は同容量帯プラスチック容器と比較して賞味期間の延長と、従来のペットボトル容器と比較してプラスチック使用量を削減することに成功。製造から廃棄に至るまでに排出される二酸化炭素も、同じく従来のペットボトル容器と比較して26%以上(*1)抑えることができました。 *1 J-オイルミルズ様計算
- 若潮酒造株式会社様
環境配慮型の焼酎パックを導入、紙パックとしてリサイクルが可能に - 若潮酒造様は地域活性化、地元生産者さんとの連携やSDGsを意識した商品開発に積極的に取り組まれています。若潮酒造様の主力3商品の焼酎パックにおいて、EP-PAK・GLを採用いただきました。採用いただいたEP-PAK・GLはGL FILMという高いバリア性を有したフィルムを活用することで、アルミ箔と同様の性能を維持しつつ、従来はリサイクルができていなかった焼酎パックが紙パックとしてリサイクル可能になりました。また、口栓に使われているプルレスキャップには改ざん防止機能がついており、販売時のシュリンク包装が不要となり、プラスチックの使用量削減にもつながります。
- 実績(酒類)
・清酒
・焼酎
・ワイン
・果実酒
・リキュール -
- 実績(飲料)
・コーヒー
・紅茶
・乳酸菌飲料
・果汁飲料
・ビネガー飲料
・食品その他 -
- 実績(調味料)
・醤油
・だし
・つゆ
・ソース
・食用油 -
- 実績(非食品系)
・理美容系
・農業系
・洗浄剤
・潤滑油
・その他 -
EP-PAKの特長
- 1
- バリアフィルムを使用しており長期常温保存が可能 バリア層に弊社の透明バリアフィルム「GL BARRIER」を使用することにより、アルミレスでの長期常温保存が可能です。
バリア層に弊社の透明バリアフィルム「GL BARRIER」を使用することにより、アルミレスでの長期常温保存が可能です。
- 2
- スリーブでの資材納入のため在庫保管の省スペース化が可能 スリーブでのご納品、保管となるため、ガラス瓶やプラスチックボトルと比較して充填前の資材保管スペースが大幅に削減できます。物流の効率化、物流費削減にもつながります。
スリーブでのご納品、保管となるため、ガラス瓶やプラスチックボトルと比較して充填前の資材保管スペースが大幅に削減できます。物流の効率化、物流費削減にもつながります。
- 3
- 環境に配慮した材料を使用することが可能 ご要望に応じて、森林認証紙、環境に優しいインキ、リサイクルフィルムを使用し、さらに付加価値をつけた環境配慮への対応が可能です。
ご要望に応じて、森林認証紙、環境に優しいインキ、リサイクルフィルムを使用し、さらに付加価値をつけた環境配慮への対応が可能です。
EP-PAKの容量別ラインアップ
さまざまな容量の紙製容器EP-PAKを取り揃えております。中身や用途に応じて選択いただけます。
詳しいラインアップはお問い合わせください。
EP-PAKに使用する紙の種類(材質構成)
-
アルミ箔タイプ バリア層にアルミ箔を使用。パックは成形性、バリア性に優れています。
-
セラミック蒸着PETタイプ PET層にセラミック分子を蒸着させてバリア層とし、バリア性はアルミ箔タイプに次いで優れています。※MR-PET(メカニカルリサイクルPET:PETボトル再生利用品)仕様のGL/PETへ変更可能です。
-
アルミ蒸着PETタイプ PET層にアルミの単分子層を蒸着させてバリア層とし、パックは成形性に優れています。
EP-PAK導入メリット
-
紙製容器で環境配慮
環境に優しい材料を使用した紙製容器です。プラスチックボトルから置き換えればプラスチック使用量の削減に。びん・缶の代替も可能です。(内容物によりますのでご相談ください)
-
常温長期保存ができる
材料用紙にバリア層を有し、また用紙端面が直接内容液に触れない構造となっているため長期保存が可能です。
-
充填を委託できる
専用の充填機が必要となり、弊社でのシステム開発、機械設置も可能ですが、内容液に応じて充填協力先のご紹介もすることができます。
-
容器デザインにこだわれる
側面のみではなく、ほぼ全面にオリジナルデザインの印刷が可能で、商品の存在感をアピールすることが可能です。
-
資材保管の省スペース化
容器資材はパック本体の紙スリーブと口栓キャップとなるため、プラスチックボトル・びん・缶などの成形品に比べ、資材保管の省スペース化が可能です。
-
分別・廃棄しやすい
消費者は使用後に折りたたんでの廃棄が可能です。内容液により透明バリアフィルム仕様のパックは飲料用紙容器としてリサイクルができます。
EP-PAK導入の流れ
貴社の状況に合わせた導入方法をご提案させていただきます。
まずは弊社営業担当、または下記「お問い合わせ」よりご相談ください。
-
STEP 1
現状ヒアリング
EP-PAKをご利用したい内容物や充填設備導入等についてお伺いします。
-
STEP 2
内容物評価
紙パックおよび口栓の対内容物適性に問題がないか評価を行ないます。
-
STEP 3
仕様確定・デザイン作成
ご評価に問題がなければ製造仕様の確定、デザイン作成を進めます。
-
STEP 4
入稿~本番製造
デザイン作成後、パックの印刷版製作のため入稿作業を行ないます。
-
STEP 5
資材納入~充填製造
紙パック(スリーブ)・口栓が仕上がり後、資材納入を行い、内容物の充填製造を行います。
よくあるご質問
EP-PAKをご検討中のお客さまからお寄せいただくご質問です。
-
最低ロット数を教えてください。
容量サイズにより数千枚から、ご希望のロットに応じてお見積りとなります。
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容器だけでなく充填も依頼できますか。
内容物により可能です。ご対応可否、条件等は都度ご相談となります。
-
オリジナルな絵柄の印刷はできますか。
可能です。
-
どのくらい資材置き場の省スペース化や輸送の効率化になりますか。
同じ容量、本数のガラス瓶と比較して、約1/50の省スペース化に貢献します。(弊社調べ)
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森林認証紙は使えますか。
可能です。
-
リサイクル識別マークは何ですか。
紙製容器包装の識別マーク、仕様により紙パック(リサイクル)マークを付けることができます。
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バリア性はありますか。
バリアフィルムやアルミを使用することにより長期常温保存が可能な酸素バリア性を有しています。
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パッケージのデザインの提案もお願いできますか。
可能です。弊社の企画デザイン部門にてご提案いたします。(有償です)
-
使用できない内容物はありますか。
事前に対内容物の試験・評価を行ないますのでご相談ください。
-
生産設備の手配はどうすればよいですか。
弊社の設備システム開発部門でご提案いたします。